鮎見時子の日記
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2004年08月19日(木) |
依存症の回復に底を見る必要があるのか |
これを依存症当事者がいっても ただの甘え、否認といわれるんだろうけど 支援を仕事にする立場で そこつくの待つのが唯一の回復って断言するのは どうなんだと思う。 別に医療に限界があるのは仕方ない でも相変わらずのアルコール依存症の回復の低さのなかで ほんの一部の人にあうアプローチがそこを見たら回復する 其れがわかっただけじゃん
最近の脳の物質伝達でアルコールの麻薬性を決める なんだか(本からきちんと引用しようとしたらページ探せず・・ 「平気で暴力をふるう脳 草思社)の 物質がかなり個人差があって同じ量飲んでも やられやすい人とそうでもない人の生物学的個人差が きちんと存在するそうだ
そしてアルコール依存症からの底つき理屈を ほかの依存症に拡大するのもどうなのっておもう
金銭だとかばうなといわれたってそれはだって ほっておいたあとの後始末が金額大きくなるほどどうにもならなくなるし
現時点で医療の限界がまだまだ低い 仕方がないけど 意思決定能力が歪んでいるから依存症なんで 本人の意志の問題にされるのはどうも胡散臭い
勿論かばわないほうが良いというのは 自立感自己責任を自分で引き受けるあたり前のこと考えないと 立ち直れないのはあるけど。。
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