ぶらんこ
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2005年03月13日(日) ひとり、ふたり

寒い一日。
天気は良かったのだけれど、風がとっても冷たい。
朝、高隈山には雪雲がかかっていた。
山の上が雲のなかにすっぽりと隠れていて、幻想的。。。。



母が遊びに来て一週間になる。
今回は比較的、身体の具合いが良さそう。気持ちも上向きな感じだ。
そういうのは見ていてよくわかる。そして、こちらまで嬉しくなる。


母は父に死なれてから、ずっとひとりでいた。
再婚なんて考える暇もなかった、と言う。
結婚は(父との)一回限りで充分!とも言っていた。
でも、ひとりでいることを淋しく思うこともあるようだ。
特に老夫婦を目にしたときなど、父のことを思い出すらしい。


わたしも、今、父が生きていたらなぁ・・と思うことがある。
そうしたら母は、どんなだったろう・・と思うことがある。
夫婦ともに年老いていくことの素晴らしさを思うことがある。
母はもっと笑っているだろうか。
もっとしあわせに感じるだろうか。


わたしはどうだろう。
自分が老いていくことをうまく想像できない。
そんなに長く生きていないような気もするが、きっとひとりでいるんだろうなぁ・・・と、思う。
淋しいかな。。。。? まだよくわからない。




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