ぶらんこ
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寒い一日。 天気は良かったのだけれど、風がとっても冷たい。 朝、高隈山には雪雲がかかっていた。 山の上が雲のなかにすっぽりと隠れていて、幻想的。。。。
母が遊びに来て一週間になる。 今回は比較的、身体の具合いが良さそう。気持ちも上向きな感じだ。 そういうのは見ていてよくわかる。そして、こちらまで嬉しくなる。
母は父に死なれてから、ずっとひとりでいた。 再婚なんて考える暇もなかった、と言う。 結婚は(父との)一回限りで充分!とも言っていた。 でも、ひとりでいることを淋しく思うこともあるようだ。 特に老夫婦を目にしたときなど、父のことを思い出すらしい。
わたしも、今、父が生きていたらなぁ・・と思うことがある。 そうしたら母は、どんなだったろう・・と思うことがある。 夫婦ともに年老いていくことの素晴らしさを思うことがある。 母はもっと笑っているだろうか。 もっとしあわせに感じるだろうか。
わたしはどうだろう。 自分が老いていくことをうまく想像できない。 そんなに長く生きていないような気もするが、きっとひとりでいるんだろうなぁ・・・と、思う。 淋しいかな。。。。? まだよくわからない。
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