曇りのち晴れ。気温は真夏日となり蒸し暑さを感じる。
週間天気予報を見ているとまだまだ暑さが続くようだった。
おそらくその後一気に寒さがやって来るのだろう。
気掛かりな台風23号はやはり八丈島直撃となりそうである。
今日は「パニック状態」と報道があり避けられない恐怖を感じた。
断水はまだ回復しておらず停電も続いているとのこと。
その上にまたもやの台風となれば何とも気の毒でならない。
決して他人事ではない。明日は我が身だと思うばかりである。

平穏を有難く受け止めのんびりと元気に過ごす。
何処かに出掛けたくなり夫に申し出たが即却下であった。
せめてお昼は外食をと願ったがそれも却下となった。
余程外出が億劫なのだろう。どうして無理強いが出来ようか。
朝のうちに買い物に行きお好み焼きの材料を買って来る。
巨大なお好み焼きを焼きはふはふと食べた。
夫はビールを飲み上機嫌である。
お腹がはち切れそうに満腹となり午後はひたすら寝て過ごす。
夫が高知が舞台のドラマを録画してくれていたのだが
30分も見ないうちに眠り込んでしまっていた。
目覚めれば3時を過ぎておりもうどうしようもない。
その後は一時間程自室で過ごしたが相変わらずの煙草であった。
立て続けに5本も吸っていまい我ながらうんざりである。
寝ている間は休煙が出来ていても元も子もない有り様であった。
自分が情けなくてならないが「これは病気だ」と思うしかない。
夕飯は「豚汁」だったがまだ少し早過ぎたようだった。
室温が30℃もありエアコン無しでは暑くて食べられない。
ふと寒い冬が恋しく思う。「おでん」や「お鍋」の季節である。
夕方めいちゃんをチラッと見かけたがそれっきりであった。
夕食時にも姿を見せず娘がトレーに並べ二階へと運ぶ。
あやちゃんは声も聴こえず昨夜から姿を見せない。
娘が「ご飯よ」と声を掛けていたが返事も聴こえなかった。
何とも侘しいものだがこれが今の「我が家」である。
普通ではないのかもしれないが「普通」だと思いたい。
いったいこれ以上の何を望めば良いのか見当も着かなくなった。
この日記を書き終えると孫達に声を掛けて眠るのが日課だが
「おやすみい」と声が返って来るとほっと嬉しくてならない。
※以下今朝の詩
箱
ぐるぐるとしていて 何も書けそうにない
いったい私は何処に 居るのだろうと思う
なんだか小さな箱に 閉じ籠っているよう
箱には壁もあり 蓋もあるのだが 叩くことも 覗くこともなかった
そもそも書くと云う行為は ささやかな同意であり 己を認識することではないか
名の無い草であるならば いったい何と呼べばいいのか
もがけば傾く箱であった そうしてひっくり返れば 蓋が開くのかもしれない
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