雑記目録
高良真常



 シャイニング (映)

シャイニング
   スティーブン・キング原作/キューブリック監督
  ワーナー



雪の深い山奥。
そこに立てられた立派なホテルに、ある一家がやってくる。
トランス一家は、ホテルの管理人として、住み込みで管理をする仕事を請け負ったのだ。
しかしそのホテルには、前任者が家族を殺し、自殺するという呪われた過去があった…。
少しづつ、少しづつ、ゆっくりと染み込んでくるかのように歩み寄る異変。
エレベーターから流れてくる血の海。惨殺された双子の亡霊。バスルームの腐った女。狂気を煽り立てる、ホテルの“住人”たち……。
狂気に囚われる父親と、架空の友達と話しかける息子。
張り詰めたものが溢れ出した瞬間に、恐怖は膨れ上がる……。


ジャック・トランス役のジャック・ニコルソンの迫真の演技がマヂで恐ろしい問題作。
“RED RUM”(逆さ文字で……MURDER(殺人))や斧でドアを破るシーンなど、社会現象にもなったホラー映画。史上最も恐ろしい心理ホラーと言われています。

しかし、どうやらキングはこれが気に入らなかったみたいで(苦笑)、ずっと後になって、自ら監督として指揮したドラマシリーズの「シャイニング」もあります(こっちは上下巻)。
でもね。でもよ?
私的に、ドラマシリーズはイマイチでした(苦笑)。
やはりジャック・ニコルソンを越える演技ってないし、何よりダニー(息子)役のコが、ドラマシリーズではあまり可愛くないんだこれが!(爆) トニーの表現も、最初よく解らなかったし……;

ホラー映画好きなら、見て損はない代表作。










2004年08月30日(月)
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