HARUKI’s angry diary
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2012年01月18日(水) |
HARUKI母との別れ |
HARUKI母が、先週の土曜日(1月14日)深夜に85年の生涯をとじた。
父の死後あまり体調の良くなかった母は、去年3月の震災以降、急激に悪くなり、入院、手術、自宅療養、そして去年の夏ごろからは完全に介護生活に入っていた。 ヘルパーさんの手を借りてはいたが、仕事をしながらの介護は、正直言って、HARUKIには相当きついものがあった。 HARUKI姉とHARUKI、甥っ子の3交代で実家に寝泊まりする日々は約5ヵ月続いた。
家にお医者さんが来てくれる訪問医療で母を看ていたが、ついにそれでは看きれなくなったので、昨年10月末、再度入院。
12月頭に、担当医に呼ばれ「年内もつかどうか」と宣告され、覚悟はしていたが、無事に年を越した。
で、話は正月に戻る。
3日。 HARUKI達は、九品仏(←世田谷にあるクマ家の菩提寺)に初詣。 そこでクマが大吉を引いた。HARUKIレベルにクジ運が悪いクマ。
「大吉を引くなんて縁起が悪いねぇ」←おーい!
とバチあたりな会話をする。
4日。 HARUKIは恒例の年賀状整理のため、出勤。 午後、クマから「父が他界しました」とメール。
うっそぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ。
実は、クマ父もあちらこちらがそれなりに悪かったのだが、何年も自宅で介護生活を送っていた。 前日、クマ妹から「ちょっと父の具合が悪い」という連絡が来ていたのだが、いつもそれで急にどうこうはならなかったので、クマもそんなにあわててはいなかった。
「仕事を早びけして午後から下田に行く」とは、聞いていたが、まさかこんなことになろうとは。
結局クマは下田に向かう途中で父親の訃報を知り、間に合わなかったのだった。
夕方。 仕事帰りに、独身のテレビくんとノームちゃんに付き合って、東京大神宮という縁結びの神社にお参り。 そこで、HARUKIは今年3本目(笑)のおみくじを引いた。
元旦に引いたおみくじも、九品仏で引いたおみくじも、末吉だったので、どうせまたその程度だろうと思っていたら、人生二度目(マジ)の大吉を引いたHARUKI。
クマのことが頭をよぎり、HARUKIにいや〜んな予感が走ったのは言うまでもない。←「大吉」に罪はない
5日。 クマ父の通夜は6日、葬儀は7日と決まった。なにしろ下田は往復するだけで6時間はかかる。その間に母親に何かあったら困るし。行こうかどうしようかHARUKIは迷っていた。
6日、仕事始め。 HARUKIの会社でも仕事始めのイベントがそれなりにあり、HARUKIは役職柄、司会進行役を務める。 社員がホールに集まり、そろそろ始めっか〜という矢先、HARUKI姉から「病院から母が危篤という連絡が入った」という電話が。
ついに来たか。
とにかく、やることだけはやらないと、と、イベントを終えてから、HARUKIはダッシュで病院に向かった。
甥っ子、HARUKI姉、HARUKIが病室についたときには、医者や看護婦が母のベッドの周りに。
数時間意識不明の状態が続いたのだが、夕方、奇跡的に意識が戻った。 そのときHARUKI母は言った。
「世界旅行に行ってたのよ」
HARUKI母は、HARUKIやHARUKI姉たちと一緒にかなりたくさん海外旅行に行っていたので、きっとそれを思い出していたのだろう。
ほっと一安心して、その夜は、帰宅。
7日、早朝。 病院から、また意識不明になったと連絡が入ったので、朝一番で病院へ。 クマに母親の状態と下田には行けないことを連絡。
それから1週間。 HARUKI姉とHARUKIは、交代でちょこちょこ家に帰ったりしながらほぼ病院で暮らした。←病院は近所
その後、ときどき脈が止まっては復活するを繰り返した母だったが、さすがに亡くなる最後の二日間は「30分置きに心臓が止まってます」と看護婦さん。 あらためてHARUKI母の生命力の強さに驚かされる日々だった。
14日夜。 HARUKI姉、甥っ子がまずお風呂に入りに帰宅。二人が戻ったのでHARUKIがお風呂に入りに帰宅。
HARUKIが病院に戻ると、それまで昏睡状態だった母の目が、ちらっとあいた。
その直後、看護婦さんが「脈が戻りません」と病室へやってきて、数分後、ついに最期を迎えたのだった。
こういう時期だからなのだろう。 葬祭場も火葬場もかなり混んでいた。結局、昨17日に通夜、そして今日葬儀・告別式を行い、母とお別れした。
いろいろご心配いただいた皆さま、本当にありがとうございました。 クマ、HARUKIほぼ同時に親との別れを迎えてしまい、ちょっち疲労はたまっていますが、元気です。
さて、冬休みに入ってから1日半仕事をしただけで、3週間以上会社に行っていないHARUKIだが、今週いっぱい、お休みを取ることにしている。 果たして、来週から無事に社会生活に戻れるかどうかちと心配しているのはシミツです(笑)。
Mikan HARUKI
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