彼の声
息子は、父親に彼女ができようと、結婚しようとかまわないと言いました。
どう言うか知りたくて
じゃあ、私も彼氏を探そうかな。
と言ったところ、やはり少しむっとした様子でしたが
俺にとっては、いつまでも父親は父親、 母親は母親だ。
と答えてくれました。
それなのに、息子は「向こうの家族の一員」で、
私はいつまでも一人だとの僻みと焦りが募りました。
思い出したくない、普段は全く思い出さない過去が
あとからあとから、こみ上げてきて、mixiで暴発しました。
ブログと同じように、1日何度でも書ける点がいいです。
息子に、彼氏がいると言えなかったのは、私のずるい点です。
私が言えたのは、彼氏ができたら紹介するね、でした。
別にしなくていいと言ってました。
息子にとって父親と母親は、やはり違うのだと思います。
mixiで私が怒りのあまり、次々に書き散らす様子を
彼はリアルタイムで見ていました。
元夫に対する憎悪を具体的に公開したのは初めてです。
それでも、いつものように穏やかな声で電話をくれました。
俺の声は癒しの効果がある?と笑っていましたが、
万人に効くかどうかはわかりません。
私には鎮静効果があるようです。
息子と話して、踏ん切りがついたのも確かです。
息子は自分の人生を進み、謳歌しています。
私も前に進もうと思います。
2005年11月10日(木)
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