◆ ダイアリー ◆

お知らせ   プロフィール   鑑定方法   宝箱   六明師の御言葉

悩みの処方箋   申し込み   よくあるQ&A   ご意見・問合せ

− 過去の日記 一覧 −

=============================================


初代管理者(AYA)
(沖縄県出身。 愛知県在住の医療従事者。 祖母は沖縄に伝わるユタ。)

【現在の管理者  杏珠】
AYAの直接の恩師

現在までに数え切れない程の様々な人の人生を良き流れに導いてきた霊能者。       

初代管理者の結婚・引退に伴い、その志を受け継いだ。
今までに鑑定した現代社会における悩み、霊的な相談等を
通し学んできた「気付き」を皆様へ心を込めて書き記した日記。             


2004年05月07日(金) 母の日を前に・・「刀と鞘」

前回の日記の中では、子供の日についてお話しました。

今週の日曜日は、母の日です。
今日は、
親子の関係について、お話させて下さい。

以前、
私の相談者の方の約9割が、
20〜40歳代の女性だとお伝えしました。

鑑定内容の中では勿論、恋愛関係が断トツです。
次に多いのが、仕事を含む人生での選択・・
その次に来るのは・・
実は、親子の関係・・・家庭環境についてです。

以前の日記の中で、
過去の相談者の実話をご紹介させて頂いた時も、
多くの相談者の方から、私も同じ・・母親といつも喧嘩・・
前世での関係において、
うまくいかない理由が存在するのか、教えて欲しい・・
との声が多く寄せられました。

母親との関係が、
うまくいっていない・・と思われている方が非常に多いのです。
殆どの方は、
「母親とは、反りが合わない」と私に訴えられます。


反りが合わない・・・肌が合わない・・
これらの言葉は、人と人との関係の中で、
理由はないのに、
何故かわからないけど、どうしてもうまくいかない・・
と感じている時に、よく使われます。

さて、
「反りが合わない・・」という言葉。
この言葉は、
刀と鞘との関係から生まれた言葉です。
刀が大きすぎて、鞘に納まらない・・
この刀と鞘とは、合っていない・・・という意味です。

先日、テレビのクイズ番組で、
この言葉の意味を問う問題が出題されました。
その時、
ユタの私からの声・・「親子の関係と同じ・・」と、ただそれだけ。

どういう意味か・・わかりますか。

「刀は、子」・・「鞘は、親」・・。

人は、
老いを重ねると、全ての事を受け入れなければなりません。
体が思うように、動かない・・・
体のあちこちに、病気の影・・・
若さという輝きは無くなる・・・
もうすぐ、全ての物を失う・・・
もうすぐ、全ての者と離れる・・
時は、喜びではなく、苦しみ・・

年を重ねるごとに、
厳しい現実を受け入れなくてはなりません。

刀を納める鞘は、
厳しい現実の刀を受け入れなければなりません。
それが、役目だからです。

そして、
時に、子供は刀となります。
どんなに、
優秀な優しい子供でも親に対しては、反抗的な態度をとります。
どこの家庭でもそうです。
その時期を乗り越えなければ、本当の親子にはなれません。
親には、怒りをあらわにできます。

突然ですが、
ここで・・・・この場をお借りし、
過去の私を心から懺悔致します。

私は、色んな仕事を経験した・・と申し上げましたが、
裕福でなかった私は、
何らかの仕事を
中学を卒業する前から、せざる負えない環境にいました。
経済的には、親に援助している・・と考えていた私は、
かなり傲慢で・・・
人間としては、本当に最低で、
常に、親に対し、強い口調でどなっていました。

刀のような言葉・・
人を殺せるほどの言葉を使っていたのです。


若さには、夢や情熱、美があります。
けれど、
若さは、過ちと罪を生み出します。
今の私は、
若気の至り・・
だけでは、済ますことができない・・過去の出来事を後悔しています。



刀と鞘の反りが合わない・・
鞘が、一つしかない時には、
どうすれば、刀を納める事ができるのでしょうか。

出上がった鞘を大きくする事はできません。
刀を納める為には、
鞘に入るくらいの刀にしなければならない。

貴方の刀のような言葉を変えなければ、
鞘のように、
貴方を包む役割を持つ親は、貴方を受け入れる事ができなくなります。

お釈迦様が残された説法の中に、
『父母の大恩は、どのように努めても報いきれない。
 例えば、百年の間、
 右の肩に父親をのせ、左の肩に母親をのせて歩いても、
 報いることはできない。(原文掲載)』
                  という教えがあります。


人は、人から生まれた・・
貴方がこの世に存在しているのは、
貴方を生み、育ててくれた親がいたからです。

人は、人から生まれる・・生んだ人も又、人から生まれた・・
全ての人には、親がいる。
親にも又、親がいる

果てしなく続く「生」のリレー・・全ての人には御先祖様が存在する。

六明師の行なう極蜜祈祷は、
必ず、御先祖様の供養を同時に行ないます。
供養がされなければ、祈願は達成されないからです。
絶対に、
御先祖様への感謝の心がなければ、貴方の願いは、叶いません。

貴方の魂を認め、
迎え入れてくれた御先祖様がいてくれたから、
貴方は今生に「生」を受けられたのです。

「生」があるからこそ、
貴方の「願」が生まれたのです。

御先祖様に対しての貴方の感謝の思いがなければ絶対に無理です。
極蜜祈祷が、何故叶うのか・・それが、本当の理由です。


先祖供養はしたい・・けれど、現実には母親、父親につらく当たる・・
それで、良いのでしょうか・・
それで、願いは叶うのでしょうか・・

もうすでに、
親は、この世には存在していない・・
と、いう方もいらっしゃると思います。
貴方には、「母の日」は関係ないと思いますか?
貴方は、貴方が死ぬまで、子供です。
貴方が悩み、苦しめば、苦しむほど、
貴方のお母様、お父様は、成仏する事はないでしょう。
貴方の事を愛しているから、光に入っていけないのです。
「母の日」を前に、真剣に供養について、学んでください。


私は・・
全ての人に、全ての面で、幸せになってもらいたいのです。
貴方に関わる、全ての人に幸せになってもらいたいのです。
貴方が変れば、必ず、全てが変ります。


心理学の講師が学生時代に、
「現代の社会人は、昔の人間より、5〜10年は若い。
 実年齢より5〜10年引いた年齢が、精神年齢である。」
と断言していました。

貴方の親の結婚した時代・・貴方を生んだ年齢・・・
貴方は同じ年齢で、同じ苦労を受ける事ができますか。


「母の日」を前に、
少し、母親の人生を覗いてみては、いかがでしょうか。
貴方の知らないお母様を視てみましょう。

貴方と同じように、
心に苦しみを抱え、悲しみに暮れた日が、必ずあるはずです。
そして、
未来の貴方と同じように、
恋に輝き、愛を見つけた、美しい時間を過ごされたはずです。

「母の日」を前に、
少しだけ、お母様との心の触れ合いの時間を創ってみて下さい。

貴方は、何も言わず、ただ聴くだけ・・・
決して、否定せず、心を傾けて聴く・・・
心から、傾聴するのです。
それが、大きなプレゼントになります。

簡単な事です。お金も掛かりません。何も必要ありません。
何のつらさもありません。何の苦しみもありません。

それが、
楽しみを持って、喜びを持って、自分を変える
一つの方法となります。


先ほど、
ご紹介した同じクイズ番組で、
「文豪ゲーテの臨終の時の言葉は何か?」という問題がありました。

「もっと、愛を・・」「もっと、夢を・・」「もっと、力を・・」
これらの言葉ではなく、偉大なゲーテの残した言葉は・・・


   「もっと、光を・・」
貴方が、優しさという「光」を持って、
貴方が、温かい強さという「光」を持って、
貴方が、眩しい程の若さという「光」を持って、

貴方の環境を変えるのです。
貴方が、人に喜びを与えるのです。
貴方が変るだけで、それが可能なのです。


貴方が幸せな日を過ごす事ができますように・・
貴方が優しく、全てを受け止められますように・・
貴方に関わる全ての人が、貴方の幸せとなりますように。
心から願います。
心を込めて。



         −AYA−


 < 過去  日記の一覧表  未来 >


AYA [HOMEPAGE]

My追加