ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2025年06月21日(土) こじゃんと出来なくても

二十四節気の「夏至」一年で最も日が長い日である。

正にその通りで午後7時を過ぎてもまだ外は随分と明るい。

日中は曇り日であったが午後は少し薄日が射していた。

気温は30℃程で不快な程の蒸し暑さとなる。

少し動いただけで汗が噴き出す。エアコン無しではとても過ごせない。


朝のうち1時間程朝寝をしてからカーブスへ行っていたが

エアコンに扇風機も回っているのに汗が止まらない。

周りを見渡すと私が一番汗をかいているようだった。

おそらく太っているからだろうと思われる。

筋トレもきつく今日も心拍数が異常に高くなっていた。

無理をすれば倒れてしまいそうで早目に帰路に就く。

あと20年は続けたいカーブスであったが

やる気はあっても体力が持ちそうになかった。



お昼にはてんこ盛りのざるそばを平らげ李(すもも)を食べた。

先日から食べたくてならず今日こそはと買い求めていた。

昨年までは従兄弟がたくさん持って来てくれていたのだが

山の管理を息子さんに譲ったそうで勝手が出来なくなったらしい。

残念ではあるが従兄弟も心苦しいことだろう。

地場産売り場で買った李は一袋170円とそう高くはなかった。

甘く美味しくてとても懐かしい味だった。


エアコンの効いた茶の間で3時間程お昼寝をする。

涼しくてなんとも心地よい眠りであった。

見知らぬ国であるが天国のように思える。

母はきっと快適に暮らしていることだろう。


その後は自室で過ごしていたがエアコンを我慢していたので

暑さに参り早々と茶の間に逃げ込むのが良い。

テレビでは「大食いバトル」をやっていて豊ノ島が出ていた。

何と凄い食欲だろう。見ているとこちらまでお腹が空いて来る。

私も好きな物をこじゃんと(とことん)食べたくてならない。



午後7時40分、やっと日が暮れ始めた。

少し靄がかかっていたがもう薄れているようだ。

曇っているので一番星は見えそうにないが

星のない空など在りはしないのだと思う。

雲に覆われ眠っているとしか思えない。

母も晩酌のビールを飲んでいることだろう。

後は雲の布団にくるまってぐっすりと眠るだけである。



怠惰に過ごした一日であったが不思議と心は満たされている。

私にはこれ以上もこれ以下もないのだと思う。


※以下今朝の詩


     鼓動

   とくとくとく
   満ちてきたようだ

   ひとくち飲めば
   溢れずに済むだろう

   空が白み始めた
   川向の山の稜線が
   駱駝のように見える

   季節外れの虫の声
   ちりりちりりちりり
   鳴いてこその命である

   いつまでも此処には居られない
   私の在処など何と些細なことか

   胸など張れやしない
   それなのにどうして
   生きようとするのか

   このままでは溢れてしまう







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