HARUKI’s angry diary
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2010年03月27日(土) 清水エスパルスVS川崎フロンターレ (等々力陸上競技場)

寒い!!!もう数日で4月だというのに寒い!!!!(怒)←怒らなくても

朝8時。
甥っ子とHARUKI姉、そして、HARUKIとクマは、フルえながら等々力に向けて出発。
すげーーー近いので、9時前にはスタジアム到着。

「桜咲いてるよ〜」「この気温じゃ花見は無理、無理、無理」などと会話しながら、行列に並ぶ。

いつもなら予想スタメンやら、選手のケガ情報などきっちり前夜に「S極」を見て仕入れ、それを話すのだが、なにしろ大場さんはもういない。

わかってはいたけれど、もしかしたら…絶対にありえないけど、ついつい昨夜「S極」のサイトを見てしまったことを思いながら、HARUKIはボーッと桜を眺めていた。

HARUKIは、大場さんには一度も会ったことはない。

「S極」は何年間も、毎日毎日必ず見ていたサイトだ。パソコンを立ち上げて、自分のサイトでもなく、エスパルス公式サイトでもなく、まず最初に見るのがここだった。

お会いしたことはないけれど、毎日彼の書く文章を読んでいた。

HARUKIにとって、エスパルスを応援している仲間の中で一番親しかったのは、大場さんだ。

でも、その大場さんはもういない。


午前11時、開門。HARUKI姉とクマは、2階のイス席で試合を見るというので、甥っ子とHARUKIは、ゴール裏のコンクリートの段々に入ることに。←どうせ試合中は立ってるし

多少は早めに並べたので、コンクリートもいろんな場所があいていた。
とりあえずゴールの真後ろに陣取った。

甥っ子「ウルトラエリア※見てくるよ」※バンデーラが貼られ、一番元気な応援団がいる場所
HARUKI「もう、あいてないんじゃね?」

待っていると甥っ子が戻ってきた。

甥っ子「二つ分はスペースあった」
HARUKI「だって、飛び跳ねてるだけでしょ?」
甥っ子「ちゃんと踊ってる人いるよ」
HARUKI「私、たすき持てねーよ」
甥っ子「大丈夫」
HARUKI「私みたいな年齢層の人、いないでしょ?」
甥っ子「いるいる、おじさんいるから〜」

甥っ子に連れられて、ウルトラへ移動。
が!!!
どう見たってHARUKIの世代なんて、いないじゃないかぁぁぁ(滝汗)。
ま、別にいいけどさぁ。

12時15分ごろ。
いよいよ応援が始まる前にコールリーダーが言った。

「僕たちの仲間が亡くなりました。1分間黙とうします」

一同黙とう。

さらにコールリーダーが言った。

「今日は、大場さんのために勝ちましょう!」

そうだよ!
亡くなった大場さんのためにも、今日は絶対に勝ってもらわないと!!!!

岩下もケガ、市川もケガ。
おかげでセンターバックは、ボスナーと平岡という新しい組み合わせ。
おまけに、FW登録で兵働が入っていた。
なんで、ヨンセンでも大前でも原でもないんだろう。
大きな疑問を抱えながら、キックオフを待った。

午後1時ちょっとすぎ、キックオフ。
ACLに出場しているおかげで、スケジュールがきつい上にケガ人続出でボロボロなフロンターレ。
元々エスパルスは、フロンターレはお得意様だから、こういうときにきちんと勝っておかないといけない。←勝負事だから容赦ないのよ

ピッチは遠いし、ウルトラエリアは、試合中でも応援の曲によってはビッグフラッグがふられるので、正直見にくい。

見えねぇぇぇぇぇぇ、と思いながら選手をフト見るとみんな腕に喪章をつけている。

そっか〜、チームにとっても大場さんは大事な人だったんだ。

かなり攻撃の形は出来ているのに、つめが悪い。

川島くん(フロンターレのGK)でも、調子が悪い日なんかあるんだぁぁぁってくらい、出来が良くないのに(←こんなチャンスはないのになぁ…笑)、まともなシュートが1本もない。

前半は0−0で終了。

後半。
やっとヨンセンが出てきた。
しかし、フロンターレもエンジンがかかってきたのか、一進一退の攻防が繰り広げられた。

後半42分ごろ。
ふと空を見上げると一筋の飛行機雲が。

大場さん、このままじゃ、勝てないよ。

思った途端、涙が頬を伝った。

ロスタイムを含め、その後5分以上、皆で最後の力を振り絞り応援をし続けた。

腕を振り上げ、飛び跳ね、大きな声で歌い続けた。

空から見てる大場さんのために、勝とうよ!

HARUKIだけではなく、ゴール裏にいたサポは全員思ったに違いない。


試合終了の笛がなった。

結局、どちらのチームにも点は入らなかった。


クマとHARUKI姉と合流。
クマ「あの席だと試合がよく見えないんだよなぁ」
HARUKI「こっちも全然」
甥っ子「ビッグフラッグがじゃまだったよねぇ」
HARUKI「後でビデオ見直さないと、まったくわからん」
クマ「だなぁ」
HARUKI「寒いから早く帰ろう〜」

こうして一同はそそくさと等々力を後にした。


大場さんがいなくなって、正直心細い。別に一緒に席に座って応援していたわけでもないし、ゴール裏で飛び跳ねた仲でもない。

でも、心にぽっかり空いた穴は、ふさぎようがないのだ。

生きている私たちが、大場さんがいなくなった分も、もっともっとがんばって応援する!

がんばれ!エスパルス!!


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