HARUKI’s angry diary
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2004年12月01日(水) |
サッカーにおける地元意識 |
HARUKIが応援している清水エスパルスは、今期成績が非常に低迷した。 ドタバタの監督辞任騒ぎ、真田選手の引退、株式会社エスパルスの社長が最終戦で挨拶をしなかった、などなどゴタゴタがあり、HARUKIも行く末がかなり気になるので、エスパルスのファンが熱心に討論(?)しているサイトの掲示板をここのところ毎日のように見ている。
そこですごく感じてるのは、やっぱりサッカーチームはお地元のサポがメインであるということ。もちろんこれは当たり前っちゃー当たり前のことなのだが。 HARUKIのように、「御贔屓選手がいて、チームも好きになった」などというファンは言語道断らしい。
静岡、中でも清水は「サッカー王国」としての誇りがかなり高い地域のようで、余計に地元意識が強い。 そこの掲示板でのやりとりの中に書かれていた「清水で育っていない人にあれこれ言われたくない」という書き込み。 これを見たとき“なるほどなぁ”とHARUKIは思った。
エスパルスは静岡出身(とくに清水)の選手をひいきするようだ(他のチームのことはわからないけど。きっと多かれ少なかれそうなのだろう)。現在、GK川口(日本代表)が「来期はJリーグに戻りたい」ということで行き先を探している。「清水商業出身の川口だから、絶対に欲しい!」ということで掲示板は盛り上がっている。HARUKI的には、あれだけメジャーで固定ファンがいる川口(もちろん能力的にも高い)がエスパルスに入団すれば、観客動員数も飛躍的に増えるだろうし、それはそれでいいことだとは思うのだが、どうもメインの理由はそうではないらしいのだ。
どうもこのあたりの感覚が、根っからの江戸っ子であり、地方出身者であふれている東京に住んでいるHARUKIには、いまひとつわからない。
ちょっと前のことになるが、Jリーグのサイトでスタジアムに来ている人に「どこから来ましたか?」アンケートをとった結果が載っていたことがある(2003年調査)。 日本平スタジアムは、圧倒的に静岡の人が多かった(調査対象が大分戦だったせいもあるとは思うが)。新潟の方がお地元の人が多そうなのだが、ところがどっこい、そうではない。もちろん新潟出身だけど今は他府県に住んでいるという人も多いだろうから、今の居住地というのは、あまりあてにならないとは思うけれど。 それにしても静岡県在住の人が観客全体のほぼ8割近くをしめていて、地元率がだんとつに高いというのには、驚いた。
おそらくエスパルスは、清水に住んでいる人々にとっては、日常生活の中にごくごく普通に存在する、というか“あるのが当たり前”のチームなのだろう。
HARUKIご贔屓の森岡選手は、ここのところあまり調子も良くないし、最近は代表にも選ばれていない(今週末のチャリティマッチは選ばれたけど)。神奈川県出身でさらに出身校も神奈川の学校のせいもあるのだろうか、または、最初に入ったチームが鹿島で生粋のエスパルスの選手ではないせいかよくわからないが、みなさんの思い入れもあまり強くはないのかなぁ、という印象がここのところとみに感じられる。
エスパルスのことを知れば知るほど、HARUKIみたいな外様ファンは肩身が狭いなぁ、という感が否めない。 逆に言うと、まったくの外様なのにエスパルスファンなんだから貴重なのに、と言いたいくらいだけど(笑)。
そこでHARUKIはここ数日いろいろ考えた。
東京のチームのファンになればいいんだよなぁ。
FC東京と東京ヴェルディ1969は、HARUKI的には論外のチーム。J2にも東京のチームはないし、となるとその下のリーグのJFL。 ここのところ比較的上位にいる佐川急便東京SCといまひとつパッとしない横河武蔵野FC。この2チームが在京チームである。
佐川急便はちょっと前、監督が未成年者に対する淫行でつかまって、監督が辞任するというHARUKI的にはなんだかなぁの印象。ホームが江東区にあり「江東区在住、また勤務している人は入場料無料」なるサービスをやっていて、これまた地域外に住んでいるHARUKIには、うーんという感じ。 それに比べ横河武蔵野は、チームの所在地が今住んでいる所からかなり近いし、チームの元になる横河電機という会社にも昔から馴染みがあるのでちょっと心ひかれた。成績はめちゃめちゃ悪いけど、多少の期待はもてるような気が。
今日。 晩飯を食いながらの会話。 HARUKI「JFLの横河武蔵野に興味持ってるんだけどさぁ」 クマ「ムシャムシャムシャ」←飯を食っている HARUKI「歴史もありそうだし、後援会もあるし、なにより近いし、いいかなぁと思って」 クマ「ムシャムシャムシャ」←飯を食っている HARUKI「一応グッズもあるようなメジャー感いっぱいのチームなんだよ」 クマ「ムシャムシャムシャ」←飯を食っている HARUKI「後援会員になると会員証で大人4人まで、タダで試合見られるんだって」←そりゃ、JFLだし クマ「ムシャムシャムシャ」←飯を食っている HARUKI「ね、どう?」 クマ「つまんねぇ試合やだよ、オレ」 ガーーーーーーン! そうだった。これは盲点だった。
クマ「オレ、J2だって、見ててつらいときあるもん」 HARUKI「……………」 クマ「エスパルスの試合みたいに面白ければいいけどさぁ」 HARUKI「…………………」 クマ「エスパルスの選手、みんなうまいじゃないか。見てて気持ちいいだろ?それ期待できるの?」 そんなこと言われたって、知らねぇよぉぉぉ。 まだ、見たことないんだから。
HARUKI「わかった。今年の最終戦は、かわいそうなことに鳴門(来期J2昇格の大塚製薬戦)まで負けに行くらしいから(←おいおい、まだわからんぞ!)、来年ね」←かなり調べたらしい クマ「そうかぁ、JFLでもそんなとこまで遠征するんだ。大変だねぇ」
というわけで、来年はさらにサッカー三昧になりそうな予感のHARUKIだった。
そこまで手ぇ広げるか!という突っ込みは無しでお願いします(爆)。
Mikan HARUKI
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