山里では氷点下の朝。やはり平野部より気温が低い。
職場の周りの田んぼも霜で真っ白になっていた。
被災地の雪は止んだようだが冷たい雨だったようだ。
昨日は3百人を超えていた安否不明者がかなり減っていたけれど
それだけ亡くなられた方が増えたと云うことなのだ。
「どんな形でもいい、見つかって欲しい」と高齢の女性が訴えていた。
報道を見るたびに心が痛む。被災地はまるで地獄のようである。
SNSでは「負けません、頑張ります」と若者の声。
今は希望など無いかもしれないけれど立ち向かって行く勇気はある。
そんな被災者に寄り添う気持ちを忘れてはいけないと思う。

仕事始めの日から5日ぶりの仕事だった。
いったい何から手を付けたら良いのかパニックになりそうな忙しさ。
お弁当を食べる時間はあったがお昼休みは取れなかった。
あらあらという間に時計は3時になっている。
残り仕事を机の上に置いたままタイムカードを押した。
晩ご飯は何にしよう。直ぐには思い浮かばない。
サニーマートへ行ってから考えることにした。
そう云えば冷蔵庫の野菜室に大根が半分残っていたっけ。
鰤大根にしようと鮮魚売り場へ行ったが残念ながら鰤が無かった。
じゃあ豚バラ大根にしようと精肉売り場へ行って豚バラ肉を買う。
厚切りの豚バラ肉があまりにも高かったので薄切りにした。
後は半額の鯵の干物。これも半額の有頭海老。マカロニサラダ。
海老は塩茹でにしたらあやちゃんが喜んで食べてくれた。
それから昨夜のカレーも残っていて皆で少しずつ食べる。
あやちゃんのテンションが高くて終始笑顔を絶やさない。
情緒が安定しているのだろう。それは何よりのことだった。
めいちゃんは気を遣っているようで学校の話を一切しなかった。
子供心に我慢をしているように感じてそれも可哀想に思う。
久しぶりに先生や友達に会えてどんなにか嬉しかったことだろう。
それでもまあるく収まっている。波風を立てないようにと
家族皆がそれぞれを思い遣っているのだと思った。
明日のことを考えるとこころが「あした」になるのだそうだ。
これは誰の言葉でもない私の言葉である。
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