HARUKI’s angry diary
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2004年10月30日(土) |
雨の日本平スタジアム(清水エスパルスVS名古屋グランパスエイト) |
今週ははっきり言って、バテバテだった。やっと修羅場が終わったと思ったら即座に次の修羅場に突入していたのである(号泣)。
今日はクマは仕事があり、1日出勤。 HARUKIは、絶対朝起きられないと思っていたので、今日の試合はCSで観戦の予定だった。 が!!!
朝。 ピンポンで起こされた(クマはとっくに出勤済み)。 うにゃぁ? 受け取る予定の荷物はすべて(笑)明日の再配達で手配したし…。 クマが好んで頼んでいる無農薬野菜の配達だった。 だぁ。
雨も降っているし、体調もいまひとつだし、どーしよーかなぁぁぁと悩んだが、結局日本平へ行くことに決定! っていうか、先週の思いを引きずったままテレビ観戦でお茶を濁すのはどうも納得いかない。エスパルスに見切りをつけるにしてもつけないにしても、自分の目で確かめて決めようと思ったのだ。
考えてみるとこの性格と行動力が、HARUKIの人生をここまでぐちゃぐちゃにした原因である。←自分で言ってりゃ世話ないし
とくに前夫。交際中から見切りをつけよう、つけようと思いながら「次に会ったときに、きちんと話をして別れるんだ」と何度誓ったことだろう。 そのたびに、ヤツの要領を得ない会話にごまかされ、挙句の果てに寝技に持ち込まれて(←おーい!)、そのままずるず結婚してしまったのだった。 この“現場主義”というか“自分の目で見て判断”というのがHARUKIの場合、クセモノ。見切りをつけたのなら、会わずに「もう二度と会わない」と一言言えば済むことだったのだ。 あぁ、後悔先に立たず。←今頃言ってもねぇ
東京駅でどの駅弁にするか迷っていたため、予定の新幹線に乗り遅れたHARUKI。←大バカ者 東海道を走る新幹線はこだまとひかりで結構な本数があるのだが、静岡にとまるものは30分に1本くらい。うううううう、失敗。
キックオフぎりぎりの2時50分に日本平着。
清水駅に着いた頃は小降りだった雨も、スタジアムに着いた時には結構な雨。 勝手知ったる日本平。こういうときは、ゴール裏の自由席1階に限る。 お値段も安いし、殆どの席が屋根の下。その真上の2階は「歌って踊って90分」の席だから、100%エスパサポ。 ただ惜しいかな、掲示板が真上にあるので、情報がまったく入手できない。 ま、エスパの選手は顔見りゃわかるし、名古屋もメインの選手はわかってるからいっか〜。
入り口では新潟地震の義援金集めの活動が行われていたので、少ないながらもお金を入れる。 さらに、何度チャレンジしても売り切れだった、ハンドパペットパルちゃん購入。 かわいいねぇ。
選手入場。 今日のJリーグの試合は、すべて選手は喪章をつけ、地震で被害にあわれ亡くなった方々に哀悼の意を表することになっていた。 選手が入場したあと、場内アナウンスにそって観客全員が起立し、「黙祷」の声と同時に黙祷をささげた。 が!! 信じられないことにグランパス応援団は、脳天気に応援の声を張り上げている。 はい?
さすがのHARUKIもあきれてモノが言えない。
静まらない声に、エスパの応援席から「うるせーんだよ」という声があがった頃には、ようやくグランパスサポ軍団も場の雰囲気に気付いたらしく、応援をやめた。 応援もいいけど、時と場合を考えない応援ってすげー恥ずかしいことだと思うけどなぁ、グランパスサポさん!
午後3時ちょっと過ぎ、キックオフ。 今日は森岡様も戸田も出ていない。どーなることやら〜というHARUKIの暗い暗い予想に反して、みんな必死でやっている。 多々問題はあるが、まぁ、それでもスピードのあるプレイとやる気を見せてくれた。
前半終了間際に、グランパスが誇るブラジル人に1点入れられた。
後半は、交代で出場した大ベテラン澤登が大活躍。それまで2階の応援団にあわせて拍手したり声を出していた1階も急に熱を帯びてきた。 あっちこっちからいろんな野次が(汗)。
でも聞いていて不愉快になるような野次ではないので、ついついHARUKIも名前を叫んだり、ヒートアップ。
が、またブラジル人に1点入れられた(涙)。 でも今日のエスパルスはあきらめない。 ついに1点返した。
それから怒涛の攻撃をし始めた。
終了間際。 時間もないし、とにかく1点入れて同点にしたいエスパルス。コーナーキックをゲット。さぁ!というときにグランパスのDF、これまたベテランの秋田が突然うずくまった。 担架がダッシュで運ばれてくる。いや、出てくるのの早いこと早いこと(笑)。 ところが秋田は担架はいらないと申し出たようだ。でも立ち上がらない。 いきなりブイーイングの嵐。
すると 「秋田ぁぁぁ!あとでちょっと来いよっ!」 と、おにーちゃんの罵声が。
わははははは!おもしれぇぇぇぇ。 不良のおにーちゃん特有の申し出だし(笑)。
結局、健闘むなしく1−2で負け。
試合後、ゴール裏に選手が挨拶に来た。もちろん今週は、前節のようなブーイングはない。 「エスパルス!」の掛け声と大きな拍手。
いやぁ、負けたけど一生懸命な姿には感動したよ。
HARUKIも大きな拍手をしていると、今度はおじさんの声が。 「今日はいいよ!次の試合で勝てば!」
HARUKIは理解した。サポの皆がおそらくHARUKIと同じ気持ちで今週を過ごしたのだということを。 そして、今日の試合を見に来たことを。
でもね、次節はね、優勝街道を突っ走ってるレッズ戦なんだよぉぉぉ(涙)。エメルソンがいるんだよぉぉぉぉ(号泣)。
静岡までのシャトルバスに乗り、ガラガラなひかりでHARUKIは一路東京を目指した。
帰宅後。 クマが言った。 「まさか、今日は日本平に行くとは思わなかったよ〜」 いや、HARUKIもね、行くとは思ってなかったんだ(笑)。
Mikan HARUKI
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