HARUKI’s angry diary
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2011年01月28日(金) 失われた年金記録

先週末。
ミドリちゃんが、やたら長い電話に出ていた。
また、なにかクレーム電話かなぁと思って、HARUKIは耳ダンボ状態。←部員で手に負えない電話はHARUKIが対応する

やっと電話が終わった。
HARUKI「どしたの?」
ミドリちゃん「○○県の○○年金事務所からで、問い合わせでした」
HARUKI「ほぉ」
ミドリちゃん「ウチにいた社員の田中虎三郎さん(←もちろん仮名)という人が、昭和28年から32年までウチの会社に勤めていた、って言ってるらしくて、調べて欲しいというんです」
HARUKI「へーーーーーーー」
確かにHARUKIの勤めている会社は創業60年だから、その頃から会社はあったけど。

ミドリちゃん「とりあえず書類を送ってくるそうです」
HARUKI「はーい」

で、今日。
年金事務所から書類が届いた。
その年金事務所の記録によると、虎三郎さんがウチの会社に勤めていたのは(←厚生年金を納めていた時期ってことね)昭和32年から34年ということになっていた。

ミドリちゃんと二人で、紙の色が変わっていて腐ってそうな(←おーい)社員台帳を引っ張り出し、虎三郎さんを探すことに。

HARUKI「そもそも私が生まれる前の話だからなぁ」
ミドリちゃん「たくさんいろんな人がいたんですねぇ」
HARUKI「だねぇ」

………。←探している

……………………。←まだ探している

ミドリちゃん「いました!虎三郎さん!!」

HARUKIがどれどれと見ると、確かに虎三郎さんはウチの会社に勤めていた。

ミドリちゃん「昭和32年の4月から34年の3月までいたんですねぇ」
HARUKI「年金事務所の記録正しいじゃん」
ミドリちゃん「そーなんです。きっと虎三郎さんって、今はおじーちゃんですよね」
HARUKI「多分70代だろ」
ミドリちゃん「ウチに2年間しか勤めてなかったのに、もっといたって思いこんでるんでしょうねぇ」
HARUKI「かもね〜」

ミドリちゃんは、年金事務所に電話をした。

ミドリちゃん「虎三郎さんの履歴書が残っていたら、コピーが欲しいそうです」
HARUKI「なんで?」
ミドリちゃん「その前の経歴がわかれば、少しは探す手掛かりになるかもしれないからって」
HARUKI「なるほどぉ」

今度は崩れ落ちそうな履歴書のファイルを掘ることに。

うわぁ、すげーーホコリ。

ミドリちゃん「茶色いわぁ」
HARUKI「しょうがないよ、紙は色変わるから」

ミドリちゃん「文字、消えてるわぁ」
HARUKI「青焼きだからねぇ」

結局、定年まで勤めた人々の履歴書は残っていたが、短期間でやめた人のものはほとんどみつからなかった。←そりゃ、そーだ

ミドリちゃんは、再度年金事務所に電話をして、回答書類の書き方を聞いて電話を切った。

ミドリちゃん「年金事務所の人、すごーーーいおじーさんで、この人が虎三郎さんじゃないか、って感じなんですよぉ」
HARUKI「あはははははは!」

しっかし、年金事務所は、申請された“失われた年金記録”をきちんと調べてるんだなぁ。←そりゃ、そーだろ
ウチはたまたま会社がつぶれずにあるから、こうやって回答出来るけど、会社が無くなってたら、どーすんだろ?
本当に御苦労さまです。

初めて(笑)年金事務所の苦労をおもんばかったHARUKIであった。


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