ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2025年11月01日(土) 晴れたり曇ったり

雨上がりの爽やかな朝かと思いきや曇り空が続く。

午後からやっと陽射しがあり随分と暖かくなった。


庭の手入れをしたかったが動き出せず。

すっかり枯れた秋桜、オクラもまだそのままである。

近くの地場産市場へ行けば苗を売っているのだが

すぐそこだと云うのに出掛けるのが億劫でならない。

これからの時期にはビオラが良いだろう。

寒さに強く越冬する逞しく可憐な花であった。


カーブスは三週間ぶり。勢いはあったがこれも思うようには行かず

少し動いただけで心拍数が異常に高くなりしんどくてならない。

コーチにも心配を掛けてしまい早目に切り上げて帰って来た。

やはり毎週の継続が大切なのだろう。

この三週間まったく身体を動かしていなかった。


午後はお決まりのお昼寝で3時近くまで寝る。

夢か現か分からないような変な夢を見て寝起きの何と怠いこと。

それから自室に籠り煙草ばかり吸っていた。

SNSで新たなフォロワーさんが出来る。

詩人さんらしかったが名前は公表しておらず

「晴れたり曇ったり」と名乗っており興味深い。

詩も魅力的で「ああ好きだな」と思う。

書かれてある短い文章も随筆のようで巧みである。

今後繋がりがあるかどうか定かではないが

ささやかな出会いだと思い大切にしたいものだ。


11月になり今日は高校時代の友人の誕生日であったが

昨年から一切の連絡を絶っており今年も電話をしなかった。

懐かしさはもちろんあるが距離を置きたい気持ちが大きい。

彼女は私をそっとしておいてくれないのである。

干渉されたり過剰反応されるのがほとほと嫌になった。

そうして何よりも私を心配するのである。

心配されるほど私は弱々しく見えるのだろうか。


そうして友人は遠ざかる。親友と呼べる人もいなくなった。

そのほうがずっと気楽で自分らしく生きて行けるような気がする。


老いの坂道を上り続けていると孤独を感じる時もあるだろう。

やがては辿り着く死の不安。全てを失うような心細さ。

かと云って決して不幸ではない満ち足りた人生である。

私は独りぼっちではない。少しも寂しくはなかった。


※以下今朝の詩(昭和シリーズより)


   スカート

初めて貰ったお給料で
ブティックに行った
どれでも好きな服が買える

父から貰ったお小遣いではなく
自分のお金なのが嬉しくてならない

働いたのだなと思う
頑張ったのだなと思う

モスグリーンのスカートを買った
丈が長くお姫様みたいである
五月の風に吹かれながら
くるくると踊ってみたくなった

そうして誰かに会いたくなる
一番に見せたいひとがいた
それはきっと恋だったのだろう

そよ吹く風の行方を知らない
季節は初夏へと移り変わろうとして
陽射しをともない風も輝いている

会いたいひとには会えなかった

哀しいこともあるのだなと思った






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