ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2025年09月12日(金) 生きていました

昨日は雨、今日は曇りの予報だったが思いがけず晴れて真夏日となる。

猛暑が和らいだだけでも秋が近づいているのだろう。


昨日は出勤前に何となく怠さを感じ熱を測ったところ

38℃もありそのまま病院へ向かった。

いつもの内科だが発熱外来に回されインフルとコロナの検査をする。

車中で待機していたらどちらも陰性だと連絡があった。

先日からの鼻水はやはり風邪だったのだろう。

咳も酷かったが喫煙のこともあり医師に相談出来ない。

主治医なら事情を把握してくれているのだが残念であった。

血圧のこともあり主治医に診てもらいたかったがそれも叶わず

若い医師は電子カルテを見ながら血圧の薬を増量してくれた。

高ければ増量である。それは主治医でも同じことだったろう。


義父に連絡をして仕事は休ませてもらったが

例の如くで段取りが狂ったと機嫌が悪かった。

もしコロナだったらパニックになっていただろう。


昼食も食べられずそのまま薬を飲み夕方まで寝ていたが

一度下がっていた熱がぶり返し夕食も食べられなかった。

入浴も出来ない。もちろんこの日記も書くことが出来なかったのだ。

身体の辛さよりもそれが一番に辛い事であった。

毎日読んでくれている人達にどれほど心配をかけるだろうか。

「ついに死んだか」とは思わなくても何かあったのかと思ったに違いない。


今朝は平熱になっており仕事に行っていたが

思った通りの忙しさでお昼休憩も出来なかった。

義父は散々私を振り回しておいてさっさと畔の草刈りに行く。

それが3時になっても帰らないので鬼の居ぬ間にと逃げ帰って来た。

明日も仕事のつもりでいたがもう限界に思える。


帰宅するなり今度は眩暈に襲われる。

最悪の気分になり頓服薬を服用し5時過ぎまで寝ていた。

娘が気遣ってくれ寝ているように言ってくれたが

もう大丈夫と肩を並べて夕食の支度をする。


薬が効いたのだろう眩暈は治まっており夕食も食べられた。

しかしあんなに大好きだったらっきょうを食べたくないのだった。

まだ本調子ではないのだろう。ロールキャベツを一個だけ食べる。


お風呂の何と気持ち良かったことか。生き返ったように思う。

風邪も洗い流したようにさっぱりとし今こうして日記を書いている。

何だかもう思い残すことはないような気分であった。


猛暑続きだった夏の疲れだろう。

季節の変わり目でもあり体調管理には気をつけていたつもりだが

身体は正直なのだろうと思った出来事であった。

無理をし過ぎないのが一番であるがその無理の限界が分からない。

独楽鼠のようにぐるぐると同じ処を回っているような日々であった。


※以下昨日の朝の詩


     雷雨

 ぐるぐると定まらないので
 じっとしていることにした

 窓の外は雷雨である
 そう近くはなさそうだ
 地響きのような音がして
 激しい雨音が聴こえている

 書けない時は書けないと
 記せば良いのだそうだ
 どうせ詩人でも在りはしない
 古希を迎えた老人の戯言である

 苦労話はもうよそう
 誰も聞きたがりはしない
 思い出したいのは私だけである
 何と見苦しいことだろうか

 雷がだんだんと遠ざかっていく
 私はいったい何を記したのだろう

 雨になりたかっただけかもしれない








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