HARUKI’s angry diary
DiaryINDEXpastwill


2004年10月28日(木) 清水エスパルスとわたくし

先週のエスパルスの試合のことを思い出すと、なぜか落ち込む1週間だった。今週末もどうせ負けるのでは?このままシーズンが終わるまで1勝もできないのでは?などとついつい暗い方向に考えてしまうのだ。

今までだって負け試合はたくさんあった(涙)。でも、必ず「次は勝てる!」と思うことが出来た。そう、それは麻雀をやっているときに、新しい回が始まるたびに「次は満願だ!」と期待に胸をふくらませているのと同じ。でも、いざ配牌が終わると手が悪くてめげるのだけど(悲)。

自分では気付かなかったが、かなり精神的にダメージを受けているようだ。

HARUKIは、好きなものはたくさんあるし、それなりに熱中する方だが、所詮自分自身のことではないので、気持ち的にはどんなことにもそれなりに距離を置いて接する。だから好きな人やもののことを他人様に悪く言われてもあまり気にならない。「あぁ、そーいう意見もあるのね、へー、でも私は好きなんだから別にかまわないよ」という感じ。

それが、あまりにやる気がないというか、情けない試合だったために、その好きな相手本人の様に打ちのめされてしまったのである。

HARUKIが好きになってからのエスパルスは決して強いチームではなかった。最下位一歩手前まで来てることもあった。
それでもエスパルスのやる気のない試合を見たことはなかった。逆に言うとがむしゃら感はないけれど、選手皆が、自分の出来ることを一生懸命にやっている姿が気持ち良かった。

今年のJリーグ通年を通してセレッソ大阪と最下位争いをしている柏レイソルのサポーターが、選手批判の横断幕を出し、選手バスを相手に暴れたことがちょっと前にあった。

1stステージで優勝した横浜マリノスが、2ndに入りあまり勝てず引き分けが続いたときに、サポーターが選手に向かって石のようなものを投げ込んだこともあった。

そして先週は、今期優勝候補の浦和レッズにホームでは殆ど負けたことがない鹿島アントラーズが、接戦の末負けて、サポーターが選手に向かって缶ビールを投げた。それを選手が投げ返したために、サポーターがピッチに乱入して騒ぎになっていた。

海外ではサポーターがかなり過激な国もあるようで、死傷者が出ることもあるらしい。だが、日本ではそういうマナー違反のサポーターが少ないこともJリーグのいいところ。

ただ正直言って、一生懸命応援しているチームが情けない試合をしたり、負けたときに興奮してしまう人の気持ちはわかる。
もちろん前述したような暴力行為に出ることは、絶対によくないことではあるけれど。

先週の試合で、好きな男に裏切られたような気分になってしまったHARUKIは、今非常にめげている。一度裏切られたからと言って、すぐ「さようなら」が出来るような関係ではないので(笑)余計につらい。
もしこれが現実の男だったら「二度と許さないからね!」と最後通牒を出すことも出来るのだが。

HARUKIとネットでやりとりをさせてもらっている西京極さんという京都パープルサンガのサポの方がいる。お会いしたことはないけれど、彼はゴール裏で旗振りをする10年来の熱狂的なサポーターさんらしい。
今年サンガは、J1返り咲きに向けてJ2でかなり苦しい戦いをしている。
その西京極さんの日記にこんな言葉が書いてあった。

本当に悔しいし、がっかりした。
けれどもそれは今日一日落ち込んで忘れようと思う。
サポーターはチームの次の勝利を信じて応援するしかない!
それがサポーターの闘いだから。


これを読んだときに、HARUKIは自分がサポーターとしてどうなんだろう?と自分自身に問いかけた。果たして西京極さんのように闘うという気持ちを持てているだろうか?と。

さらに

「俺らの応援が足りへんのか!?せやから勝てへんのか!?」

この悲痛な叫びには、涙が出そうになった。

スポーツには勝ち負けがつきまとう。だから見ているほうも熱中する。
でも勝つから感動するのではない。その闘う真摯な姿に感動するのだ。

エスパルスがこれからどのような試合をするのか、もう少し見ていよう。
せっかく好きになった男、そう簡単にはあきらめないからね(笑)。←HARUKIは実はしつこい性格(笑)


Mikan HARUKI |掲示板へ

ランキングなるものに参加しています。お気に召したら投票をお願い致します(汗)。↓


My追加