最高気温が23℃、すっかり春の陽気となる。
陽射しは暖かさを通り過ぎ暑さを感じる程だった。
そんな気温に誘われたようにやっと染井吉野が咲き始める。
郵便局の大島桜もあっという間に見頃になった。
しかし環境に左右されるのか全く咲いていない木もある。
同じ染井吉野でも早咲きと遅咲きがあるようだ。
一斉に咲いて一斉に散るよりも良いのかもしれない。
朝の道の寒緋桜も長いこと咲いていたが
今朝はもうすっかり散ってしまい切なさが込み上げて来る。
木の元にはまるで血のような花びらがたくさん落ちていた。
道はアスファルトなので朽ちても地には還れないだろう。
そうなればもう風任せの運命である。

仕事はそれなりの忙しさであったが
車検予約のお客さんが10時を過ぎても現れず
電話をすれば午後になるとのこと。
段取りが狂ってしまい同僚も戸惑うばかりである。
いかにも田舎らしいのんびりさであった。
予約さえしておけば後は気の向くままなのであろう。
事務仕事は重量税の精算と廃車の処理があり
ナンバープレートを郵送したりとけっこう忙しかった。
お昼に宿毛市のお客さんから廃車の依頼があり再度郵送する。
毎年の事だが年度末ぎりぎりになって駆け込んで来る人がいた。
義父は友人夫婦と共に「苗運び」である。
育苗機の苗はずいぶんと育っており大忙しであった。
もう何度目の「苗運び」だろうかハウスの苗が目に浮かぶ。
義父は山里でも一二を争う作付け数らしく
高齢であるのを気遣ってくれる人も多い。
あと10年はやれると云うがとても無理ではないだろうか。
午後には車検の車が入庫しやっと順調になる。
同僚に声を掛けて定時で終わらせてもらった。
カーブスで頑張れば汗がだらだらと流れる。
着替えの半袖を持って来れば良かったと悔やまれた。
4時過ぎに帰宅し自室でしばらく過ごす。
もしやと思い笠原メイさんの日記に直接アクセスしたら
やはり更新されており何だかとてもほっとした。
昨日はSNSにリンクするのを忘れていたのだそうだ。
私の心配も取り越し苦労だったらしい。
日々を縫うのではなく「刻む」その息遣いが真っ直ぐに伝わる。
5時になり娘と夕食の支度を始めたが
何だかとても急いでいる様に感じた。
めいちゃんがバタバタと出掛ける準備をしており
ダンス教室があることを知る。
来月には発表会があるらしく明日も練習なのだそうだ。
何から何まで教えて欲しいとは思わないが
いつも一言が足らない我が家であった。
入浴後に血圧を測ったら160を超えている。
なんで?と思い再度測ったが同じであった。
しかし体調は良くいつもと変わらないので気にしないことにした。
異変と思えば切りがない。どんな時もあるものだ。
とんとんとんと日課をこなす。
ひとつでも出来ない事があってはならない。
まるで独楽鼠のように生きている日々である。
※以下今朝の詩
丘
坂があれば丘が見える そのてっぺんに立てば 海だって見えるだろう
曇り日の灰色の海も 晴れた日の青い海も 嵐の日の荒れる海も 見届けねばならない
ずいぶんと生きた気がするが まだまだ足らないとおもう
激しさをぶつけたこともあった 粉々にしてしまえばそれは 何と脆く儚いことだろうか
独りきりで丘に立つ 群れてしまえば心許ない 誰かを頼れば惨めになる
ひっそりと丘で眠るのもいい
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