ハッピーステップ
泥沼生活から、這い上がった軌跡(日記のはじめのほう)を書いた後
最近では、日常の感じた事をつらつらと、不定期に更新中ですm(_ _ )m

2003年08月04日(月) 第3章 忘年会

忘年会は、鍋だった。

どこの会社でもあるように、「今年の反省と来年への抱負」を
一人づつ発表していく。


そこで、驚く事に、営業の男性達に、次々と絶賛される私・・・・
勿論仕事の内容の事だ。

すごくうれしかったが、ただただ驚いた。


おそらく、転職して、その会社の仕事に慣れようと
夢中で仕事をしていた成果であろう。

とは、言っても、まだ、数ヶ月・・・はじめに思ってたよりやるな
ぐらいのことだったのかもしれない。

しかし、このことが、後々の出来事に何かと引っ掛かってしまうのである。



無事忘年会は、終わり、二次会へ・・・・・
お決まりのカラオケコースだった。



そこへ行く道すじ、私は、例の爽やか青年と一緒になった。
彼の名前は、中村 あきら(勿論 偽名ですが)
色々、話しながら歩いていた。

そのころ恋愛感情なんてものは無かったし、そんなつもりもなかった。
ただ、会社の人という感じの感情しか、持っていなかった。


だいいち彼には、奥さんも子供もいたし・・・・・。



そこの会話で、彼の誕生日が、次の日であることを知った。

「なにか、お祝いしてくれる?」彼が冗談めかして言った。
「いいですよ〜中村さん何がいいですか〜?」

お酒も入っていたこともあって、軽い調子で私は言った
「じゃあ、明日仕事終わったら、飲みに行こうよ」
「え〜〜!中村さん飲む量が多いもん!私、そんなにお金ないですよ〜!」
「行って乾杯するだけ。おごってあげるって。」
「マジですか?それならいいですよ」
そんな感じの会話で、本当に飲みに行く事になった。


彼は、笑いながら「いいか、お泊りセットも持って来いよ」と言った
「何、冗談言ってるんですか〜」心底冗談だと思っていた。
まさか、と思われるかもしれないが、私は、まだ、若かったし、無邪気だった。

それに、彼は、既婚者であった。


そんなことがあるわけがない。本気でそう思っていた。



まだ、こんな大人の世界に、まったくと言っていいほど無知だったのだ。



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