放射冷却だったのか今朝は冷え込んだが
日中は暖かくなりまるで春かと思うほどだった。
職場の近くに小さな梅園があり白と紅が競うように咲いている。
勝ち負けはともかくとしてなんとも長閑な景色なのだろう。
足さえ悪くなければゆっくりと散策してみたいものだと思う。
出来ないことが日に日に増えていくが確かな春に違いなかった。
義父がそろそろ田起こしをしなければいけなくなり
工場の忙しさと重なり四苦八苦しているのが分かる。
あちらを立てればこちらが立たないのだ。
身体はひとつきりしかも80歳の高齢である。
いくらタフな義父でも倒れてしまうのではないかと気遣う。
どうか順調にと願いつつはらはらしながら見守っているのだった。
今日はお米を貰って帰る。30キロの玄米を車に積み込んでくれた。
問題は夫である。前回の精米の時にすっかり弱音を吐いていたから
果たして精米が出来るかどうか心配でならなかった。
でもいざとなるとなんとかなるもので上白米にして帰ってくる。
「まだまだいけそうなぞ」と今日は得意顔であった。
お米を買わなくても良いのは本当に助かっている。
だからと云うわけではないが義父の米作りを応援したいのだ。

毎日仕事を終えてからのサニーマート。
今日は生食用の蛸が半額だったので2パック買う。
酢の物ではなくお刺身にしてみようと思ったのだ。
後は炒めるだけの「イカの葱塩」これは夫用である。
蛸をがんがん先に食べてしまったら娘達の分が少なくなってしまう。
食費は嵩むがよくよく考えて買わないと大変なことになるのだった。
精肉売り場で格安のセセリを3パック。これは焼き鳥用である。
ついこの前も食べたような気がしたがセセリの安さに負けてしまった。
娘が塩コショウ味と醤油だれの二種類を焼く。
野菜はこれも安い胡瓜を。3本で130円だった。
カニカマと茹で卵でサラダにする。茹で卵が決めてである。
ご飯が少ないかもしれないと思い即席のナポリタンも買った。
これはパスタを茹でる手間が要らずソーセージと玉葱で炒めるだけだ。
夕食の支度が出来たら二階からあやちゃんが下りて来て
「蛸だ、やったあ」と喜んでくれてとても嬉しかった。
いつも酢の物を作った時に蛸ばかり選んで食べているのを知っている。
お刺身は初めてだったが蛸好きにはたまらなかったことだろう。
でも食後の食卓を見てがっくり。お刺身が沢山残っていた。
娘が苦笑いしながら「酢の物の方が良かったみたいなね」と言った。
私はそうして学んでいる。なんとしても完食を目指したい。
毎日メニューを考えるのはけっこう大変なことだが
家族の美味しい顔が私の幸せなのだと思っている。
仕事を終えてから「しらすうなぎ漁」に行っている娘婿が帰って来たようだ。
どうか蛸を残さず食べて下さい。お願いしますと祈っている夜である。
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