HARUKI’s angry diary
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昨日のお話。
出社するとテレビくんが走り回っていた。
HARUKI「どしたの?」 テレビくん「ついに5階のクーラー壊れました」 HARUKI「へ?」 テレビくん「日課の水撒きに屋上へ上がったんです。連休中全く動かなかったらしいので、室外機にリセットかけようとしたら、漏電ランプがついていて」
どっしぇぇぇぇぇぇぇぇぇ。
HARUKI「それ、まずいじゃん。絶対スイッチ入れられないじゃん」 テレビくん「はい」
結局、メンテに来ている空調屋さんじゃらちがあかず、メーカーを呼ぶことにしたのだが、メーカーも忙しいらしく、明日の午後にならないとこれないという。
こーいうときに一番おたおたするのが野球オヤジ。←困ったもんだ
野球オヤジが「扇風機!扇風機!」とうわごとのように言い始めた。 台風が来ていて、多少気温が低めとはいえ、パソコンは何十台もあるし、人はたくさんいるし、窓をあけても入ってくる風は生ぬるい。
HARUKI「○○電気(←普段の取引先)、扇風機なかったんだよね?」 テレビくん「はい。先月お願いした時点で、入荷未定、と言われました」 HARUKI「○○電算(←種々電気周辺の物品を買ってるとこ)は?」 テレビくん「手当たりしだい、電話してみます」
もちろん、どこにも扇風機はなかった(悲)。 ただ○○電算は、「展示品ですが」と一台のサーキュレーターを持ってきてくれた。←親切
HARUKI「クーラーのきいてるほかのフロアーの会議室でとりあえず仕事してもらいましょう」 野球オヤジ「それしかないだろうなぁ」
HARUKIは、5階にいた社員に、買い込んであった冷えぴたを配りながら、申し訳ないが、下の階の会議室で仕事をしてほしい旨を話して回った。
そうこうしているうちに、つい最近新宿駅の近くに開店した某大型量販店の法人担当の営業マンから連絡が入った。←営業をかけてきていたので、テレビくんが一度会った
テレビくん「あるそうです。扇風機」 HARUKI「ほぉ」 テレビくん「家庭用のですけど」 野球オヤジ「何台あるんだ?」 テレビくん「そこそこあるみたいです。何台にしますか?」 HARUKI「すでに下の階にあったのを持って行ったし、クーラー直ったらいらなくなるし、大量に買っても無駄になりますよ」
3人でもめた結果、4台買うことに。
テレビくん「取りに行かないといけないんですが」 HARUKI「わかった。午後イチの打ち合わせが終わったら、私が一緒に行くから」 テレビくん「お願いします」
午後2時過ぎ。 HARUKIとテレビくんは、開店したばかりの○○電気へ行った。 法人カウンターなるものが設置されており、そこには大量の扇風機が梱包されておいてあった。
HARUKI「へ?」 テレビくん「どっか大手さんが買うんでしょう」 ふーーん。
いくら家庭用とはいえ、雨も降り始めていたし、さすがに4台持って電車に乗るわけにもいかないので、帰りはタクシーに乗ることに。
店の前でタクシーを止め、トランクに扇風機をいれる。
HARUKI「○○までお願いします」 運転手さん「わかりました。扇風機、節電対策ですか?」 HARUKI「違います。クーラー壊れたちゃったんです」 このとき、HARUKIは見た。運転手さんが一瞬爆笑しかけて、とめたのを。
だからぁ、そーいう悲惨な会社もあるんだよぉ(号泣)。
会社に戻り、テレビくんと二人で5階に扇風機を設置。 しかし、熱風をかき回しているだけで、暑いのにはかわらない。
いやはや。
野球オヤジがHARUKIの元へやってきた。 野球オヤジ「熱中症でだれか倒れたらどうしよう」 HARUKI「大丈夫ですよ。子供じゃないんだから。みなさん考えるでしょ。そもそも5階はデスクワークがメインの職場はひとつもないんですから」 野球オヤジ「総務に対する視線が痛くてさぁ、オレ」
だからぁ、ウチらが壊したわけでも、管理に手を抜いていたわけでもなくてぇ、単に機械が古いのに、全面的に新しいものに交換する余裕がなくて、だましだまし使っていたつけが回ってきただけでしょうがぁ。
野球オヤジ「社員一斉メール出しといて。お詫びの」 HARUKIはい、はい」 全くな!
HARUKIは事情を説明するメールの最後にこう付け加えた。
「総務部は事態収束にむけて全力を尽くしておりますので、事情をご理解いただきまして、ご協力いただきますようお願いいたします」
〜つづく〜
Mikan HARUKI
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