曇りのち晴れ。午後から雷雨の予報だったが上日和となる。
ここ数日より気温が高くなり今日は猛暑日となった。
全国的にも厳しい残暑だったようだ。
週間予報を見ていると彼岸の中日頃から朝の気温が下がりそうである。
20℃を切ると一気に肌寒くなることだろう。
彼岸花も咲き始める頃。やっと秋らしくなるのに違いない。
耳の調子は変わらず特に機械音が聴き取り難い。
例えばガスコンロを点火する時のカチカチと云う音。
換気扇の音も聴こえず電子レンジの音も聴こえないのだった。
ネットで調べてみると日が経てば自然に治ると書いてあったが
このまま耳の遠いおばあさんになってしまうかもしれず不安でならない。
一日でも早い方が良いだろうと思い耳鼻科のある病院に電話してみたら
医師が非常勤のため来週まで診察が出来ないのだそうだ。
市内に個人病院もあるのだが水曜の午後は休診だと云う。
仕方なく今日は諦め来週まで様子を見ることにした。
治っていればそれに越したことはなく我慢するしかないだろう。
以前に声が出なくなった時に親身になってくれた医師に頼りたい。
仕事は昨日とは打って変わって順調に捗る。
義父が待機してくれており車検が二台完了したのだった。
大型車の一般修理も入庫しており義父が部品の手配をしてくれる。
何と心強いことだろうか。目の前が一気に明るくなった。
既に来月の車検予約も入り始めておりしばらくは忙しくなりそうである。
仕事さえあれば入金があるはずだがそうは問屋が卸さない。
即金で支払ってくれるお客さんもいればなしのつぶてのお客さんもいる。
「ある時払いの催促なし」がまかり通るのであった。
ひたすら耐えるしかないがそそろ大口の支払いが迫っており
「細腕繁盛記」にも限界の影がチラつき始めている。
言葉は悪いが「なにくそ」と思う。ここで負けるわけにはいかない。
とにかく毎日自転車を漕ぎ続けていかなければならないのだった。
2時半に退社。サニーマートまで帰り着くとお財布が見当たらない。
確かにバックに入れたはずだが忽然と消えているのである。
事務所に置き忘れたかもしれず義父に電話したが見つからなかった。
焦りまくっていたがはっと思い出したのは帰り道の自販機である。
あまりの暑さに「いろはす」を買ったのだった。
お財布は助手席の足元に転げ落ちていたのである。
「さあ半額、半額」と勇ましく店内に突入したのは云うまでもない。
今日は蛸とサーモンのお刺身をゲットし嬉しくてならなかった。
5時になれば娘様さまで今夜も率先して作ってくれる。
夫は蛸の刺身でビールとハイボールも復活しもうほぼ完璧である。
しかし「大の里」が負けてしまいしょんぼりと肩を落とす。
「あーあ」と嘆いて茶の間に引き籠ってしまった。
さあお風呂と浴室へ行けばお湯が溜まっていないのである。
シャワーで済まそうかと思ったが給湯しながら入ることにした。
5分もすれば溜まるので少しずつの掛け湯である。
洗髪は苦手で今日も足を踏ん張ることが出来ない。
やっとの思いで髪を洗えばそれなりにさっぱりと気持ちが良かった。
今朝の詩も昨日と同じで書いてしまうまで意味不明である。
いったい何を書こうとしているのか全く分からないのだった。
だからと云って途中で投げ出すことなどどうして出来ようか。
自分を信じるしかなくきっと辿り着くと思うしかない。
書き終えてから題を付ける。「身分」と云う詩になった。
私のような日陰の身にも相応しい花がきっとあるのに違いない。
※以下今朝の詩
身分
きらびやかな衣を纏い それは静々とやって来る
何と気高いことだろう 畏れ多いことこの上なく 私はかしづかねばならない
一輪の花をそっと手向けた 野で見つけた秋の花である 清楚であることはうつくしく 相応しく思えたからであった
花影に寄り添えば花と咲く 花びらとなればそれは儚い 一生のことだと思うからこそ 精を尽くさねばならないのだ
貶められ蔑まれても 同じ「いのち」なのに違いない
私にも相応しい花がきっとある
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