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スナの自由気ままな画像付き日記
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2005年02月06日(日)_
2月からはメディオ


土曜日は休養日で爆睡。そしてこの前買っておいたロードのブレーキシューを交換。ついでにリムの掃除も。ブレーキシューは当然デュラ。効きが全然違う。これでペア600円とそんなに高くないし、命を預けるパーツであるので妥協はしない。

ブレーキシュー交換の話はまた別の機会にするとして、昨日が休養日なら今日は走行日。しかし、最近新しいプロジェクトになってPCの画面をさらに長時間見つめる仕事内容になり、目が充血して痛くなったり、睡眠不足で体調が優れなかった。

昨日たくさん寝たのにまだ目がちょっと痛いし、結局今日も昼前まで寝てしまったので、長距離は走れない。特にコースも考えていない。となると、定番の湘南周回コースへ走りに行くことに。


1月はLSDでじっくり心拍系を強化することに努め、それなりに効果が現れていることを実感できた。2月からは、ちょっと強度を上げて、イタリア式で言うメディオの運動強度(最大心拍数の約80%)で走り、有酸素運動の能力を高めるトレーニングをしていこうと思う。

有酸素運動の上限を上げることで、例えば以前はHR160だと有酸素運動の領域を越えて無酸素運動になって乳酸が発生していたところを、同じHR160でも有酸素運動の領域内で運動することができて乳酸が発生しなくなるなど(全く発生しないわけではないけど発生量が少ないとか)、非常に重要なトレーニングだ。

1月はHR140台で走り、HR150をなるべく越えないようにじっくり走った。今日から強度を上げてHR150台で、HR160をなるべく越えないように走って行く。もちろん、アップやリカバリーなども必要なので、スタートから帰宅までそんなHRを維持するわけではないけど。


13時過ぎに出発。今日も天気がいい。まずは境川CRを南下する。向かい風で、けっこう押さえつけられた。この前みたいに最初追い風で楽して、帰りヘトヘトになっているときに向かい風で死にそうになるよりは、最初に苦労しておいた方がいい。

今日もタイヤを引いたピストおじさんを見かけた。サイクリングロードには小さな羽虫が大量に飛んでいて、かなりうざかった。暖かくなってきたら、もっと多くなってくるんだろうなぁ。


藤沢橋からR467で藤沢市街を抜け、裏道で片瀬江ノ島駅前を通過、R134へ。ここから平坦で見通しもよく、ガンガン飛ばせる。目標の強度を意識しながら、ガンガン飛ばしていく。今まではLSDをするためにここでは飛ばせなかったが、今日は気持ちよくかっ飛ばした。

防砂林の内側に入っても39x17T〜16Tをケイデンス110ほどでガンガン回して走って行く。LSDでは39x19Tで25km/hくらいの速度だったけど、今日はギアをかけているので30km/h強。微妙に追い風もあったようだ。

こんなペースで走って行って最後まで保つのか心配ではあったけど、売り切れたらそのときだと割り切る。アタッチメントバーを付けたロードを抜く。彼もいいペースで走っていたので、いつもなら抜かずに後ろについていくところだが、今日はこちらの方がペースが速かったので先に行く。


R134から裏道でR1に移り、すぐのスリーエフで休憩。ここまで約35km。LSDペースならあと10km先のサンクスまで行けるが、メディオではここらで休憩をとるのが適当だろう。出発してしばらく走ったところでサンクスの前を通ったが、前はよくここまでノンストップで走ってきたなぁと思った。

R134〜R1の平坦区間では、HRをメディオのゾーンになるように意識して走っていくが、同時にペダリングも常に意識していく。(今日全体の課題であるけど、平坦で信号が少ない道が続く区間ではそれらが実戦しやすい)

効率のよいペダリングを習得すべく、腿の裏(ハムストリングス)を使ったペダリングを意識する。腿の上下運動とハムを使うこととペダルの円運動と……ただペダルを回すだけなのに、いいペダリングを目指そうとするといろんな事を意識していかなければならない。


R1からR255へ抜ける裏道へ入る辺りで、たまに来るよくない感覚に襲われた。なんとなく、漠然と走っていて、いつも感じる「楽しい」という感覚が薄れている。なぜか乗り気でない。なんでこんなことしているんだろう、みたいな。

大学生のときから、この感覚に襲われたときに考える事は決まっていた。これを感じるときは大抵、自分が強くなる過程だった。今まで辛かったことが普通にできるようになって、達成感みたいなものが薄れてしまったときによく起こる。

そして、何となく走っているような感覚になっても、今日の走りは、必ず意味がある。1回1回のトレーニングの積み重ねが、次に走るときの体や心をつくるのだ。だから、意味がある、こんな気分になるときもあるさ、走っていれば、また楽しくなるさ、そう思った。



R255を北上。微妙に追い風っぽくて、いつもより楽に走って行けた。今日は南東の風だろうか。また海に抜けるときと江ノ島まではきつそうだけど、最後の境川CRを北上するときは楽そうだ。

松田からR246へ移り、寄の手前、1週間前に写真を撮ったところでまた撮ってみた。1週間前と比べると、丹沢の山々の雪がなくなっている。暦の上ではもう春だ。


寄のコンビニで2回目の休憩。約65km。ここでライダーがたくさん休憩していて、その中に外人さんも混じっていた。身長190cmはあろう、がたいのいい男は、この寒いのにアイスを買って食べていた。外人と日本人がミックスしたライダー達は、日本語や英語で楽しげに談笑していた。

いつものようにコンビニの横の段差に腰掛けておにぎりを食べながら休憩していたが、明らかに1月と比べると気温が上がってきているのを感じた。寒いことは寒いが、以前はこの時間ですでに凍えていた。だんだん暖かくなってきている。春になったら峠にも上りに行こう。


R246の一つ目の上りは、あえて重いギアにセットして神経系トレーニング。これをやると直後から効果が実感できて、ペダリングがスムーズになる。二つ目の上りは、いつもよりギアをかけてガンガン上っていった。少しずつ、坂でも強い強度で上る練習をしておく。

渋沢を過ぎて県道62号へ曲がり、県道71号にぶつかるとこの道を南下。緩いアップダウンが続くが下り基調なのでガンガン飛ばしていった。ここまでけっこう強い強度で走ってきているけど、思ったより足にきていない。まだまだこのペースで走れそうだ。


R1に出ると、江ノ島方面へ。予想通り、向かい風。R134になるとさらに向かい風が強くなり、そしてついに足も重くなってきて、かなり苦しくなってきた。それでも、たれずに気合いで出せるだけの力で走って行く。もちろん、ペダリングの意識も忘れずに。もう辺りは真っ暗だ。

すでに100km近く走っていて、しかも前の休憩から35km、ノンストップでメディオの強度で走り続けている。もう足が限界に近づいていて、いつもは信号に引っかからないことを願うのに、今はむしろ(ちょっと休憩できるから)信号に引っかかれ! などと願っている。でも、そういうときに限ってうまく信号が青続きになるのだ。

足が重たく苦しいが、たれずに集中して走って行った。片瀬江ノ島駅を過ぎ、R467に入ってすぐのセブンで休憩。後は藤沢橋まで走って、境川CRを北上するだけだ。ホットコーヒーを飲んで出発。


行きで向かい風だった境川。帰りは追い風かと思いきや、なんと帰りも向かい風だった! R467からすでに向かい風で、かなりげんなりした。でも、集中力を切らさないようにして、限界なりに出せるだけの力でペダルをこいで行った。

真っ暗の境川CRを走り抜け、19:16帰宅。限界で走っていたので、ヘトヘトだった。嬉しい事に、腿の裏の筋肉が筋肉痛で痛かった。うまくここの筋肉を使った証拠だ。ストレッチをしながら、「痛っ」とかいいつつ、嬉しくてちょっとニヤけてしまった。この筋肉痛がなくなったら、かなり強くなりそうだ。

同じコースを走っても、前にLSDペースで走ったときより平均速度は上がっている。しかし、カロリー消費量はLSDペースのときの方が高い。やはりLSDの脂肪燃焼効率は高いようだ。こういったことも、自分のデータで体感できるS720iは有効で楽しいツールだ。


走行日:2005/02/06
出発:13:07 帰宅:19:16
走行距離:125.7km
走行時間:4h 55m 40s
平均速度:25.7km/h
最高速度:53.3km/h
上昇距離:440m
心拍数(平均/最高):147bpm/174bpm
平均ケイデンス:102rpm
温度(最低/平均/最高):5℃/10℃/17℃
積算距離:8630km(ロード)
カロリー消費量:1823kcal
身長/体重:178cm/54.6kg
体脂肪率:10.5%

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