おにぎり お腹が空いているだろう思って。
少しぬるくなったビール でも、身体に染みわたる。
とても優しい時間 ゆっくりと流れ始めた。
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奇跡を信じてたのさ あなたと出会う前から 何度かめげそうになっても どうにかやって来れたんだ
巡る季節の中 鼓動を感じ
答えは全部 心の中に あるはずだから 迷わないで 「さよなら」なんて 意味がないのさ 今は目を閉じ 耳を澄まそう
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昨夜の俺の話、 たくさんのパワーをもらった話。 聞きながら、真っ直ぐ見つめる瞳。
「話を聞いてもらう」 「励ましを送る」 この事が、いかに癒されるものなのか、 いかにたいせつな事なのか。
よくわかった。 ほんとうによくわかった。 静かに目を閉じながら ゆっくり小さく頷いた。
でも苦しんだよね。 傷ついたよね。 静かに目を閉じながら、 ゆっくり小さく首を振る。
とにかく、 すべては自分自身。 もう謝らない約束。
だから頑張らなきゃ。 だから強くならなきゃ。
変わっていこうよ。 変えていこうよ。
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あなたを苦しめるのは いったいどんな奴なんだ? 奇跡を信じることさ 全てはうまく行くはず
部屋の灯りの下 明日を感じ
答えを全部 知りたいなんて 良くないことさ ゆっくりと できる事だけ それだけでいい あとは何とか なっていくさ
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外は、変な進路を取る台風の影響で、 風が強かった。 でも、 雨には降られなかった。
街の明かりは、強い風にスモッグを取り払われて、 きれいにキレイに光っていた。
「きっと、大丈夫!」 この街全体がSignを送ってくれてるようだった。
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時の中で 遥か未来で 僕等眠る 不思議なほど 見渡しのいい 昨日の自分が 遠ざかってく
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駅のホーム。 見送る姿を探す。
ドアのガラスに手をついて 言葉にならない思いを伝える。
ほんとうにありがとう。 ありがとう。
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答えは全部 心の中に あるはずだから 迷わないで 「さよなら」なんて 意味がないのさ 今は目を閉じ 耳を澄まそう
( 祈り / 吉田 建樹 )
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清らかな人の心の 願いであればきっと叶う 純粋無垢な心の 祈りはきっと届く。
心配いらない。
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