雲間から小さな青空が見える。
気温は20℃程で過ごし易い一日だった。
今朝は洗濯物を干しに庭に出たら枯れた秋桜とオクラが消えていた。
娘がしてくれたのだろう。ずっと気になっていたからとてもほっとする。
苗を買って来れば娘が植えてくれるかもしれないが
「忙しい」と云われるのが怖くて今日も買いに行かなかった。
朝のうちに髪を切りに行く。2センチの憂鬱もきれいさっぱりとする。
前髪を今までよりも短くしたので我ながら可愛らしいなと思う。
実は先日あまりにも前髪が撥ねるので自分で切ってしまったのだ。
その後きれいに切り揃えなかったので酷くアンバランスになっていた。
美容師さんも「これは」と笑っていたが短さに合わせて切ってくれたのだ。
驚いたのは980円の会計を済ますとベルーナの商品券をくれる。
何と5千円分の買い物が出来るのだった。
2ヵ月前にも貰っていて夏服を2着買ったばかりである。
もしかしたら来る度に貰えるのだろうか。
次回になって見ないと分からないがとてもラッキーなことだった。
今回は冬服を買おうと思う。何とも楽しみである。
お昼前に同僚から電話があり直七を沢山収穫したとのこと。
実は「そんな暇はない」と云っていたのを私が頼み込んだのだった。
毎年貰っているので今年も当にしていたのである。
直七の果汁は爽やかでポン酢にするととても美味しいのだ。
最初は「取りに来いや」と云っていた同僚であったが
午後から市内に来る用事があるそうで持って来て貰うことにした。
早速アマゾンで果汁搾り器を買い求めわくわくが止まらない。
明日には届くそうで絞るのがとても楽しみである。
同僚は乗用車ではなく軽トラックで来てくれた。
日曜日なのに作業ズボンを履いており忙しい目にあわせたようだ。
申し訳なかったが私の願いを聞き入れてくれて何と有難いことだろう。
「同僚さま直七さま」と手を合わせつつ見送ったことだった。
明日はゆっくりと休ませてやりたいものである。
夕飯は「鶏ちゃんこ鍋」具沢山でとても美味しい。
いつものように夫と先に食べたのだが
娘達が食べ始めたら珍しくあやちゃんもめいちゃんも居た。
二人が一緒に食べることは殆どなく何とも微笑ましい光景である。
ずっとこんな日が続けば良いなと思ったが今夜限りかもしれない。
娘夫婦には「方針」があり決して要らぬ口を挟んではならなかった。
決して普通ではないことが当たり前になって行く。
老婆心は痛むばかりだがこれからも見守っていかねばならない。
曇っているのだろう月も星も見えない夜になった。
「見えない」ことに拘ってはいけない。
またその理由を知りたがってもいけないと思う。
※以下今朝の詩
シャットアウト
例えば電源を切るように 絶ってしまえるものなら
それは失うのではなく 潔く捨ててしまうこと
いつまでも秋ではいられない 樹々が葉を落とすように 冬支度を始めようとする
身に沁みる寒さに耐える 木枯らしならば吹かれよう 雪ならば空を見上げよう
そうして孤独に埋もれていく 一切の温もりを手放す時なのだ
もう私に触れないで欲しい 求めることに疲れ果てて ただ生きながら春を待つ
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