沖縄人日記
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2004年10月11日(月) 「人間失格」を読んで笑う私は人間失格なのか?!

スターバックスでコーヒーを飲みながら友達を待っていた。
今日まで那覇祭り。
ここから祭り会場までは歩いていける距離だ。
ゆかたを着た女性がたくさんいる。
女性だけではない。
老若男女、わんさかいる。

その中で太宰治の「人間失格」を読んでいた。
読むのは高校生以来だ。
確か、高校生の時は友達が貸してくれた。
「読んでごらん。ほんとーに人間失格だから」と。
読んだあと、友達に
「うん、人間失格だった。」と言って返した。

記憶では、くらーい内容の本だったような・・・。

最初の「はしがき」というページから読み始めた。
なにやら写真を見て、評論しているような文章だ。
初めに子供の写真にふれるのだが、この子供の表情について



「猿だ。猿の笑顔だ。」



という文章で思わず笑ってしまった。
声は出なかったが、顔はかなり笑っていたと思う。
はずかしい・・・。

いや、誰が読んでも笑うはずだ。
太宰治はこの子供の表情をかなりけなして書いている。
その後は美貌の青年が出てくる。


おもしろすぎるぞ、太宰治。






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