HARUKI’s angry diary
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2004年09月11日(土) HARUKI日本平スタジアムへ行く(清水エスパルスVSサンフレッチェ広島)

HARUKIは悩んでいた。J1昇格が決まるかもしれない川崎フロンターレの試合を見に行くか、それとも日本平へエスパルスの試合を見に行くか。

フロンターレは観客動員に命をかけていたようで(汗)、木曜日の時点でホームページには「当日券を発売しないかもしれません」という恐ろしい文字が。
ひえぇぇぇぇぇ、すげーーーーーーーーーーーー。そんなに混むわけ?
HARUKIはサッカー観戦が好きだけど絶対日本代表の試合には行かない。理由は簡単、混む試合が嫌いだからである。
そういう意味ではエスパルスの試合はそこそこの混み方でHARUKI的には、非常にうれしい。←おいおい
もしエスパルスの試合が、浦和レッズのようにいつも満席だったら行ってないかもしれないし(笑)。

悩んだまま金曜日。
昼飯を食いながら、toto(サッカーくじ)を買うべく投票用紙をにらんでいた。
“川崎‐大宮”の文字を非常に客観的にみつめていると、どーしても川崎が勝てるような気がしない。
ジュニーニョとアウグストがいなくて、誰が点を取るんだ?絶不調の我那覇か?それに比べ、バレーとトニーニョとトゥットのいる大宮の方が有利に決まってるだろう(注:バレーは9日にケガをして結局出場せず)。大体、あんな動員かけて、フロンターレの選手が萎縮というかプレッシャーの中で本来の調子が出せるはずがない。オリンピック日本代表の初戦だって、悲惨だったじゃないかぁ。
80%大宮の勝ち、よくて引き分けだな。
と結論を出した。
でも川崎の勝ちに印をつけてしまう、一応、にわかだけど、サポーターの悲しさ(笑)。←だから当たらないんだよっ!

一方、エスパルス。
相手は広島。おまけにホーム。戸田も出るしチョも出るし。データ的には広島は日本平ではかなり負けがこんでいるとか。
絶対勝ちじゃ〜ん!

川崎の昇格決定は、まだ先だから明日行かなくても大丈夫だな。
それなら勝ち試合を見たいし、とHARUKIいきなり日本平行きに決定!

クマは実家の下田に行くと言うので、HARUKIは試合が終わってから沼津に移動し、そこで下田から戻ってきたクマと落ち合うことになった。


新幹線なら時間もかからないし、楽勝だよ〜と昼頃起きたHARUKI。
あれ?
早朝に家を出たはずのクマが家にいる。
「どしたの?」とHARUKIが聞くと「下田、行くのやめた。一緒に日本平行くよ〜」とクマ。
うっそーーーーーーーーーーー。
いや別にいいけど、車で行くなら急がないと間に合わね〜ぞ〜!!
大急ぎで支度開始。

ジンクス的にはクマがいるとエスパルスは勝てない。
うううう、これで今日は負けだな(涙)。

午後2時半、出発。
土曜日の午後なのに、東名高速はガラガラ。こういうエアーポケットみたいな日もあるのだろう。っていうか観光地に行く人は、午前中にはもう出ているのだろう。←当たり前

途中休憩を取りながら、午後5時半すぎに日本平の下の民間駐車場に車を入れた。

日本平スタジアムは、山の天辺の方にある。交通規制がかかるので、車はその麓までしか入れない。
うううう、久しぶりに山登りだよ〜(笑)と思いつつ、ダラダラと坂をあがり、6時前にはスタジアムに到着。

当日券売場へ。
「指定席まだありますか?」と聞くと「ございます」と売場のおねーさん。
メインスタンドのホーム側、前から3列目がけっこうあいていた。
うれしいなぁぁぁぁ。こうでなくちゃ!(笑)

韓国から移籍後、今日始めてホーム戦デビューとなるチョジェジンの記念焼肉弁当を楽しみにお腹をすかせて来たのだが、限定100食のためにとっくに売り切れ(涙)。(→右写真 チョ選手)

HARUKIがごく普通の弁当を買って食べているとクマが言った。
「梨、むいてきたから」
はい?と思ってクマが差し出すタッパを見ると大量の梨が(大汗)。
おーーーい!こんなにたくさんどーすんだよっ!!

しょうがないので、HARUKIのお隣の“今日初めてスタジアムへ来ました”おねーちゃんと彼女に説明するのが命(笑)みたいなおにーちゃんのカップルに「いかがですか?」と無理やり梨を差し出すHARUKI。
「すいません」と言いながら、にーちゃんが梨を何個か受け取った。

さらに、クマ側の隣にいたおやじにクマが「梨いかがですか?」と差し出している。
おやじは果物があまり好きではないらしく、一切れ取った。するとクマ「もうひとついかがですか?」とこれまた無理強いしている。
ま、お酒じゃないからいっか。←そーいう問題ではない

そうこうしているうちに7時ちょっとすぎ。キックオフ。
開始早々、サンフレッチェのペース。
うーむ、やっぱりクマを連れてきたのがいかんかった。
HARUKI後悔することしきり。

いつも思うのだが、エスパルスの出島の応援団の応援は、聞いていて非常に気持ちがいい。
「歌って踊って90分」とHARUKIは密かに言っているのだが(笑)、みなさんよく動き、歌も上手。
あれだけの応援を受けたらさぞや選手も気持ちがいいだろう。

試合の方は、やっぱり広島の森崎双子兄(あれ?弟だったか?とにかく浩司の方)はいいよなぁぁ、とシミジミ観戦。

そしていきなり戸田にイエロー。へ?
さらに数分後、再度戸田にイエロー。
え?もう退場かよっ!!!!

審判の判定にとやかく言うのも大人げないが、いかんせん、ジャッジの基準がはっきりしない。
なんであれを取って、これは取らないの?ということが度重なり、見ている方も苛立ちが。

前半27分が過ぎた時点で10人になったエスパルスは、けなげにがんばっている。が0−0のまま、前半終了。
はぁ。
クマを帰らせようかなぁ、とマジで考えるHARUKI。←おいおい

一方、気になるフロンターレ。
携帯で確認するとすでに0−2で負けている。
あぁ、やっぱり(悲)。

後半。
押しているのに、点が取れないエスパルス。
すると審判がまるで員数あわせのように、ペナルティエリア内での反則を取り、サンフレッチェの選手1人退場。おまけにPKをいただく。
え?いいんですかぁ?(笑)

10人対10人になってからは、エスパルスがガンガン速攻を始め、アラウージョに北嶋にとFW組が点を取って、最終的に3−0の勝利!
わーい!やったぁぁぁぁ!!

「良かったねぇ、ジンクスが破れて」とHARUKI。するとクマがうれしそうにうなずいた。っていうか追い返さなくて良かった(笑)。
「これで安心してエスパルス戦に来られるな」とクマ。

日本平では、勝利をすると花火が上がり、「王者の旗」という歌を皆で歌う。
大喜びしながらHARUKIがタオルを掲げ歌っていると、お隣カップルのおねーちゃんが、「すいません」と声をかけてきた。
はい?なに?今、気持ちよく歌ってるんですけどぉ。

「美味しい梨をご馳走様でした」とおねーちゃんは言い、そそくさと帰って行った。
きっといきなり歌い出だしたから、いつ声をかけようか迷ったまま、ずーっと待っていたのだろう。←かわいそうに
そんなご丁寧にしてくれなくてもねぇ、礼儀正しいんだねぇ、勝ったからなんでもいいんだよ(笑)。

きっと負けてるよなぁぁと思いながら、浮かれまくりのHARUKIは、日本平の坂道を下りながらフロンターレ戦に行った友人Nさんに電話。
Nさん「3−0で負けよ、負け〜。でそっちは?」
HARUKI「3−0で勝ちだぜ〜」
Nさん「あ、そ。私出待ちしてるの今」
HARUKI「お疲れ様だねぇ」
Nさん「なんか全然ダメだったよ、今日…」
うーむ、やっぱりプレッシャーに負けたかなぁ。

この後、気分はサイコー!(笑)のHARUKIとクマは一路家を目指して、東名を走ったのだった。

クマ「いつ下田行こうかなぁ」
だからぁ、なんで今日行かなかったんだよっ!!
次、もし日本平へ行くとしたら、26日の新潟戦だから。
そのときこそ、行けば?下田!!


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