ふつうのおんな

2008年04月22日(火) 極刑が死刑だから死刑を。

私なんかがくどくど書かなくても皆さんご存知のことでしょう。
光市母子殺害事件 といわれる、ガキが欲望を満たすためだけにおこした胸糞の悪い事件のこと。
死姦までしてるというのに母親像を見ただのドラ○モンだの殺意はないだのイロイロ話が作られていましたが、つじつまの合わない弁護はやはり無力だったということが証明されましたね。

死刑判決。

「もとむらさん」というだけでこの事件が思い出される。
これほどに被害者側のご家族がマスコミへの露出を続けてこられた事件はそう多くないと思います。

執念とか怒りとかそんな言葉で本村さんのこの9年間を総括してはいけないでしょうが、心からお疲れ様でしたという気持ちがわきます。
タイトルにした「極刑が死刑だから死刑を(望む)」は本村さんが会見で話された言葉です。
いまの日本の最高刑罰が無期懲役であれば無期懲役を望む。それだけなんだと。
死刑を何度も求める発言をしていたのはそういう真意なんだと、妙に納得しました。


「悪いことをしていればいつか必ず罰が当たる」よく言われることですが、そうでもないですよね実際は。
ルールを侵しても発覚しなければそれは「なかったも同じ」。

たとえばすごく小さいことですが、私の行くパチンコ屋は玉の移動禁止なんですよ。
友達といって片方が出した玉を共有したり、とある台で出した玉を持って別の台で打つ行為の禁止ということなんですが実際はやっている人はたくさんいます。
私はやりません。
が、先日となりの台に別の台で出した玉を一箱もって座った人が、半分くらい打ったところで確率変動を引いて何度も連荘し、得意げに友人に自慢していました。

店員を呼んで「不正をして出した場合ってどうなるの?」と聞いてやろうかと思いましたが、しませんでした。私がその人のせいで損をしたわけじゃない。ひたすら、気分が悪いだけだし。
ただ、ルールを守らなくても店側が見てみぬふりをするならルールを守って現金でちゃんと打つ私は損をしていることになりますが。

そして不正をせずに打っている私が出るかといえば、全く出ず・・・。
本当にこういうことの連続です。現実は。

じゃあ一体どうしたらいいのか?

「不正をしている人の被害にあわないようにする」

言葉にすると簡単ですが、これほど難しいことはないですね・・・・。

chick me
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etsu

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