りえるの日記

2007年11月30日(金) オネゲル

須賀敦子の「ユルスナールの靴」を読み終えた。
須賀さんの文章は真っ白で清らかで好きだけど、
底辺に流れるの彼女の石のような頑固さが感じられ、
時々息苦しくなるときがある。
でも、これはユルスナールの靴を読んでいる時に感じたこと。
断言はできない。

ミシュレ「ジャンヌダルク」を読んでいるというと
アルチュール・オネゲル「火刑台上のジャンヌ・ダルク」
ポール・クローデルの詩によるCDを友人にもらった。
指揮は小沢征爾 フランス国立放送管弦楽団

対訳付き

全部読んでみる。単語の使い方が素敵だ。
抜粋したらきりがないので、最後の歌詞を。
Personne n'a un plus grand amour que
de donner sa vie pour ceux qu'il aime.

「愛する者のために、みずからの生命を与えるそれ以上の
大きな愛は、誰もしらない」


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