ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2025年10月12日(日) 普通とは何だろう

曇りのち晴れ。気温は真夏日となり蒸し暑さを感じる。

週間天気予報を見ているとまだまだ暑さが続くようだった。

おそらくその後一気に寒さがやって来るのだろう。


気掛かりな台風23号はやはり八丈島直撃となりそうである。

今日は「パニック状態」と報道があり避けられない恐怖を感じた。

断水はまだ回復しておらず停電も続いているとのこと。

その上にまたもやの台風となれば何とも気の毒でならない。

決して他人事ではない。明日は我が身だと思うばかりである。



平穏を有難く受け止めのんびりと元気に過ごす。

何処かに出掛けたくなり夫に申し出たが即却下であった。

せめてお昼は外食をと願ったがそれも却下となった。

余程外出が億劫なのだろう。どうして無理強いが出来ようか。


朝のうちに買い物に行きお好み焼きの材料を買って来る。

巨大なお好み焼きを焼きはふはふと食べた。

夫はビールを飲み上機嫌である。

お腹がはち切れそうに満腹となり午後はひたすら寝て過ごす。

夫が高知が舞台のドラマを録画してくれていたのだが

30分も見ないうちに眠り込んでしまっていた。

目覚めれば3時を過ぎておりもうどうしようもない。


その後は一時間程自室で過ごしたが相変わらずの煙草であった。

立て続けに5本も吸っていまい我ながらうんざりである。

寝ている間は休煙が出来ていても元も子もない有り様であった。

自分が情けなくてならないが「これは病気だ」と思うしかない。


夕飯は「豚汁」だったがまだ少し早過ぎたようだった。

室温が30℃もありエアコン無しでは暑くて食べられない。

ふと寒い冬が恋しく思う。「おでん」や「お鍋」の季節である。


夕方めいちゃんをチラッと見かけたがそれっきりであった。

夕食時にも姿を見せず娘がトレーに並べ二階へと運ぶ。

あやちゃんは声も聴こえず昨夜から姿を見せない。

娘が「ご飯よ」と声を掛けていたが返事も聴こえなかった。


何とも侘しいものだがこれが今の「我が家」である。

普通ではないのかもしれないが「普通」だと思いたい。

いったいこれ以上の何を望めば良いのか見当も着かなくなった。


この日記を書き終えると孫達に声を掛けて眠るのが日課だが

「おやすみい」と声が返って来るとほっと嬉しくてならない。


※以下今朝の詩

  
     箱

 ぐるぐるとしていて
 何も書けそうにない

 いったい私は何処に
 居るのだろうと思う

 なんだか小さな箱に
 閉じ籠っているよう

 箱には壁もあり
 蓋もあるのだが
 叩くことも
 覗くこともなかった

 そもそも書くと云う行為は
 ささやかな同意であり
 己を認識することではないか

 名の無い草であるならば
 いったい何と呼べばいいのか

 もがけば傾く箱であった
 そうしてひっくり返れば
 蓋が開くのかもしれない


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