HARUKI’s angry diary
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2004年11月27日(土) |
HARUKI上野動物園で激怒する |
せっかくの休みだから、今日はたっぷり睡眠をとろうと思っていたHARUKI。 が!! 例によってクマが趣味で取り寄せている無農薬野菜の配達で、午前中に起こされる。だぁ。 そうこうしているうちに「採点があるから〜」とかわいそうに早朝から出勤していたクマが帰宅した。
HARUKI朝飯、クマ昼飯を食べているとクマが言った。 「さぁ、行こうか!」 へ? もしかしてもしかしたら上野動物園? クマ「一緒に行くでしょ?」←すでに決まっている はい、お供させていただきますです、はい(汗)。
車はETC装着のためにディーラーに預けてあるので、電車で上野へ。
上野駅を降りてびっくり。いや混んでること。 気候もいいし、イチョウもまっ黄色に色づき、行楽日和ではある。
上野動物園は、数年前に仕事で何度か来ていたので、それなりに勝手知ったる場所。
おぉ、あいかわらずパンダ舎の前は大渋滞。
さっそく先週クマがヤギと闘った(笑)なかよし広場のある子供動物園に行く。 今日も、鶏を抱いて写真が撮れるコーナーは行列になっていた。
クマが時計を見ながら言った。 「この時間は、尾長鶏が出てるんだよ〜」 ほぉ。
普通、尾長鶏ってもっとしっぽが長いのでは?という疑問を抱きつつも、ま、動物園だし、こんなもんだろうと納得。←最初からあきらめている
クマが必死に描いている間、HARUKIは周囲をうろうろ。
丁度、ヤギのえさの時間になり、リヤカーにのった大量の草が運び込まれた。 するとてんでんばらばらに、モソ〜っと歩いたり、子供に触られていたヤギたちが、あっちこっちからダッシュでリヤカーめがけて突進していく。 うわぁ。ウチのネコたちと同じやん!←おいおい 実に、コエーんですけど(大汗)。 よく見ると羊もいる。 へ?どこにいたんだ?羊?
エサをはむヤギたちを見ていると、尾長鶏の展示の時間が終了したらしく、飼育係の人がさっさとそいつを抱いて、建物に入って行ってしまった。 味も素っ気もないし。←きっと大事なんだろう
初期の「鶏を描く」という目標が終了したので、次はペンギンのところへ。 ところが、クマがなかなか描かない。 HARUKI「どしたの?」 クマ「どうも描く意欲がわかない」 えーー、かわいいのになぁ。 しょうがね〜なぁ。
ペンギンの奥には、フラミンゴがいる。 おぉ!きれいじゃん! 写真を撮ろうとするといきなりクビが伸びて、フレームからはみ出したりするし。 うーむ。
クマが言った。 「フラミンゴはマスターしたから」
HARUKI「へ?」 クマ「まず、蛇描くだろ。それからピンクのもわもわをつけると出来上がり」 HARUKI「ふーん」 そーいうもんかね。HARUKIにはよーわからんが。
「休憩しよう」ということになり不忍池の脇にある、休憩所で一休み。 HARUKIはそろそろお腹がすいてきたので(昼飯の時間らしい)、ハンバーガー屋のようにきれいな売店で、ヤキソバを買った。
動物柄のついたかわいい紙の入れ物に入ったヤキソバを一口食べたHARUKI愕然。 はい? なんだ?食い物かこれ?
見かけは屋台やスタジアムの売店で売っているヤキソバと変わらないのだが、味というかそばというか、もう濡れた紙を食べているような、ふやけきったナマのうどんを食べているというか(おそらくナマのうどんの方がおいしいと思う)、とにかく食えたものではない。 色もちゃんとソースのついたらしい茶色なのに、まったく味がしない。 ひでぇぇぇぇぇぇ。
速攻でクマに渡す。 HARUKI「まずいよ、これ食べてみて」 クマ一口食べて言った。 「ひどいな」
子供動物園がある西園を後にして、また入り口のある東園に戻る。 そうだよ、こっちには派手なペンギンがいたはず。 おぉ!いたいた! ペンギンはこうでなくちゃ! 「ね、ね、これなら描く気、起きるでしょ?」とHARUKIが言うとクマも「そうだね」と言いながら、ペンを動かし始めた。
さきほどのヤキソバを殆ど食べなかったので、まだお腹がすいていたHARUKIは、近くにあった売店に行くことに。 うーむ、どーしよーー。何か食いたいけど。 きっと同じもんを売ってるんだろうなぁ、といろいろ考えた。 既製品だろうから、おそらくはずれないだろうと思い、フランクフルトウインナーを買った。
が!! はい? 決してお安い値段ではない。
で、これかい!!まずいよ!まずすぎる!!!
HARUKI激怒。上野動物園は客をバカにしとるんかい!!
とはいえ、食べられないことはないので我慢して食べる(涙)。
HARUKIは、スタジアム行脚のおかげで、あっちこっちのスタジアムや高速道路のSAで、ヤキソバやらアメリカンドッグやらフランクフルトを食べる。←だから太る もちろん、どこもそれなりではあるし、すごく美味しいものをこちらだって期待するわけでもない。でも、このご時世、こんなにまずいものを平気で売ってるところはない。 こーいうものを売る神経を疑ってしまう。
ペンギンを描き終えて満足したクマが、なにやら売店で買ってHARUKIの座っているところへやってきた。 見るとクマの手にはお団子のようなものが。
クマ「これ、パンダのリンリンが食べているお団子を人間用にアレンジしたお団子だって」 ほぉ。 説明書きを読むと「上新粉、大豆粉、砂糖、脱脂粉乳を水でこねてふかしたもの」だそうだ(注:パンダ用は上新粉は入っていない)。 一個食べてみた。 おいしいじゃん!!
っていうか、売店で売っている人間用の食い物より、パンダが食べてるものの方が、美味しいってことかいっ!! ふざけるなぁぁぁぁぁ!!
HARUKI「いくら公営で安上がりにしたいといったって、ちょっとひどすぎるよ」 クマ「なによりも園のお客に対する姿勢が、このまずい食べ物を売るというところに表れててやだね」 HARUKI「まったくだよーーーー」
この後、ふくろう、コンドル、鶴を見ているうちに終園時間になった。 あぁ、よく歩いた。
こうして、上野動物園鳥だけめぐり(笑)は無事終了した。
今日の教訓:上野動物園に行くときは必ずお弁当を持参しましょう!!!!!
Mikan HARUKI
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