遠くにみえるあの花火に
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2006年01月21日(土) モーリス・ユトリロ展をみにいく

天気予報では雪になるって話だったけど、
うれしくはずれて、風は強いけどそれなりに太陽はでているという日。

でも寒かった。
バーゲンで買ったばかりのウサギのファーをして出掛けたら、
友人には「随分使い込んだ感じのファーね。」と言われてしまう。
ぶひひー。

彼女は動物の毛を使ったものを嫌悪している。
たとえばハラコの靴とか鞄も嫌らしい。

不満だったけど、まあいいや。
とあきらめる。

今日は小籠包のランチ。
京都の高島屋でユトリロ展をやっていて、それを観に行こうと誘ったら、
では小籠包も食べに行きましょうってことになった。

小籠包。
あんまりおいしくて、前かがみになってしまう。
夢中で食べる。
肉汁がじゅわわって出てきて、
れんげにちょうどよくおさまるところを、ずずってやった。

海老チャーハンも、それについてきたごくシンプルなスープも
どれもとてもおいしかった。

今度は旦那といこーっと、と思う。
心の中で。





おなかいっぱいになってからユトリロ展へ。
ユトリロの絵をまとめてこんなにたくさん見るのは初めて。

ユトリロの絵というと「白の時代」の絵のイメージが強くて、
人物がその風景の中に登場するのをあまり見たことがなかったけど、
「色彩の時代」に移ってからの絵には、たくさんの女の人の後ろ姿が登場する。
どれも「腰をわざと肥大させた」女の人で、
母親以外の女性への嫌悪からくるものだ、とかなんとか説明書きには書いてある。
でも、そう言われなければ意外とチャーミングにも見える後姿。

帰りがけに、その後姿が描かれているポストカードを2枚買って帰って、
我が家のおトイレの壁にぺたりぺたりと張った。




没後50年 モーリス・ユトリロ展

没後50年に当たる2005年にスタートした本展では、
特に評価の高い「白の時代」の作品を中心に、国内外から集められた
初期から晩年までの作品約80点を一堂に展観いたします。
うち約20点は国内の展覧会に初出展される作品です。
                    (パンフより)



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