ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2025年09月16日(火) びっくり箱

晴れたり曇ったり。山里ではほんの少しだけにわか雨が降った。

そのせいか何と蒸し暑かったことだろう。

気温は33℃だったが江川崎では今日も36℃近くあったそうだ。


秋らしさと云えば「黄花コスモス」で今が見頃である。

朝の道でもあちらこちらに群れ咲いており心が和む。

お遍路さんがふたり、もう「秋遍路」と云っても良いだろう。

真夏の間は少なかったお遍路さんも少しずつ増え始めている。

しかしまだ熱中症の危険があり命がけの旅にも思えるのだった。



今朝は目覚めるなり耳がよく聴こえない。

鼻風邪の後遺症で耳に何らかの炎症が起こっているようだった。

「突発性難聴」やもしれず耳鼻科を受診したかったが

三連休明けでどうして仕事を休むことが出来ようか。

幸い風邪の症状は治まっているので数日様子を見ることにした。

早ければ明日にでもと思うが仕事はどうなることだろう。

半日でも休めばまた義父が慌てふためくに違いない。


仕事は車検が入庫しており順調に整備は完了したが

義父に来客があり車検どころではなくなってしまう。

同じ米農家仲間さんで「百姓談義」のそれは長いこと。

義父も話し相手が欲しかったのだろう延々と話し続けていた。

昼食も摂らずに3時前まで。これは駄目だなと諦めて退社するしかない。

明日も車検の予約が入っており義父次第であった。

何としても助けて貰わなければにっちもさっちも行かなくなる。


4時過ぎに帰宅。夫と一緒に大相撲を観ていたが

いつの間にか寝てしまい「おい5時だぞ」と起こされる。

三連休の間、目が腐るほど寝たのにいったいどうしたことだろう。


5時になれば娘が率先して夕食の支度をしてくれ大助かりである。

今日は半額品のオンパレードで娘も驚いていた。

夫は戦利品のベビーホタテで早速ビールを飲み始める。

いつもはハイボールも飲むのだがまだ飲みたくないそうで

本調子ではない様子に少し心配になった。

風邪は万病の素である。夫だけではなく私も用心しなければならない。

難聴が長引けばと思うと少し不安になった。


夜明け前の詩は相変わらずで「昭和シリーズ」が書けなくなっている。

おそらくもう限界だと思うのだがある日突然もあるだろう。

書こうと思って書いていないのでまるで「びっくり箱」であった。

今朝も何も考えずに書き始めてしまったら「ゆでたまご」になったのである。

「なんじゃこりゃ」と書いた本人もびっくり仰天であった。


詩作は面白い。愉しくてならない。

古希のおばさんは詩を書きながらいつも生き生きとしているようだ。


※以下今朝の詩


   ゆでたまご

 こつんと音をさせて
 それは剥がれていく

 つるつるとした膜があり
 ぬるりと絡みつくのだが
 そのような執着を
 一気に剥がさねばならない

 私はもう茹でられてしまった
 あの熱さは言葉には出来ない

 苦しくても叫べない
 痛くても泣けはしない

 運命だとしたらいったい
 誰が決めたのだろうか

 いのちがまあるく固まる
 すべすべとした手触りに
 満たされてしまえば
 もう何も怖いものなどない






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