HARUKI’s angry diary
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今日は、甥っ子のニュージランド土産話をちょこっと。
実は、大宮戦の日。日本平では静岡県主催の「人権キャンペーン」のようなものをやっていて、エスパルスのマークとパルちゃんがついたビニール加工をしたカードを入場者に配っていたのだ。 そのカードは“人権サポーター会員証”と銘打ってあり「私は、思いやりの心・かけがえのない命を大切にします」と書かれていた。 オーロラビジョンでは、「薬はやりません」系のキャンペーンのビデオや人権イメージキャラクター“人KENまもる君”(←このネーミングなんとかしろよっ!)の出てくるアニメなどが何度も流された。
行きの車で聞いた土産話は、かなりのどかで楽しそうな話だったのが、このスタジアムでのキャンペーンが甥っ子の心に何か投げかけたかどうかは、まったくわからないが(笑)、とりあえず帰りの車では、ちと話しの内容が変わっていた。
甥っ子「中国人としょっちゅう間違われてさぁ」 HARUKI「うん」 甥っ子「中国語見せられて、そりゃ、漢字だから意味はなんとなくわかるけどさ」 HARUKI「うん」 甥っ子「中国って外国なんだぜ、一緒にするなよ、って思ってさ」 クマ「“カンフーやれ!”って言われなかった?」 甥っ子「言われた」 クマ「オレもグアム行ったとき、やっぱり中国人と間違えられて“ヤシの実を頭で割ってみろ!”って言われたもん」 甥っ子「あはははは!」 クマ「そんなこと極真(←空手ね)のヤツだって、出来ないっちゅーの!」
HARUKI「あっちの人にしてみれば、アジア人なんて日本人だか、中国人だか、韓国人だかの見分けなんかつかないんじゃない?」 甥っ子「うん…」 HARUKI「私らだって、白人見てさぁ、イギリス人かフランス人かドイツ人か、なんてすぐわからないじゃない?」 甥っ子「まぁねぇ」 しばし考えた甥っ子。
甥っ子「でもあいつら、日本人のことバカにしてるんだよ。三菱の車乗って、任天堂のゲームやって。日本の製品がなかったら暮らせないくせにさぁ」 にゃるほどぉ。 核心はそこね。
HARUKI「しょうがないよ。日本なんて世界地図の中では、すごく小さいアジアの1国でしかないんだから」 クマ「どこに行っても、差別はあるし」 甥っ子「アメリカって日本人差別しないでしょ?」
HARUKI「あそこはそもそも移民の国だからね」 クマ「でも、アメリカ国内での有色人種に対する差別はひどいんだよ」
HARUKI「とくに白人はね。だから私は、ヨーロッパで活躍している俊輔(←中村のことね)や、高原、松井(←ゴジラではない…笑)とかみんなすごいなぁぁって思ってるんだけど。きっと認められるまで、相当つらい目にあってると思うし」 甥っ子「うん」←多少わかったらしい
海外に出て、初めてわかる有色人種に対する根強い差別感。 それがわかっただけでも、甥っ子はいい経験したよな。
話が盛り上がったところで、甥っ子の家に着いたので、この話はここで終わったのだが。 HARUKIは、フト考えた。 この手の問題は、どうやって指導するのだろう?
昨夜。 HARUKI「昨日のKYOちゃんの発言だけどさぁ、あれ、あの後、どーやって人権意識の指導に持って行くわけ?」 クマ「最初に“中国人に間違えられた”って言ってただろ?」 HARUKI「うん」 クマ「まず、“中国人に間違えられて腹が立ったかどうか?”を話すんだ」 HARUKI「ほぉ」 クマ「もし、腹が立っていたら、心の中に“中国人に対する差別意識があるんじゃないか?”と問いかけていくわけだ」 HARUKI「にゃるほどぉ」 クマ「そこで、“ある”ってことになれば、相手がすべて悪いわけじゃない。自分自身の中にも差別意識はあるんだ、とまず気付かせる」 なるほどねぇぇぇ。
クマ「で、“差別されて悔しかっただろ?”って話をして、差別をしてはいけないんだよ、って指導する」 HARUKI「ほぉ」
クマ「次に、差別されたことをそのままにしておいてはいけないって話す。そのためには、自分を理解してもらうためにちゃんと相手と話しをしなきゃいけないし、相手を理解するために、相手の話もちゃんと聞かないといけない、と持っていく」 HARUKI「ふむふむ」 すげーーーー、クマ。 だてに教員何十年もやってないわ。←ほめているらしい
HARUKIは、思う。 男と女が違うように、たとえ同じ国の人間だって、人はみな異なっている。 10人いれば10通りの考え方がある。
異なった考え方をしたり、違う風習があったり、違う言語を話しただけで、人はとかく差別しがちだ。
相手のことがわからないから、差別する。
わからないから差別するのではなくて、「それは違う個性なんだ」と受け入れることが出来れば、それが一番いいのではないかと。
もしそれがむずかしいなら、まず相手のことを理解するように努めるのが、人権意識のスタート地点なんだろうな。
Mikan HARUKI
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