HARUKI’s angry diary
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2011年09月11日(日) 清水エスパルスVSジュビロ磐田(エコパスタジアム)

先週火曜日。
ワールドカップ予選の最中、衝撃的なニュースがエスパサポの間で走った。
エスパルスでGKコーチをしている眞田さんが亡くなったというのだ。

へ?
うっそぉぉぉぉぉぉぉぉぉ(衝撃)。

詳細はわからなかった。
眞田さんは、入院していたわけではないけれど、病気療養で休むということ、数日前にハーフナーマイクの父ちゃんが新しいGKコーチとして入団した、ということくらいしか、HARUKIは認識していなかった。

翌日、公式に急性心不全で亡くなったという訃報が出た。

眞田さんは、エスパルスでは守護神の名を欲しいままにしたGKで、HARUKIがエスパルスを応援し始めた頃は、まだ現役だった。
引退を決めたシーズンの最終戦。せめて一目眞田さんを…とエスパサポは皆思ったが、結局眞田さんは試合には出ずに、引退。
そして、今年。GKコーチとして、エスパルスに戻って来たばかりだった。

身近な人の死。それも突然の死が、周囲の人間の心に与える影響はいかばかりなものか。

HARUKIたちサポは、眞田さんへの思いもあるから、めちゃめちゃ悲しい。だけど、彼は決して身近な人ではない。毎日顔を合わせていたわけではないのだから。
それぞれ時間をかけて、思い出とともに、その現実を消化していけばいい。

はたして選手たちはどうだろう。
とくに毎日指導を受けていたGK達。
ユースの頃から眞田さんの身近にいた海人(山本)は……。

悲しみに浸る時間もないまま、試合はやってくる。

“眞田さんのために勝とう!”とサポも選手もエスパルスの関係者は全員そう思った。

でも、若い選手たちが、そんな簡単に気持ちを切り替えることが出来るのだろうか。
海人はちゃんと試合に出られるのだろうか。
おそらく選手全員、メンタル的に弱ってる。いくらプロでも、人間。まともな試合が出来るのだろうか。

正直HARUKIは、キツイよなぁ、と思っていた。

で、昨日。
久しぶりに甥っ子とHARUKIの二人で遠征。
エコパでの試合ではあるが、ジュビロのホームゲームのダービーである。

ゴール裏席に入ると、東京応援団長のHさんに遭遇したので、ゴール真裏のかなり見やすい席に座ることが出来た。

選手が出てくる前に、ゴール裏一同で黙とうをし、眞田さんの応援歌を歌う。
懐かしいなぁ、と思いながら涙が流れてくる。

午後6時過ぎ。
海人始め、GKたちがピッチに出てきた。
皆、お揃いの白いTシャツを着ていた。遠くて良く見えなかったが、背中には背番号1が、胸にはどうも眞田さんの写真が印刷されていた模様。

甥っ子が言った。
甥っ子「ユングベリのアーセナルのときのレプリカ着てる人が、結構いるよ」
HARUKI「へーーー、どこ?」
甥っ子「ほら、ほら」
と甥っ子が指さす方を見ると、確かに背中にユングベリという名前と背番号(忘れた)が入ったエンジ色のレプリカを着た人がちらほらと。

そうなのだ。今日は、あの超有名人のユングベリ初お目見えの試合なのだっった。
ちなみに、甥っ子は眞田さんをほとんど知らないので、今日はユングベリを見るためだけに来た風(笑)。

選手がウォーミングアップに現れた。全員、背番号1のTシャツを着用。
なにしろ、今日は岩下も枝村のいないので、HARUKIもついつい“ユングベリどこ?”と探してしまう(笑)。

スタジアム全員で眞田さんを偲んで黙とうをして、午後7時ちょっとすぎキックオフ。
もちろんユングベリはスタメンではない。←来たばっかりだし

で、試合。
海人がやっぱりダメなのが、誰の目にもわかる。
ゴール裏は、何度も何度も海人の応援歌を歌う。
でも、やっぱり駄目だ。
チーム全体もなんとなく、駄目。

しょうがないよ。
こんな精神状態で試合やってるだけ、すごいよ。

HARUKIは心の中で、思っていた。

前半終了間際、ジュビロに1点入れられて0−1。
っていうか、やっぱり前田(ジュビロのFWね)は上手。

後半17分。
前田に入れられて0−2に。

その1分後。
元紀(大前)のシュートが、相手DFに当たりゴールイン。
これで2−1に。

そして、ついに!ユングベリ登場!!
どんなもんかいなぁと思っていたのだが、ユングベリの蹴った直接ゴールを狙うFKを見て、HARUKI驚愕。←残念ながら、ちょっとはずれた
エコパはサッカー専用スタジアムではないので、観覧席からゴールまでかなり距離があるのだが、そのボールのスピードたるや、今まで見たことがないくらい速い。

その後、ユングベリがボールを持つ時間も増えてきて、小野や高原を見慣れてきたけど、やっぱりすげーかも、とHARUKIは納得した。←遅いって

そして、相手DFにびっちり囲まれてもそれをかわし、シュートを打った時には(入らなかったけど)、“これがまさに助っ人外人だよな”とシミジミHARUKIは思ったのだった(笑)。←いまさら

うわさにたがわないすげーーーーーー選手が入ったんだなぁ、とちとうれしくなったHARUKIであった。←だからぁ、HARUKIが知らなかっただけだってばぁ

試合終了後。
盛大なブーイングで選手を迎えたエスパサポ一同。
でも、おそらくみなさん“よくがんばった”と思ったに違いないとHARUKIは確信した。

ユングベリの加入で、多少残留争いも楽になるかもしれん。
っていうかぁ、これで永井のスタメンなんて見なくて済むよなぁぁぁ(笑)。←こらこら

がんばれ!エスパルス!!


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