HARUKI’s angry diary
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昨夜、クマがいきなり言った。
クマ「オレ、ショックでさぁ」 HARUKI「どしたの?」 クマ「今日、学校でさぁ、車椅子って言葉がどーーーーーしても思い出せなくてさぁ」 HARUKI「あはは〜」 クマ「物忘れがひどいって、歳だよなぁぁぁ」 HARUKI「最近、髪の毛細くなった?」←追い打ちをかけているらしい クマ「だろ?だろ?おまけに薄くなってるんだよぉぉぉぉ」
HARUKI「じゃ、車が三つついている子供の用の乗り物はなんだ?」←かなり低レベルの質問 クマ「三輪車」 HARUKI「自転車に乗れない子供が、練習のとき自転車に付けるものなんだ?」←ほぼバカにしているような質問 クマ「補助輪」 HARUKI「ほら!大丈夫だよ!」 クマ「…………」←まじめに答えている自分に気付いて落ち込んだらしい
確かにこの年齢になると、覚えているつもりのことでもときどき忘れることがある。とりあえず固有名詞(とくにどうでもいい芸能人の名前とか)は、もう忘れていても当たり前くらいの覚悟でいないといちいち落ち込んでしまうほど、すぐ出てこないことが多いのだ(涙)。
HARUKI「3年A組の出席番号3番は誰?」 クマ「えっとぉぉぉぉ、あれ石田だったかなぁ、石山かなぁ」←まじめに考えているらしい ちゃんと答えなくたって、HARUKIはもともと知らないんだよ、クマの学校の生徒のことなんて。←だったら聞くなよっ!
ベッドに入ってから。 たまたま読んでいた本の関係で百人一首が頭に浮かんでいたHARUKI。 紫式部の歌って「雲がくれにし夜半の月かな」だよな。あれ上の句は?あれ?あれ?思い出せねぇぇぇ。←結構ショック
HARUKI「雲がくれにし、の上の句なんだっけ?」 クマ「え?」 HARUKI「難波潟だっけ?」 クマ「違うと思う」 HARUKI「じゃ、難波潟の下の句なに?」 クマ「えっとーーーーーー」
二人でうんうんうなり始めた。
クマ「玉の緒よ絶えなばたえね、って下なんだっけ?」 HARUKI「から紅に水くくるとは…じゃないよね」 クマ「違うと思う」
こうなるとタダのドつぼ。←大バカ者たち いつしか眠気は遠のいていき、あーだこーだ言い合いになってきた。
突然、クマがむくっと起き出し、ダッシュで2階に上がった。 ネコたちはもう朝かと思ったらしく、「エサ〜」と言いながらクマの後をタッタッタッと3匹でついて行く。
数分後、クマが降りて来た。 クマ「あ〜スッキリしたぁぁぁぁ。お休み〜!」 へ?ちょっと待て! なんだよっ!それっ!!
クマ「全部確認してきたから」 HARUKI「じゃ、教えてよぉぉぉぉ」 クマ「いぃぃやぁぁぁぁぁ」 HARUKI「教えてよぉぉぉ」 HARUKIの抵抗もむなしく、クマはそのまま大いびきで寝てしまった。 だぁ。
HARUKIが今日、めちゃめちゃ睡眠不足だったのは言うまでもない(涙)。
参考までに←今晩眠れないことがないように(笑)
めぐりあひて見しやそれともわかぬ間に雲がくれにし夜半の月かな 紫式部
難波潟みぢかき蘆(あし)のふしの間も逢はでこのよを過ぐしてよとや 伊勢
玉の緒よ絶えなばたえねながらへば忍ぶることのよわりもぞする 式子内親王
ちはやぶる神代もきかず龍田川から紅に水くくるとは 在原業平朝臣
(小倉百人一首 白楊社刊より)
Mikan HARUKI
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