たとふれば こころはきみに よりながら

2004年10月29日(金) 多面体

 親友にひさびさに会いに行った。
 わたしと同じく、子育てのため、休職中だ。
 「せっかくだから、しょちゅう会いに行こう」と思ってたけど、なかなか実現しなかった。

 少し前から、彼女に会ったら言おうと思ってたことがあった。
 帰る間際に、切り出した。
 「なんちゅーこと言うねん。やめてやあー。」と言われた。

 何を言ったか?

 


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 要するに「遺言」である。
 彼女は、心配した。
 もう「『親友』なんて言葉を使うのもあほらしいぐらいやなあ」、と心許してきた友だちだし、私の突飛な性格もよく知ってる。
 けれど、さすがの彼女も「おいおい・・・」という感じだった。
 私はすかさず言った。
 「心配せんでええ。あたし長生きしたいねん。いっぱいやりたいことあるねん。だから長生きするでえーーー。」
 そう言って、「やりたいことがいっぱいあるから、長生きしたい」と言っていた綾戸智絵の話をして、安心してもらった。
(「今一番したいことは何ですか?」という質問に、綾戸さんは、さっきのように答えてた)

 人にはいろんな面があって、どれもその人らしさなんだと思う。
 このネット上の「ひぐらし」も、まぎれもない私自身だと捉えてる。
 けれど、日常では見せない私の一面でもある。
 「詩もどき」の世界なんかは、その典型的な一面だと思う。
 悪いことしてるわけでもないのに、こういう(ネット上)形でしか表現できてない面・・・。
 そして、そういうわたしと接してくれてるネット上の友人もできた。
 ここ数年で。
 リアルな世界とは、つきあい方の形は独特だが、大事に思ってる。
 だから、あってほしくはないが、何かあったときは、知らせたい(知ってほしい)と思う。
 でも、リアル世界からすれば、このネット上の世界は「知られざる私の一面」ということになる。

 「自分の力がおよばなくなった時に、誰かにリアルとネット世界の橋渡しをしてほしい」
 それは、以前から、漠然と思っていた。
 リアルの世界では、さっき出てきた彼女を頼りたいと思ってた。
 でも、ネット上では、誰に託す・・・?
 
 たまたま、今のところHPが持てたので、伝言の場ができた。
 ふと、ある日そう思った。

 さっきの彼女は、ネット遊びをしない人だ。
 (ネットは使う気になれば使える人だけどね。)
 学生時代からよく私のことをわかってくれてる人だけど、ネット世界の私のことはよく知らない。話す機会がなかったから。

 お願いはしたけど、まだURLを教えてない。
 また、ぼちぼちと「私とネットワールド」の話を彼女に聞いてほしいな・・・、と思う。
 きっと「へええええ???」と彼女は思うだろうけど、ここが私にとって大切な場所だと伝えたい。
 それは、彼女なりにきっと受け止めてくれると思う。。
  


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higurashi

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