晴れたり曇ったり。最高気温が10℃に満たず冬の寒さとなった。
ご近所に早咲きの桜が咲いているのだけれど名を知らず
日本には現在6百種類もの桜の品種があるのだそうだ。
ソメイヨシノは分かるが他の桜はとても見分けがつかない。
薄桃色のとても可愛らしい桜なのだが残念ながら写真が撮れなかった。
それはご近所の畑の中に在り無断で入り込むわけにはいかず。
しかも杖を付きながらでは足元が覚束ないのだった。
遠くから眺めている。どんなに寒くてもそこだけ春のようである。

午前7時半に家を出て病院へ向かった。
院長先生の診察を受けるにはそれだけ早く行かなければならない。
予約制ではないので早い者勝ちなのだ。
受付は9番目でほぼ一時間待ちだろうか。診察は8時半から始まった。
看護師さんに声が出難いことを伝えると隔離部屋へと通される。
熱は無くてもやはり感染症を疑っているのだろう。
けれども追い返されなくて済んだので少しほっとした。
診察も発熱外来でとなり院長先生が診察室まで出向いてくれる。
胸や背中を聴診器で丹念に調べてくれたが異常はなかった。
酸素濃度も正常で悪い病気ではなさそうである。
声帯が炎症を起こしたのはやはり激しく咳き込んだかららしい。
どうして咳き込むのかとなると喫煙以外に原因は考えられないと言う。
私もそれは痛感していたが医師から告げられると信憑性が増す。
とにかく二日で良いから禁煙をしてみるようにと言われた。
そうしたら必ず声が出るようになるのだそうだ。
咳を鎮める漢方薬と声帯の炎症を治療する薬。胸に貼るシール。
そのシールは喘息の治療薬なのだそうだ。
医師には禁煙を誓い病院を後にしたが憂鬱でならない。
まるで悪魔と闘うことになった天使の気持ちである。
昨年の禁煙失敗の記憶があまりにも鮮やかでその辛さが蘇った。
また大きなストレスが待っている。それを乗り越えられるだろうか。
昨年のように「子豚シリーズ」を書き紛らすわけにはいかないと思う。
私はずるいのだ。姑息な考えが頭に浮かび今もそれが消えずにいる。
禁煙をせずに声が出るようにならないものかと考えているのだ。
それがどれほど甘い考えなのかと思うとどんどん追い詰められていく。
いったいこれは何の罰だろう。「自業自得」とはこのことである。
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