鮎見時子の日記
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2005年12月17日(土) 本の紹介「誕生死」の2冊目が発行になります。

この日記も前回に続いて別サイトの日記の
コピー一部そのプログ向け部分のところのみ編集です
発達障碍のメルマガでまぐまぐBooksアワードエントリーしてるのに
関係ない話が続き・・・(汗)

***


「誕生死」(三省堂)の2冊目が発行になります。
久々死産の話をかいていていくことなくなっていた

「誕生死」のサイトをみたら

http://homepage3.nifty.com/angel-book/

12月20日発行予定で2冊目
「誕生死」を読んだ同じ体験をした読者からの読者カードから
の寄せ集めで本が出るそうです。

多分買うと思います。

この本がきっかけで、週産期医療従事関係の方の理解も
開けるきっかけになったし

あと中央法規から
「赤ちゃんの死を前にして」
〜流産、死産、新生児死亡への関わり方と心のケア
という本も出版になったり

一人で苦しまないでいい情報でてきました。

流産死産新生児の死

微妙にみんな、違います。
22週以降は死産、死亡診断書と火葬埋葬。
その前で空に帰ってしまったらその儀式があるけど
22週前は亡くなってしまう場合、あるいは
母体胎児の状況から22週以降の生存が難しいと判断しての
人工中絶。掻破で
22週以降は母体の負担考えて、人口陣痛つけて出産と同じ形で
(無理に人口陣痛や走破しなくても自然に出てくるって考え方も
登場してるみたいですが)
泣かない赤ちゃんとして誕生します。

年末の年賀状喪中にするかどうか
新生児死亡なら迷わない気もしますが
(迷う人もいるのかもしれません。流産死産、誕生死も
出産がみんな違うのと同じだけ違うから)

死産流産は迷う場合がかなりかと思います。

参考までの私の主観アドバイスは、
喪中にすれば妊娠知らなかった人にも知れ渡り
しないと、
同じ頃うまれるはずだった、亡くした子と
同じくらいのはずだった
赤ちゃんの誕生報告年賀状予告なしでみてしまうので
どっちがいいか微妙です。

うちはあえて喪中にしないでおきました。
生まれてうれしくて喋り捲ったので
結構知ってる人多く、で、
あとから実は・・っていうのより感覚麻痺してる
亡くなって直後のうちに死亡はしらせ
(3月だったし
そのほうがあとから思考回復していろいろ言われるより
ダメージ小さいと判断)
さらに赤ちゃんの妊娠知ってる人であんまり
親しくない人には
普段しないけどあえて、年賀状夫と二人のプリクラ貼って
だし。。

この年から数年は赤ちゃんの年賀状みてはブルーでした。

で、下の子は、未熟児で生まれて、ばたばたして
お祝いもらったのにそのまんまとか、そういう人もいるしで
親しい人や親戚関係だけ1歳すぎて娘の写真で
1回だけ年賀状だしたけど
やっぱり見てブルーって人もいたのかも。

あと火葬もうちの親が体大事にしなさい寒いのにと反対されて
立ち会いませんでした。

赤ちゃんと対面も、10年近くたった今頃
やっぱりあっておけばよかったと思う。
そう思う心境になるまで10年かかった。
で、あと、10年過ぎたらもう思い出したくない。
忘れたいって意味合いじゃなく逆に重すぎて語れない。


そのほか、赤ちゃんの死を前にしての冒頭で
妊娠検査薬の発達で早期の妊娠がわかるとともに
以前は気がつかなかった化学流産受精はしても着床しない、
胎嚢が確認できない妊娠もわかるようになって
実際の妊娠してない複雑な心境も生み出したと・・・

でも、
初期流産、繋留流産した人なんかは
その頃忙しくて普通にしてしまったとか
悲しみもない淡々って人もいて
そういう人もいるんだな〜って思っていたけど
発想転換で、赤ちゃんの誕生、プレママになった感情
実感ないうちに赤ちゃん空に帰ってしまった。
ただそれだけ、冷たいとか母性感情がないとかとは
ちょっと違うんだろうなと。。。
ただみんながそうじゃないこと多いから
発言難しそう。わからない人には誤解され
悲しんでる親からは聞きたくないとおもわれ・・・
私なんかは、これあまり人に言ってないけど
死産した娘と生きてる娘の間で
死産のときも受精と同時で具合悪くなってそれとおんなじで
もしや?と
妊娠検査薬買って試したらほんとに薄い色がでて
やっぱり・・病院いかなきゃと思って2週間で生理みたいになって
初期流産だったのかもしれないけど
怖くてついに確かめてない。
なぜこれを今言う気になったかって、
誕生死、赤ちゃんを失う悲しみが理解されるのは歓迎だけど
だからといって悲しめないことを悲しめないまんま
そっとしておいてほしい気持ちにもなり。

最後に
生む側の都合だけで人工中絶する場合
だれでもそうしなきゃいけないことってあるけど
2度3度繰り返さないようにね。

既婚の中年女性の中絶多いこと
あと、中絶繰り返してる場合一方的に女性に
非難の目がいくけど
DVつまり、夫、パートナーの避妊なし強制強姦状態
そんなこともありだし、

たとえば産科に夫付き添いも
すべてがほほえましくない。
余計なこと喋らせない監視目的とか
たとえ医者でも自分以外の男と接触させたくない
異様な監禁嫉妬心でついてきてる場合あるって
この話前も書いたけど改めて。


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