晴れたり曇ったり。雨は降らないまま夕暮れ時となった。
気温は今日も30℃に留まり猛暑は和らいでいたが
北九州等では36℃を超える猛暑日だったようだ。
娘が育てているオクラがふたつみっつと実を付け始めている。
夏野菜だけあって暑さに強いのだろう。何とも逞しい。
堆肥や消毒は一切せずに小さなプランターで育っている。
その生命力には驚かされ感動さえ覚えるのだった。
職場は同僚が通院のため臨時休業となっていた。
おかげで心置きなく休むことが出来る。
カーブスへ行けば久しぶりに友人に会い嬉しい。
ゆっくりと話すことは出来なかったが笑顔で通い合う。
カーブスの壁に「糖分注意」のポスターが貼ってあり
「冷やし中華」は角砂糖25個分の糖分があるのだそうだ。
お昼に食べようと思っていたので何だか出足を挫かれたような気分になる。
けれども我慢はもう御免である。食べたい物を食べようと思う。
カーブスで心地よく汗を流しサニーマートで買い物をする。
冷やし中華も売っていたが夫が「ローソンのやつがえい」と
朝から云っていたので買わずにローソンへ走る。
しかし余程人気があるのだろう一個しかなく残念であった。
仕方なく私は「ペペロンチーノ」にしたがこれも大好物である。
好きな物を食べて満腹になると何と幸せなことだろうか。
午後は例の如くでお昼寝をし4時前までひたすら眠る。
自室で目覚めの一服をしながら親友のNちゃんに電話してみた。
大腸がんの手術は無事に終わり経過も順調とのことでほっとする。
今日はNちゃんの69歳の誕生日なので地元で飲み会とのこと。
同級生達が12名ほど集まり「プチ同窓会」のようだった。
懐かしい面々の顔が目に浮かぶが私にはもう縁のないことだと思う。
この先いくら声を掛けてもらっても出席するつもりはない。
困ったことにNちゃん以外の誰とも会いたくなかったのだ。
確かにあった「青春時代」がそうして遠のいて行くのだろう。
夕方近所に住む従姉妹が訪ねて来てそれも久しぶりのこと。
海苔養殖の仲間だったがもう漁場で会うこともなくなっていた。
難病を抱えておりその申請書類に目を通して欲しいとのこと。
もう84歳となり色んなことが困難になっているようだった。
息子さんは若くして亡くなっており私に頼ってくれたのが嬉しい。
「また何でも云うてや」と云うと笑顔で頷き帰って行った。
夕食は娘が「鶏の唐揚げ」を揚げてくれとても美味しかった。
しかし今夜は小学校で「夏祭り」があるそうで
娘達はあやちゃんを残して出掛けて行った。
せっかくの美味しい唐揚げがテーブルの上で冷め切っている。
あやちゃんは空腹を訴えることもなく部屋に閉じ籠っていた。
声を掛けたくてならないがそれが余計なことになるのが哀しい。
今日は朝から一度も顔を見ていなかったがもうそれが当たり前になった。
老婆心は疼くばかりだがそっとして置くのが一番なのだろう。
明日は弟の誕生日なので今朝は弟の詩を書いた。
元気にしているだろうか。明日は電話をしてみようと思っている。
以下今朝の詩
スイカ
弟はスイカが大好きで 半分に切ったそれを がぶがぶと食べるのだった
そうしてその緑の皮を 帽子のように頭に被り おどけて見せるのである
ある夜にはおねしょをし お布団を紅く染めたりした スイカを食べ過ぎると 紅いおしっこが出るらしい
やがて弟は畑に転がる スイカになるかもしれない 姉としてそれは心配でならず どうしようどうしようと 夜も眠れなくなってしまう
弟がスイカになっても 私は食べないと決めた
種がいっぱいあって 弟がまた生まれ変わる気がした
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