親友にひさびさに会いに行った。 わたしと同じく、子育てのため、休職中だ。 「せっかくだから、しょちゅう会いに行こう」と思ってたけど、なかなか実現しなかった。
少し前から、彼女に会ったら言おうと思ってたことがあった。 帰る間際に、切り出した。 「なんちゅーこと言うねん。やめてやあー。」と言われた。
何を言ったか?
要するに「遺言」である。 彼女は、心配した。 もう「『親友』なんて言葉を使うのもあほらしいぐらいやなあ」、と心許してきた友だちだし、私の突飛な性格もよく知ってる。 けれど、さすがの彼女も「おいおい・・・」という感じだった。 私はすかさず言った。 「心配せんでええ。あたし長生きしたいねん。いっぱいやりたいことあるねん。だから長生きするでえーーー。」 そう言って、「やりたいことがいっぱいあるから、長生きしたい」と言っていた綾戸智絵の話をして、安心してもらった。 (「今一番したいことは何ですか?」という質問に、綾戸さんは、さっきのように答えてた)
人にはいろんな面があって、どれもその人らしさなんだと思う。 このネット上の「ひぐらし」も、まぎれもない私自身だと捉えてる。 けれど、日常では見せない私の一面でもある。 「詩もどき」の世界なんかは、その典型的な一面だと思う。 悪いことしてるわけでもないのに、こういう(ネット上)形でしか表現できてない面・・・。 そして、そういうわたしと接してくれてるネット上の友人もできた。 ここ数年で。 リアルな世界とは、つきあい方の形は独特だが、大事に思ってる。 だから、あってほしくはないが、何かあったときは、知らせたい(知ってほしい)と思う。 でも、リアル世界からすれば、このネット上の世界は「知られざる私の一面」ということになる。
「自分の力がおよばなくなった時に、誰かにリアルとネット世界の橋渡しをしてほしい」 それは、以前から、漠然と思っていた。 リアルの世界では、さっき出てきた彼女を頼りたいと思ってた。 でも、ネット上では、誰に託す・・・? たまたま、今のところHPが持てたので、伝言の場ができた。 ふと、ある日そう思った。
さっきの彼女は、ネット遊びをしない人だ。 (ネットは使う気になれば使える人だけどね。) 学生時代からよく私のことをわかってくれてる人だけど、ネット世界の私のことはよく知らない。話す機会がなかったから。
お願いはしたけど、まだURLを教えてない。 また、ぼちぼちと「私とネットワールド」の話を彼女に聞いてほしいな・・・、と思う。 きっと「へええええ???」と彼女は思うだろうけど、ここが私にとって大切な場所だと伝えたい。 それは、彼女なりにきっと受け止めてくれると思う。。
|