ふつうのおんな

2004年08月26日(木) 胸焦がす

private taleにふさわしい話題かもしれないが、今回はこちらに・・・。

好きな人に、既に恋人がいたらどうしたらいいか。
一番平和なのは自分の中だけで気持ちを昇華させ、人知れず終わらせることだろう。

が、現実はそんな奇麗事では終わらない。

嫌われたくない 好き 振り向いて 奪いたい 自分だけを想って
泥の中に沈むように気持ちは粘着性を帯び、今まで感じた事のなかった自分の強欲さ貪欲さあさましさを目の当たりにする。
好きな人の前ではそれらは微塵も見せずにニッコリ微笑む。

「恋」は寝ることが必須ではない。
涙が出なくたって
胸が痛くならなくたって
ご飯が喉をとおったって
相手への執着が自分の力で消えなれば「恋」だろう。独り善がりだけど。

好きな人に恋人がいるという状況が辛いのか
好きな人が恋人よりも自分を選んでくれないという現実が辛いのか
恋人とだめになったら振り向いてくれるのか
恋人とだめになってもまた自分以外の人が選択されるのか

一人メビウスのような状態から抜け出すには、引越しでも転職でも退部でも物理的に離れるか叩きのめされるほど傷つけてもらうか、何とかして手に入れるかだ。

一度は気持ちを伝える。
口調は軽く、しかし深く。
その後まるで恋人との仲を祝福するように振る舞い、恋人に対しても接点があれば優しく接する。
自分の中の邪気は絶対に気取らせない。
相手が恋人との関係の中で一瞬ふらつく隙を見逃さず(または隙を作らせ)そこを抑える。
そしてまたさっと引く。繰り返す。

または。

恋人がいても好きなものは好き、と気持ちをぶつけつづける。
ただし相手が苦笑する程度に。
ここで本気で困らせたり嫌がられたりしていないかどうかを見極めなくてはならない。
でも「セカンドでもいい」「ふたまたかけて」のような発言は後々自分が苦しいだけだ。
二番で始まれば一番を目指すもんだ。


できれば恋は相手と二人でしたいよね。

あ、本文とは無関係な私信ですが ゆきこさん ココロよりおめでとう。

chick me
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etsu

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