HARUKI’s angry diary
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先週末。 ミドリちゃんが、やたら長い電話に出ていた。 また、なにかクレーム電話かなぁと思って、HARUKIは耳ダンボ状態。←部員で手に負えない電話はHARUKIが対応する
やっと電話が終わった。 HARUKI「どしたの?」 ミドリちゃん「○○県の○○年金事務所からで、問い合わせでした」 HARUKI「ほぉ」 ミドリちゃん「ウチにいた社員の田中虎三郎さん(←もちろん仮名)という人が、昭和28年から32年までウチの会社に勤めていた、って言ってるらしくて、調べて欲しいというんです」 HARUKI「へーーーーーーー」 確かにHARUKIの勤めている会社は創業60年だから、その頃から会社はあったけど。
ミドリちゃん「とりあえず書類を送ってくるそうです」 HARUKI「はーい」
で、今日。 年金事務所から書類が届いた。 その年金事務所の記録によると、虎三郎さんがウチの会社に勤めていたのは(←厚生年金を納めていた時期ってことね)昭和32年から34年ということになっていた。
ミドリちゃんと二人で、紙の色が変わっていて腐ってそうな(←おーい)社員台帳を引っ張り出し、虎三郎さんを探すことに。
HARUKI「そもそも私が生まれる前の話だからなぁ」 ミドリちゃん「たくさんいろんな人がいたんですねぇ」 HARUKI「だねぇ」
………。←探している
……………………。←まだ探している
ミドリちゃん「いました!虎三郎さん!!」
HARUKIがどれどれと見ると、確かに虎三郎さんはウチの会社に勤めていた。
ミドリちゃん「昭和32年の4月から34年の3月までいたんですねぇ」 HARUKI「年金事務所の記録正しいじゃん」 ミドリちゃん「そーなんです。きっと虎三郎さんって、今はおじーちゃんですよね」 HARUKI「多分70代だろ」 ミドリちゃん「ウチに2年間しか勤めてなかったのに、もっといたって思いこんでるんでしょうねぇ」 HARUKI「かもね〜」
ミドリちゃんは、年金事務所に電話をした。
ミドリちゃん「虎三郎さんの履歴書が残っていたら、コピーが欲しいそうです」 HARUKI「なんで?」 ミドリちゃん「その前の経歴がわかれば、少しは探す手掛かりになるかもしれないからって」 HARUKI「なるほどぉ」
今度は崩れ落ちそうな履歴書のファイルを掘ることに。
うわぁ、すげーーホコリ。
ミドリちゃん「茶色いわぁ」 HARUKI「しょうがないよ、紙は色変わるから」
ミドリちゃん「文字、消えてるわぁ」 HARUKI「青焼きだからねぇ」
結局、定年まで勤めた人々の履歴書は残っていたが、短期間でやめた人のものはほとんどみつからなかった。←そりゃ、そーだ
ミドリちゃんは、再度年金事務所に電話をして、回答書類の書き方を聞いて電話を切った。
ミドリちゃん「年金事務所の人、すごーーーいおじーさんで、この人が虎三郎さんじゃないか、って感じなんですよぉ」 HARUKI「あはははははは!」
しっかし、年金事務所は、申請された“失われた年金記録”をきちんと調べてるんだなぁ。←そりゃ、そーだろ ウチはたまたま会社がつぶれずにあるから、こうやって回答出来るけど、会社が無くなってたら、どーすんだろ? 本当に御苦労さまです。
初めて(笑)年金事務所の苦労をおもんばかったHARUKIであった。
Mikan HARUKI
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