LOTUS BLOOM 通信(英語・翻訳学習編)<2007年4月6日〜>(英語・翻訳学習編)<2007年4月6日〜>
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新しい会社に勤め始めてちょうど1週間が過ぎ、会社員生活にも雰囲気にもだいぶ慣れてきた。普段は9:30〜18:30の勤務だけど、毎週水曜日だけは通院のために17:30に退社する許可をもらってある。上司に願い出たとき、 「もちろんOKです。きちんと診てもらってきてくださいね」という返事をくれた。快く対応してくるのがうれしい。
転職してから初めての先生との面談。 「どうですか?会社は?」 「はい、すごく良い雰囲気で、楽しくやれてます。」 「それは良かったですね。」 「ただ、薬理学とか、疾病とか、業界の専門用語とか、いろいろ覚えることがあって難しいです。読んでても全然わからなくて、日本語じゃないみたい。」 「まあ、確かに何をどう調べればいいのか、それが掴めるまでは、ちょっと大変かもしれないですね。」 一瞬昔のことを思い出してるような、懐かしそうな視線を浮かべた先生。それをバッサリ打ち切ってしまった私。 「これ、ウチの会社のパンフレットです。こっちのサービスはお金がかかっちゃいますけど、こっちの方はまったく無料で、登録さえすればいろいろなコンテンツが見られますから、もし良かったら登録してください」 と、さっそく「営業」。「で、もし気に入っていただけるようだったら、お知り合いの先生にもぜひ勧めてください。」 「わかりました。ちょっとインターネットの調子が悪いみたいなんですけど、治ったら見てみますね。」 全然診察らしくない会話に終始してしまった。
受付の女性とは久しぶりに顔を合わせたので、新しい会社のことを簡単に説明。 「良いところが見つかって、よかったね」 と喜んでくれた。 「でも、勤め初めが肝心だから、くれぐれも頑張りすぎないでね。」 「ウン、大丈夫。上司がブレーキ役になってくれてるから。」 「ホント、元気になってよかったね。初めの頃は、お薬飲んで、やっといられる、って感じだったのに。」 「ホント。今日でちょうど1年なんだよ。ここに通院始めてから。はじめて来たのが、去年の今日。」 「あ、ホントだあ。1年でここまで復活できて、よかったね。」 「ウン、おかげさまで。」
それでご祝儀、ってわけでもないだろうけど、睡眠薬の処方がなくなった。治療終了まで、また一歩前進。
昨日会った前の会社の友人が2人とも、「元気になって、良い会社に出会えて、本当に良かったね」と口をそろえて言ってくれた。みんなが心から復活を喜んでくれてるのがわかるので、私も本当にうれしい。
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