HARUKI’s angry diary
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2010年04月22日(木) |
続 不思議の国、大阪(笑) |
4月18日(日) 造幣局通り抜けの開門は午前9時。 “開門が9時”と聞けば、遅くとも開門30分前には着いてないとぉ、と条件反射のように考えてしまうサポーターのさが(笑)。
なにしろ1・9・8のツアーである。←くどい 朝食も何もついていない。 クマ「昨日買ってきたきんつば、食べて出よう」←甘いもの好きのクマには違和感がないらしい(マジ) HARUKI「へーい」 クマ「外に出れば、きっとどっか店もあいてるだろうし」 HARUKI「へーい」
そもそもHARUKIは、普段、朝は野菜ジュースとバナナだけで出かける人間なので、昨夜コンビニで買ってきた野菜ジュースがあればそこそこ平気。 さて、きんつばを食べて驚いた。HARUKIはあまりつぶあんが好きではないので、きんつばはほとんど食べない。それが、このきんつばはあまり甘くないし、小豆がちょうどよく炊けているので、実においしい。 へーーーーー。
味は、桜と抹茶と普通の小豆の3種類。 どれもなかなか美味。ただちとサイズがでかい。←普通は切って食うと思うが
荷物をフロントにあずけ、チェックアウトしたのが、8時15分。 しんちゃんからメールで、種々の指示が出ていた(笑)ので、その通りに行動することに。
HARUKI「ホテルからタクシーで2000円くらいだって」←1・9・8なので、またざるになってる経済観念(笑) クマ「電車乗り継いでたら、開門に間に合わないよね」←あくまでも開門にこだわる HARUKI「うん」
さて、この造幣局。 最寄駅は、桜の宮。ただし通り抜けのときは天満橋からの一方通行になるので、とりあえずそっち方向に向かう。
8時半過ぎには、天満橋到着。 すでに門の前からの行列が駅の方まで続いており、たくさんのおまわりさんだか係員だかがいて、ハンドマイクで「4列にお並びください」とさかんに言っている。 行列する道筋には、屋台がずらっと並んでいるのだが、まだ、どれも開店していない。
HARUKI「初詣の高幡不動よりは、少ないね」 クマ「さすがに屋台もまだ、やってないねぇ」 HARUKI「見終わったら、なんか食べに行こう」 クマ「だね」
なにしろ開門前の行列というものに慣れてしまっているHARUKIとクマ。←悲しいなぁ
携帯をいじったりしながら、周囲を見回しているとあっという間に9時になった。
列がいっせいに歩きだした。
すげーー遠いのかなぁと思ったらすぐ造幣局の門に到着。
いやはや、客も多いが、警備員の多さに驚いた。 おまけにどの警備員もハンドマイクで「立ち止まらないで下さい」と言い続けてるし(笑)。
HARUKIが「造幣局の通り抜け」という言葉を初めて聞いたのは、おそらく30年以上も前。自分にはまったく縁がないと思っていたのに、それを体験できることになろうとは、夢にも思っていなかった。
門を抜けると、そこはまさにピンク色のトンネルが続いていた。
さて、この造幣局は、明治の初頭に建てられた。
造幣局の所在地である大阪市北区天満の旧淀川沿いは、昔から景勝の地として名高く、春は桜、夏は涼み舟、秋は月見など四季折々のにぎわいを見せ、特に春の桜は有名で、対岸を桜ノ宮と呼ぶにふさわしく、この地一帯に桜が咲き乱れていたと言われています。 明治16年(1883年)、時の遠藤謹助局長の「局員だけの花見ではもったいない。市民とともに楽しもうではないか」との提案により、構内の桜並木の一般開放が始まりました。(独立行政法人造幣局ホームページより引用抜粋) →右写真は、通り抜けを川沿いからのぞむ
というわけで、明治時代から行われている行事なんだそうだ。
ここにある桜は、東京で普通に見られるソメイヨシノとは種類が違う。HARUKIが認識できるのは大島桜の種類らしいということくらい。
見た感じ、色の濃いもの、また丸くかたまっているものが多く、同じ桜でもこんなに違うかなぁという印象だった。
後でミドリちゃんに聞いたら、あまりの混雑で写真を撮るのも大変だったと言っていたが、さすが開門と同時に入っただけあって、多少は桜に近寄る余裕もあった。
人がいないときにゆっくりのんびり見たらさぞやいいだろうなぁぁと思いつつ、通り抜けを終了。
いやぁぁぁ、来たかいありました〜。
次に目指すのは、藤田美術館。
しんちゃんおすすめの美術館で、桜の宮橋側の門を出て、メールの指示通りに15分近く歩いて、無事にみつけることが出来た(笑)。
開館は午前10時。あと10分ほど時間があったので、どっかで朝飯を食おうという話になった。
HARUKI「すぐそこが、大阪城北詰とかいう駅だよ」 クマ「駅のそばに普通店あるよな」 HARUKI「普通はね」
が!!!! 周囲はビルと倉庫のような建物、そして、やたら整備された太い道路があり、がんがん車は走っているが、いわゆる、普通に考えて思いつくようなファーストフード店やファミレスは1軒もない。 うーーーんとぉ。
まず、最初にみつけたのが中華料理店。 クマ「やってないんじゃないの?」 HARUKI「いや、やってるよ。営業中って札、出てるし」 クマ「中国の人は、勤勉だね」 HARUKI「なんでもいいよ」←朝からきんつばなので、すでにやけくそ クマ「朝っぱらから中華かぁ」←朝っぱらからきんつばは平気なくせに(笑)
HARUKIが「とりあえず、もう歩くのイヤ〜」と言おうと思ったら、遠くに昔ながらのコーヒーショップを発見。 よがっだぁぁぁぁ。
HARUKIは、ホットサンド付きのモーニング。 クマは「カレーにしようかなぁ」と言いながらも、結局モーニングを頼んだ。←カレー食うかぁ?朝から!(怒)
だぁぁ、づがれだぁぁぁぁ。
またえっちらおっちら戻り、藤田美術館へ。 とても小さな、美術館というより、昔の蔵のような建物の中に入った。
藤田美術館は明治の実業家、藤田傳三郎とその長男平太郎、次男徳次郎の父子 2代によって蒐集した美術品を保存、展示しています。 東洋美術を中心としたコレクションは、絵画、書籍、陶磁器、彫刻、漆工、金工、 染織、考古資料など多岐に渡り、国宝9点、重要文化財50点を含む約5千点を所蔵しています。(藤田美術館ホームページより引用抜粋)
この美術館は、春の3ヵ月、秋の3ヵ月しか開館していない。 今回の目玉は(笑)、紫式部日記絵詞(国宝)、曜変天目茶碗(国宝)、雪舟自画像(重文)などだった。 他に、紀貫之自筆の色紙、一休の書、狩野山楽の豊臣秀吉画像、千利休が好んで使っていた茶釜など、どれも見ていてあきないものばかり。
これだけのものが集まっていて、こんなにすいてるなんてちょっと驚き。 しんちゃんのおかげでいい美術館をみることができた。←多謝でございますぅぅ
たっぷり時間をかけて美術館を堪能したHARUKIとクマは、次なる目的地、大阪城を目指すことに。
先ほどのコーヒーショップのママさんは、お城までなら歩いて15分くらいで行けると言っていたが、残念ながらHARUKIたちにそんな根性はなく(悲)、大阪城公園駅まで電車に乗ることにした。
大阪城北詰駅に入ると、通り抜けを目指す人々が大量に電車から降りてくる(驚愕)。
えっと〜、通り抜けの最寄り駅は、天満橋か桜の宮だよね。 きっとそっちがすげーー混むから、知ってる人はこの駅使うんだよね。
開門と同時に行ってよかった〜とつくづく思ったHARUKIであった。
〜続く〜
Mikan HARUKI
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