2004年09月29日(水) |
ACOUSTIC LENNON |
ヨーコによって、ジョン・レノンのカタログが リマスター&未発表トラックと、 初回盤にはスリーブケースに収められて、 ここ数年、年一枚のペースで発売されている。
歴史的名盤と言われる『イマジン』『ジョンの魂』をはじめ、 『ダブル・ファンタジー』『ミルク&ハ二ー』『マインド・ゲーム』・・・。
“れのん”と言うハンドルネームを騙りながら、 レノンのカタログを一枚も持っていなかったので(苦笑)、 順次発売されていったそれらリマスター盤を買い込んでは、 改めてジョンの音楽に触れていることにしている。
そして今回、少年時代のジョンが愛聴したロックン・ロールの スタンダードナンバーをカバーしたアルバム『ロックン・ロール』の リミックス&リマスター盤と同時に『ラブ〜アコースティック』なる 企画盤が同時発売された。
『ロックン・ロール』の方はいち早く 某BBSで話題になっていたので(謎笑)、 後日述べることにして、先に『ラブ〜アコースティック』について。
既存の曲でアコギ一本を主体にしている楽曲に 7曲の未発表曲をプラスしての全16曲。 「イマジン」ですら、アコギでの弾き語り(しかもライブヴァージョン)だった。
一聴すると上述の未発表曲群の為に デモテープ集といった感は拭えないが、それでも アコギ一本のジョン・レノンと言うコンセプトの潔さはある。
やはり、余計な楽器がないだけに、ジョンの声が凄く胸に迫る。 ものすごく良い声をしている。天賦の才のひとつだろう。 彼は充分その声が自分の武器であることを知っていたはずだ。
アルバムジャケットの、オベーションを抱く ジョンの姿もカッコいい。 決してギターが上手いわけじゃないのに味がある、 そんなアコースティックな側面もあるんだと、 再認識させられた企画盤だった。
秋の夜にジョンの弾き語り・・・ 結構イイですね・・・刺さります(笑)。
○ リアル・ラブ / ジョン・レノン
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