2004年11月10日(水)_
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自分のペダリングを取り戻せ

水曜日は、一応「定退日」ということで、皆いつもより早めに帰りだした。今週末は天気が悪そうで、しかも土曜日は出勤日のために、走れそうもない。そんなこともあり、今日は早く帰って夜ランで走ろうと思った。
しかし、どうしても話し合ったり確認したりしなければならない事があり、なんだかんだで20時過ぎに会社を出た。それでもいつもに比べたら2時間くらい早いので、夜ランをするには充分な時間だ。(以前、遅いときは23時台に夜ランに出かけ、0時台に帰宅というときもあった)
家に帰るときに夜空を見上げると、何やら曇り空。夕刊の天気予報では雨だった…。走る気満々だったのに、一気に気持ちが萎えてしまった。ついこの前も同じような状況があった。しかし、ネットの天気予報では雨は降らない予報だったので、こちらを信じることにして、とにかく走る準備をした。
ここんところ忙しかったので、夜走ることができずにいた。なので、約1ヶ月ぶりの夜ラン。相変わらず睡眠不足だが、疲れた頭にこそ、夜ランは効く。あまりに悪いと出発までに至らないのだけど。
カラッとした空気に、ほどよく冷えた気温。夏期は(昼間ほどではないにしても)ムシムシして汗だくになるし、真冬だと寒すぎて手足の先の感覚がなくなるくらいなので、今の季節の夜は走るのにちょうどよい。
夜なので交通量も減り、暗くて景色を見渡せない分、逆に余計な雑念がなくなり、集中できる。もちろん、日が出ている方が走っていて楽しいのだけど、夜は夜なりにいいところもあるということ。
やはり、今回もペダリングの改善に意識を集中した。相変わらず自分のペダリングを失い、迷走している。なんとか理想のペダリングにもっていこうとしていると、逆に苦笑いしたくなるほどメチャクチャなペダリングになったりもした。
坂を上っているとき、いつもだったら手に力をほとんど入れずに、ハンドルバーに「添えるだけ」だったのだが、それで走るとギクシャクしたペダリングの影響で車体が左右にブレ出すこともあった。
R16では、相変わらず道路工事をやっていた。いったいいつになったら工事が終わるのだろうか。もう1年も工事をやっている。その工事で狭くなったエリアを全力で駆け抜け、その後の上りも39x21で上りきった。
片倉町の上りで、ダンシングのみで上ってみた。自分が想像していたより軽く上れ、ヒョイヒョイと、軽やかなダンシングで上って行けた。気分はビランクだ。しかし、途中から足がきつくなっていき、最後はついにシートに腰を降ろした。この区間は、これからダンシングのみで上る区間にしようかと思う。
真っ暗な畑の中を走る道では、今回もリラックスして走った。曇っていたので星空を見上げながら走ることはできなかったが、風の音しか聞こえない、静かで孤独な空間が心地よかった。
後半の坂ゾーンでは、神経系トレーニングとしていつもより重ためのギアでペダリングを意識して上っていった。効率よく、接線方向へと丁寧に足を回していく。ケイデンスが下がり、足への負担は大きいが、とても意味のあるトレーニングになった。
その証拠に、その後の平坦区間で、きれいに理想に近いペダリングで足を回すことができた。自分のペダリングを見失ったときは、むやみに軽いギアでシャカシャカ回してもなかななかいい方向へはいかないようだ。基本に戻って、坂を重いギアで上るという単純なトレーニングが重要だと、改めて感じた。
全体的にいつものようにオラオラモードで走っていたので中盤からきつくなっていったが、最後はなぜか調子が乗ってきて、このまま夜通し走り続けてもいいな、とすら思ったほどだった。もちろん、そんなことをしたら翌日会社を休む事になるのでやらなかったが…。
低負荷で省エネ的な走りで長距離を走るスタイルは、まさに自分の体格や運動能力的特徴とも合っている。だからその方向を伸ばしてきたのだが、これからは出力アップが課題だと思っている。
低負荷省エネの走りはできる前提で、いざとなれば一気にスパートをかけられる、坂でアタックをかけられる、インターバルにも耐えられる、そんな走りができるようになったら、より自転車を楽しめるし、つまりは人生が楽しくなるだろう。
出発:21:59 帰宅:23:27 走行距離:36.7km 走行時間:1h 20m 38s 平均速度:27.6km/h 最高速度:53.5km/h 上昇距離:330m 平均ケイデンス:98rpm 積算距離:7148km(ロード) カロリー消費量:677kcal 身長/体重:178cm/55.8kg 体脂肪率:10.0%
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