HARUKI’s angry diary
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2004年11月20日(土) |
歓喜の日本平スタジアム(清水エスパルスVS柏レイソル戦) |
はぁぁぁぁぁ、良かったぁぁぁぁぁぁ。 これで肩の荷がおりた(笑)。 いや、マジでこの1ヶ月苦しかった。 でもとりあえず
エスパルス勝利!自力でJ1残留決定!!
ほっ。
今日の柏レイソル戦は、エスパサポにとっても正念場だった。普段ゴール裏で「歌って踊って90分」の応援をしている方々が危機感せまる呼びかけをしていた。
自分達でビラを作り、それを配って少しでも多くの人に日本平へ来てもらおうとしたり、当日決起集会を開いたり。さらに、普段はそれぞれで応援をしているメインスタンドやバックスタンドに応援団の人を配置して、ゴール裏と一緒に応援をしようと試みたり。もう涙ぐましいものがあった。
昨夜。 クマが言った。 「明日さぁ、負けたらやだよねぇぇぇ。オレ行く勇気ないよ」 わかるよ、クマ。その気持ち。 でもね、ここでひよったら、絶対、後で後悔するから。
今朝。 多分飛び石連休だから、東名が混むだろうと予想したHARUKIたちは、キックオフ5時間前の朝9時前に家を出た。 が!!!!! HARUKI宅から数十メートル先にある幹線道路に出て愕然。片側3車線の広い道路が車でビッシリうまり、身動きが出来ないのだ。 うっそーーーーーーーーーーー!!
しょうがないので、クマお得意の裏道コースをたどることに。普段なら殆ど車がいない道がこれまた混んでいる。 なんで? するとはるかかなたで道路工事をやっており片側通行になっていたのだ。 ふざけるなっ!!! そーいう大事なことはちゃんと表示しておけよ!! 細い道に入ってしまっているので、後戻りも出来ずそのまま渋滞に並ぶことに。誘導のおやじのやり方も悪く、とにかく時間がかかる。 HARUKIいきなり窓をあけて叫んだ。←普段ならクマがやる(笑) 「工事の表示をもっと手前に出しておけよ!!」(激怒)
ようやく渋滞を抜けて、東名に入ってまた驚愕。 それでなくても混んでいる東名。事故渋滞でまったく動かず。 家から神奈川県の海老名につくまでのたった数十キロに3時間もかかってしまったのだ。清水まではまだ100キロ以上ある(悲)。 うえーーーーーーーーーーん。
海老名で休憩した後、多少はすいた東名をぶっ飛ばすクマ。 やっとあと30キロで清水というところでクマが言った。 「腹いてぇぇ」 へ?どしたの?
富士川SAに車を入れ、クマ、よろよろとトイレに駆け込んだ。 HARUKIが一服しながら美しい富士山を眺めていると、やっとクマ登場。 「どしたの?」 クマは答える間もなく、またトイレに逆戻り。 ひえぇぇぇぇ、大丈夫なのかい?
HARUKIが心配していると、やっとクマが戻ってきた。 クマ「何かに当たったみたいだなぁ」 HARUKI「ひどいの?」 クマ「多分、全部出たと思う」
ここでHARUKIは考えた。 今朝からHARUKIとクマは殆ど同じものを食べている。唯一違ったのは海老名のサービスエリアでHARUKIはアメリカンコーヒーをブラックで、クマはクリームののったアイスコーヒーを飲んでいたのだ。 あれから約1時間半。あたるとしたらそろそろだ。 HARUKI「もしかしたら生クリームじゃない?」 クマ「飲んだとき、妙なクリームだなぁとは思ったんだ。まるでメレンゲみたいな感触でさぁ」 だからぁぁぁぁ、そーいうときは飲んじゃだめなんだってば!! っていうか、そーいう腐ったもの出すなよっ!!海老名のコーヒー屋!!(怒)
クマのお腹がおちついたというのでいざ出発という段になってまたクマが言った。 「腰痛くてさぁ、トイレから立ち上がれないかと思ったんだ」 へ? さらに「手すりつきのトイレだったから、なんとか立てたけどさ、一瞬どうしようかと思ったんだよぉぉぉぉ」とクマ。 あのねぇぇぇぇぇ!!
実はクマは腰痛持ちである。 夏場は調子が良かったのだが、寒くなってまた痛み出したらしく一昨日あたりから、腰痛体操をし始めたばかりだったのだ。 HARUKI「今日は、腰痛ベルト持ってるの?」 クマ「うん」 HARUKI「整体行くのさぼってるからだよ」 クマ「ううううう」 とは言うものの、渋滞の中、同じ姿勢で長時間車を運転するのはおそらく腰にはよくないのだろう。
クマがベルトを腰に巻き、ようやく出発。 クマ「踏んだりけったりだね」 HARUKI「弱り目に祟り目ってこともあるしね」 クマ「負けたらやだなぁぁぁ」←言うなって!
この時点で、すでに1時を回っていたので、どうがんばってもキックオフの2時には間にあわない、とHARUKIは悟った。 HARUKI「後半だけでも見られればいいからさ」←やさしいなぁ クマ「はーい」
清水インターの料金所に並んでいると、前の車のリアウインドウにレイソルの旗が。 HARUKIたちもここまで相当大変だったけど、おそらく千葉から来るとなると混んだ東京をぬけなければならないのだから、やたら時間がかかったと思う。 HARUKI「相当早く出たんだろうね、千葉を」 クマ「きっと暗いうちに出て、やっと今到着くらいじゃないか?」 そして、かわいそうにレイソル車は、インターを出た後の二股を逆の方に行ってしまったのだ(汗)。
もちろんそっちの道でも行けるんだけど、遠回りなんだよねぇぇぇ。 あの人たちも間に合わないだろうなぁぁぁ。←道連れがいてちょっとうれしい(笑)
HARUKIたちは、勝手知ったる日本平への道。 なんとかスタジアムの下の駐車場に車を入れたのが、ちょうど2時だった。
それから延々20分、山道を登らなければならない。 腰痛のくせに(笑)、クマの足取りは速い。 HARUKI「大丈夫なの?」 クマ「歩くのは全然平気」 ふーん。
これだけアクシデントが続くと、気分は最低。 勝てるなんて気はまったく起きず(涙)。
スタジアムに近づくと声援が聞こえる。 クマ「点入ってないかなぁ」 HARUKI「ジュニ(フロンターレの選手)がいると開始数十秒で1点っていうことはあるけど、今のエスパとレイソルだからないと思うね」←言っててかなりむなしい
スタジアムに入り、バックスタンドのアウェイ側自由席についたのが開始20分をちょっとすぎたところだった。チラホラと黄色い人(レイソルサポ)はいるが、ほとんどオレンジ1色。 みなさん力入ってるわ。
応援の声が響く中、エスパルスの選手たちはここ数試合とは見違えるような動きをしている。 ほーーー。 やるじゃん。
でもなかなか得点が入らず、前半は0−0で終了。
ハーフタイムに、メインスタンドのホーム側の自由席に移動。
よし、声はりあげて、拍手して応援するぞ!!
それからHARUKIは、応援に必死で双眼鏡を眺めながらいつものように優雅にサッカーを見る、という雰囲気とは縁遠くなってしまった(笑)。
今日は森岡様の調子も良かったようで、一安心。 いまひとつよく見えなかったが、後半始まって10分もしないうちにチョがゴールを決めた。
やったぁぁぁぁ!
立ち上がり大喜びするサポ。HARUKIも絶叫状態。 すると横でクマの雄たけびが。 「イテテテテテ」 かわいそうに思わず興奮して立ち上がろうとしてしまったらしい。 いや、それ、やめたほうがいいって(笑)。
レイソルは、正直言ってよくはなかった。 が、日本代表のFW玉田がいるのだ。 テレビ観戦している限り、さらに1stで日立柏スタジアムで見たときには、そんなにいいとは思わなかったのだが、この玉ちゃん、やるときはやる(笑)。顔がいいだけじゃないらしい。←こらこら うまいポジショニングとスピードは、さすがジーコが目をつけただけのことはある。
後10分もしないで試合が終わるというときに、玉ちゃんに1点入れられて同点。 うっそーーーーーーーーーー!
ここまで来て、引き分けは絶対にいやぁぁぁぁぁぁ!
応援にも熱が入る。 そして、今日のエスパルスはいつもと違った。 終了間際に森岡様からのパスがつながり平松がゴール!! やったぁぁぁぁ!!勝ち越しだ!!!!!!!!!!
なぜかロスタイムが3分もあったのだが(怒)、守りきり、勝利!!!!
日本平では、勝つと「王者の旗」という歌を皆で歌う。 周囲には涙ぐんでいる人もいて、まさに今日の勝利を待っていた皆の気持ちがよーーーくわかる。 ちなみにHARUKIは点数がはいるたびに泣いていたので(笑)、さすがに最後は泣かなかったが。
こうして上機嫌のクマとHARUKIは、またまた大渋滞の東名を一路東京を目指したのだった。
いや、実に長かった。勝利までのこの1ヶ月。 さすがのHARUKIも、このままいくと胃腸がおかしくなるのではないかと思うくらいストレスがたまっていた。 仕事柄ストレスにはかなり耐性があると思っていたのだが(笑)、エスパルスのことだけは、どうしようもなかったのだ。
J1残留は決まったけれどあと2試合。 なんとか勝ち続けて欲しい。 それが来シーズンへと続く道だと思うから。
Mikan HARUKI
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