ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2025年11月10日(月) 信頼あってこそ

今朝は18℃と随分と暖かだったが

日中は20℃止まりで少し風が肌寒く感じる。

明日の朝はぐんと冷え込む予報であった。

寒さに怖気づいてはいけないが緊張せずにはいられない。

冬を怖れないと決めたのに何と情けないことだろう。


今朝は国道で数人のお遍路さんを追い越し

山道に入ると例の休憩所で一休みしているお遍路さんが居た。

マリーゴールドに目を留めてくれたのだろうか。

何だか絵のような風景に見えた。

車を停めて声を掛けてみたかったが

俯いてスマホを操作している様子で遠慮する。

会釈はしたがきっと気づいてはくれなかっただろう。



仕事は月曜日らしく怒涛の忙しさとなる。

土曜日に不備のあった車も整備が完了し車検をしなければならない。

それがお昼になり休憩どころではなかった。

午後には義父が手掛けていた複雑な修理も完了しそれも車検である。

そうこうしているうちに同僚は一日車検の整備を済ませていた。

何とも気忙しく立て続けに車検完了の書類を書かなければいけない。


3時を過ぎてから納車だった。

高齢のお客さんで代車を貸していなかったので同僚と二人で行く。

代金は明日振り込んでくれるそうで有難いことである。


4時前に退社したが仕事はまだ終わらない。

お客さんから電話がありタイヤの注文があった。

その段取りもしなければならず5時前にやっと帰宅した。

大相撲どころか横になる暇もなくぐったりと疲れを感じる。

8時間ぶっ続けの仕事だった。流石に老体には厳しかったようだ。



あれこれと考えていたが今日はSNSに日記のリンクを貼り戻した。

そうしておけば娘や息子がきっと気づいてくれるだろう。

もしかしたら20年前の日記も読んでくれるかもしれない。

一縷の望みであったがその望みに賭けてみたいと思う。

リンクを外したのはあやちゃんの願いがあったからだったが

これ以上新規の読者が増えるとは思えない。

SNSのプロフィールにも日記の事には一切触れていないのだ。

そんなリンクに誰が興味を示すだろうと思う。

もし気づいた人が居たとしても一度きりの読者ではないだろうか。

毎日読みたいと思う人がいたら奇跡にも思える。

とにかくもうこれ以上の読者を増やしてはならない。

あやちゃんを傷つけることがあってはならないのだ。

もしアクセス数が増えるようであればまた考えようと思う。


読者への「信頼」それがなければ何も書けない。

日々の事を洗いざらい書くことは出来ないのだ。

恥も曝し弱音も吐き不安や心細さもある。

そうして私がこの世から消えても

いつまでも心に残る存在でありたいと願ってやまない。


※以下今朝の詩


   皇帝ダリヤ


短日を知ってこそ咲く花である

それは川辺の畑の隅っこで咲き
一斉に川面を見つめているのだった

朝陽が射し始め光り輝く川面
花たちの花びらは透き通り
まるで天使の羽根のようである

爽やかな朝風が吹き抜けていく
茎は揺れその逞しさを伝える

負けてはならないのだ
それはどれ程の誇りなのだろうか

やがては霜の朝がやって来る
根に染みる冷たさを知るだろう

生きて咲くことの尊さを
思い知る時が来たのである






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