HARUKI’s angry diary
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2004年11月28日(日) 大荒れの日本平スタジアム最終戦(清水エスパルスVSヴィッセル神戸戦)

あぁ、悲惨な2004年のシーズンだった。でも一応エスパルスはJ1には無事残留したし(悲)、とりあえず日本平スタジアム最終戦には行こうと思っていたHARUKI。
昨日の疲れはどこへやら、朝7時起床。
8時には出発した。←我ながらすげー

東京インターに入るちょっと前、車から(笑)なにやら声が。
「ETCカードが挿入されていません」
HARUKI「なに?」
クマ「器械をつけてもカードが来るまで使えないだろう?」
HARUKI「うん」
クマ「だから警告が出るんだよ。間違えてETCのゲートに行かないように」
なるほど〜。
結局エンジンをかけるたびに「ETCカードが挿入されていません」という声が。
わかったよっ!!!!!
しつこいなぁぁぁ!!!

日曜日の東名の上りはガラガラ。楽勝である。前回のことがあるので(大汗)クマも海老名のサービスエリアでは何も食べず、ただひたすら日本平を目指す。

11時には、清水インター到着。

キックオフ1時間半前の11時半には、スタジアムに到着。
今日は、エスパルスのGK真田選手の引退発表があったために、今日が最後の試合ということもあって、かなりの混雑。っていうかこの前の力が入った柏戦よりも観客は多かった。

久しぶりにパルちゃんたちのショーを堪能。
いつ見ても、よく動くし、ギャグセンス満載でかわいいなぁ。

新キャラご挨拶(笑)←この後、話が暗くなるので閑話休題です(汗)

パルちゃん「お前、誰だい?」
フロン太くん「俺、フロン太。っていうかぁ、重いっすよ〜先輩〜」
パルちゃん「なんで、こんなとこにいるんだよっ!」
フロン太くん「来年はJ1にまた上がるんで、下見っす!」
パルちゃん「どっから来たんだ?」
フロン太くん「川崎に決まってるじゃん!」
パルちゃん「……………」←忘れていたらしい


そこへ謎のキャラ登場。

パルちゃん「あっ!クセモノ!もしかして、お前の友達か?」
フロン太くん「知らないっすよ〜」
パルちゃん「どっか新しいチームのキャラかなぁ」
松風号「がおーがおーがおー」
パルちゃん「?」
フロン太くん「自分は松風とか言ってますが」
松風号「がおがおがおがお」
フロン太くん「上野動物園から来たらしいっすよ」
パルちゃん「なんでこんな所にいるんだよ!」
松風号「がおが、おーーーー」
フロン太くん「日記のレギュラーになるからよろしく、とか言ってますが」
パルちゃん「許さないよ!それっ!」
フロン太くん「それはオレだよ!話が違うぞ!」
クマ「だって、すごくかわいかったからさぁ、衝動買いしちゃったんだよ〜」
パル・フロン太「…………」

というわけで、これからは新キャラが登場します。よろしくです!(笑)←でもスカー様の迫力には負けるね(笑)
終わり

今日の相手は、あのキングカズがいるヴィッセル神戸。
カズをナマで見るのは、10年以上前、カズがえっと〜どこだっけ、イタリアだかどっかのチームに所属していて、そのチームの一員として来日し、横浜で試合に出たとき以来。←まったく忘れてるし

選手紹介のときにカズの名前が呼ばれるとエスパ側からも大きな拍手が。さすが、カズ。みんな、カズが大好きなんだなぁ。
ちなみにエスパルスから現在レンタルで神戸に移籍している高木のときも拍手は起こった。

HARUKIはいまひとつ真田選手のことは知らないのだが、エスパルス創設以来ゴールキーパーとして活躍。日本代表選手でもあった。
エスパルスサポにとっては、とても大事な選手(らしい)。
ファンにしてみれば、絶対真田を見たいと思うのだろうが、今日のGKのスタメンは西部だった。まぁ、真田は今シーズンはずっと控えだったしなぁ、しょうがないのかなぁ。

とにかく試合をリードして、なんとか後半だけでも、それが無理なら5分でも10分でもいいから真田をゴールに立たせたい。
これはエスパルスに関係しているすべての人が願っていたことだろう。

午後1時キックオフ。
前節のセレッソ戦に比べれば、よく動いているし、かなり見られる感じだった。
が、なにしろヴィッセルのトップ、播戸とカズ、さらにパクのスピードが速い。ちょっとミスをするとあっという間にカウンターをくらい、危機の連発。
うーん、来年、カウンターサッカーのチーム(たとえばフロンターレとかフロンターレとかフロンターレとか)が、J1に上がってきて、ますますエスパルスは厳しくなるだろうなぁ、とちょっちいや〜んな感じ。
大丈夫か、DF森岡様!!!

カズをこんな近くで見たのは初めてなのだが、あのキレとスピードは年齢を感じさせない、素晴らしいものがあった。さすがキングカズだ。

前半は0−1でヴィッセルがリードして終了した。
ハーフタイムは、オレンジウエイブというきれいなおねーさんたちのショーがあった。この方々は公募で選ばれたエスパルスの応援団である。入場行進のときは旗を持って、試合終了後などは金色のポンポンを持って、場を盛り上げる。
あぁ、このおねーさんたちも今年は今日で見納めかぁぁぁ。

後半。
開始15分でチョが得点して、同点。はぁ。
このまま点を重ねたいところだが、チャンスはないことはないのに、なかなか点が入らない。
前半動きすぎたのだろうか、というか、もたなくなってきたのだろうか。だんだんエスパルスの動きが悪くなってきた。
ヴィッセルの播戸に続けざまに2点入れられて1−3。
だめだ、こりゃ。

こうなるとサポたちは、どーしても真田の登場を願う。
一人交代した。さらに二人交代した。
その時点で応援席から、試合とは関係なく真田コールがかかる。
が!ついに3人目、最後の交代枠を使って北嶋が交代で出てきた。
一同落胆。

こうなったら、勝ちとは言わない。なんとか同点にしてくれい!
というサポの気持ちもむなしく、そのまま試合終了。
応援団含め、いっせいにブーイング。
あぁ、また負けだよっ!!!!

ホーム最終戦ということで試合終了後、エンディングセレモニーと真田選手の引退のセレモニーが行われた。
最初に石崎監督の挨拶。
ところが、監督がしゃべり始めた途端、これまたブーイングの嵐。「監督やめろぉぉぉぉぉ!」という野次も飛ぶ。あまりの大きさについに監督のしゃべったことが一言も聞こえなかった。

次に森岡様がキャプテン挨拶。こちらもブーイングかなぁと思っていたら、意外にも静かになり、ちゃんと挨拶のあとは森岡コールも。

ここで、HARUKI素朴に疑問が沸いた。
なんでエスパルス株式会社の社長の挨拶がないのだろう?
去年は確か、ちゃんとあったぞ。っていうか、これだけ成績悪かったんだし、出て来てなんとか言えばいいのに。

実は、これがあとで大騒ぎの原因になったのだ。社長は「所用で出席できない」ということだったらしい。が、サポーターは納得しない。
サポーターはエスパルスを支えている(というか貢いでいる)、いわば普通の企業でいえばお客様。そのお客の前に年に一度くらい出てきたって、バチは当たらないだろう。
「Sの極み」というエスパルス関係のサイト他の情報によるとすべてのイベント終了後、200人近いサポーターが(多分)関係者出入り口におしかけ「社長は出て来て、この成績に対する謝罪をせい!」という抗議になったらしい。
そこで、関係者が相談した結果、社長とサポーターのミーティングが12月の早いうちに行われることになったらしい。

社長といえば、フロンターレの社長が、J1昇格が決まるかもしれないというときに「スタジアムに来てください」というビラをサポと一緒に駅で配ったという話を聞いた。
フロンターレの社長もエスパルスの社長もどういう人なのかHARUKIはまったく知らない。もちろんフロンテーレの社長の行為は単なるパフォ−マンスだという見方もあるかもしれない。でも、少なくともこの二つの事実を見たときに、パフォ−マンスでもなんでも真剣にチームのことを考えて行動するのはどちらの社長か?が、HARUKIはわかるような気がするのだが。

さて、いよいよ真田選手の引退セレモニーが始まった。
略歴が紹介され、真田選手自身の挨拶。そして真田選手の(おそらく)個人的な後援会の人々、真田選手がいつも席をプレゼントしていた子供病院の関係者、そして家族、最後にカズから花束贈呈が行われた。

サッカー選手の現役としての寿命はとても短い。真田選手のまだ小さい子供達を見て、あぁ、これからお父さんとしては大変なんだろうなぁと思うとちょっと複雑。←おいおい
情報によると真田選手は、これから指導者としての道を歩むとか。真田選手の第二の人生に幸多かれとHARUKIは思った。

実は、このセレモニーにヴィッセルのサポーターさんたちもちゃんと参加してくれていたのだ。そしてエスパサポと一緒に真田コールをしてくれた。
これは非常にうれしかった。こーいうサポーターがいる限りJリーグには将来がある。

オレンジ色のボールが選手により、観客席に投げ込まれ、最後に皆で「王者の旗」を歌いセレモニーは終了した。

あぁ、今年も終わった。←感慨深いらしい
しっかし、勝てない1年だったよなぁぁぁぁ(号泣)。

「眠いよ〜」というクマを励ましながら(笑)大渋滞の東名を走っているとHARUKIのサッカー師匠のkammyさんからメールが入った。
「石崎監督退任。ウエブのニュースによると昨日、申し出た模様」
という内容だった。
え?そーなの?
フロントから続投要請が出てたんじゃないの?

確かに石崎氏は「考えさせてくれ」と態度を保留していた。おかげでサポの間では、ここ数日、是か非かで喧々囂々議論が盛り上がっていたのだ。
だったら、ちゃんと今日試合前に教えておいてくれれば、あんなブーイングもしないで、ちゃんと慰労して送り出してあげただろうに。
なんだかなぁぁぁぁ。

去年の大木氏も1年ももたずにやめ、今年の石崎氏も半年あまりでやめ、この先エスパルスはいったいどうなっていくのだろう。
おそらく選手の解雇も行われるだろうし。

来年は、今年よりはまともに復活してくれることを切に願う、今日のHARUKIだった。


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