2006年01月15日(日) |
今日はありがとうございました |
島本理生はデート作家だ。
こういう書き出し、苦手だったりする。 もともと評論てのがこれまた全くできなくて、文章書くのは好きなのに どうして小中学校ってのは書かせるのが読書感想文だけなのだ、と思っておりました。
もっと好きなこと書かせておくれ。
もっとも、好きなこと書く方が面倒か。「何書いてもいいよ♪」なんて、子供には 逆に試練になるんだろうな。 しかし、評論が苦手でも、なんとなくそんな感じで書き始めてみたくなる、感想。
島本理生の小説、読んだのは今まで「シルエット」「生まれる森」ほんであとは短編何本か。 いつだってファーストデート。 今度どこかへ行くことになる。 今回は文庫になりたて「リトル・バイ・リトル」を読みました。
…いいなぁ。 最初に思ったのがそれだよ。なんだかすっかりスッカラカンですよ、気持ちが。 ずるいのさ。 物腰が柔らかくて、あまり喋らない。でも、守ってくれたり。 …いいなぁ。
でも、そんなキャラクターが出てくるからって漫画になるのか?って訊かれたら否。杏じゃなくて。 まぁ、できなくもないけれど、やっぱこれは小説で読みたいわけで。文章から出る優しさ、セリフやモノローグじゃない感情。画面は、頭の中だけでいい。
おお、読書感想文。読書感想文? 大人になってからのが明らかに書く回数が増えている。しかも、任意。 結局、ガキの頃書けなかったのは、強制だったからなのか? いや、きっと、こう書くべきって考えてたからだ。きっとそうだ。
|