ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2025年10月13日(月) 心を動かす

秋晴れには違いなかったが真夏日となり厳しい残暑となった。

県内でも10月の観測史上で初の気温となった処もあるようだ。

異常気象にも思えるがやがてはこれが当たり前になるのだろう。

日本の四季から秋が消えてしまうのかもしれない。


気になっていた台風23号はやはり八丈島を襲ったが

今日はまったく報道がなく東京都なのにと思う。

これがもし都心だったら大騒ぎになっていたことだろう。

SNSで知ったのだが東京電力が復旧作業に力を尽くしているとのこと。

水道の様子は分からないが一刻も早い復旧を祈るばかりである。




月曜日なのにする仕事がない。何とも気が参る休日であった。

余程の貧乏性なのか仕事人間なのか連休はもううんざりに思う。

お天気が良いので何処かに出掛けたかったがまたもや夫に却下された。

娘夫婦が仕事だったので孫達を心配したのだろう。

めいちゃんは昨夜からまあちゃんの家に泊まりに行っていた。

いつ帰って来るやら分からず留守にする訳にはいかない。


昼食後はまた茶の間でごろごろと寝転ぶ。

録画してあった「ポツンと一軒家」を最後まで見た。

いつも思うのだが本当に突然に訪ねて行くのだろうか。

それにしては昼食の用意など準備万端に思える。


その後一時間程眠り込んでいた。もう寝るのにも飽きていたようだ。

自室に行けば室温が32℃もあり信じられないような暑さである。

扇風機で我慢していたが長くは居られずまた茶の間へ戻る。

「ミヤネ屋」を見ていたが興味がない万博の話題ばかりであった。


ふと閃いたのは休日には図書館で過ごすのはどうだろうと思う。

一日中は無理だが午後だけでも行けばきっと充実するのではないか。

何よりも図書館で過ごせば煙草を吸わなくても済む。

これは良い考えだと思った。しかし問題は実行力である。

思うだけで実行に移さないのが私の悪い癖であった。

とにかく時間を有意義に過ごさねばならない。

ごろごろと寝てばかりで死んでしまうのも情けないことである。

最終的には気の向くままであるが「変わる」努力も必要ではないだろうか。


夕食後はお風呂だったがアマゾンに注文してあった入浴剤が届いていた。

「日本の名湯シリーズ」で12種類もあり楽しみでならない。

今日は十和田湖の温泉だったがゆったりと湯船に浸かり何とも幸せである。

短い秋が終り寒い冬が来ればより一層幸せになることだろう。


楽しみは自分で見つける。きっと身近な処にあるのに違いない。

その為には心を動かさねばならない。心が息をするかのように。

その息が続く限り命を全う出来るのではないだろうか。


※以下今朝の詩


      丘

 なだらかな丘の途中である
 もう少しあと少しなのだろう

 芒の穂がしなやかに風に揺れ
 薄紫の野菊が陽射しを浴びる

 兎はくるくると紅い瞳で見ていた
 父も母も居ない独りぼっちである

 けれども少しも寂しくはない
 見上げればいつだって空があり
 その青さは鏡のように姿を映す

 だから泣いてはいけないと思う

 やがては息絶える日が来るが
 不安や怖れは風がさらって行く
 息をすればするほど命が輝くのだった

 もう少しあと少しである

 丘を越えれば何が待っているのだろう
 きっときっと満たされるのに違いない


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