ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2024年02月29日(木) 高過ぎるハードル

雨の一日。今は小雨になっているが日中はまとまった雨となる。

冬の間はだか木だった桜の枝に小さな蕾らしきものが見えていた。

心配していたけれどその時期が来ればきっと咲くことだろう。

明日からはもう弥生三月である。本格的な春の訪れを感じずにいられない。



漢方薬が効き始めたのか今朝は少し声が出るようになっていた。

会話が出来るだけでも随分と楽に感じる。

もう少しの辛抱かもしれないがやはり病院に行った方が良いだろう。

神経質な者だから喉にポリープでも出来ているのではと不安になった。

悪い方へ考え始めたらきりがない。いい加減にしなくては。



月末の仕事が忙しくあたふた。肝心の運転資金がぎりぎりだった。

約束していた大口の回収があったが午前中は音沙汰がない。

仕方なく定期担保で資金を作り取引先の支払いを済ませたが

普通預金の残高が7700円。こんな会社があるだろうか。

自転車操業にも程があると云うものだ。

しかしそんな苦しさが面白い。土壇場に立たされてこそ私は燃える。


整形外科のリハビリの日だったので2時に退社し病院へ向かう。

信号待ちをしていたら義父から着信があり

大口のお客さんが支払いに来てくれたそうだ。

思わず「やったあ」と声が出る。これでしばらくは安泰である。


リハビリは今日も順調。ついに痛み止めの薬も止めることになった。

あまりの成果に医師も驚きながら大いに喜んでくれる。

ずっと親身になって寄り添ってくれた医師には感謝しかない。

完治する見込みはないのだとしても痛みが和らいだことが嬉しいのだ。

まだ杖は手放せないでいるが杖なしでも少し歩けるようになった。




サニーマートで買物をして4時に帰宅。

今日はお昼休みが無かったので短歌どころではなかった。

夕飯の支度までには一時間あり自室のパソコンに向かう。


深呼吸をしながら考える。昨夜思ったように自由に詠みたい。

もう自分で「お題」を出すのは止めようと思った。

そうしたらなんだか解放感に満たされとても新鮮な気持ちになった。

すらすらすらと三首書く。上出来ではなかったがまあまあかなと思う。

特に「遺影ではいつも笑顔でいるけれどこんな雨の日喧嘩をしたね」

これは母を想って詠んだ歌で仕事をしながら喧嘩ばかりしていたこと。

それは今となれば懐かしさとしか云いようがないことであった。

もう喧嘩をしたくても母はいない。遺影はずっと笑顔のままなのだ。


昨夜も寝る前に思ったことだが私のハードルは高過ぎたのだと思う。

必ず跳ばなくてはいけないと躍起になっていた。

勇気もなければ自信もないのにどうして跳ぶことが出来ようか。


中学の時の運動会を思い出していた。

クラブ対抗リレーがあって陸上部はハードルを跳ばなくてはいけない。

私はハードルが苦手だった。どんなに練習しても跳べないのだ。


陸上部は当然のようにトップを走っていたが

私の番になり最下位に落ちてしまった。

ハードルを跳べない私はなんと潜り抜けてしまったのだった。

ブーイングの嵐にも負けはしない。もちろん泣きもしなかった。


あの時と同じなのだなと思う。私は未だにハードルを跳べない。


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