HARUKI’s angry diary
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ご案内のように、HARUKIはよく転ぶ。それもどうってことないところで転ぶ。 で、今日みたいな雪のおかげで凍結した道路なんて、300%(当社比)転ぶと思って間違いはない。
そんなHARUKIであったが、位置ゲー師匠の鉄婆さんにアドバイスをいただいてから、実は靴を買う時に「転びにくい」をまず考えるようになっていた。←すげー進歩
で、話はさかのぼる。 去年は週末になると雨が多くて、サッカーに行くたびにびしょびしょぐちょぐちょ状態に(悲)。←とくに足元ね そこでHARUKIは「サッカー観戦用に、長靴ではなく、おされな(笑)レインブーツを買おう」と夏ぐらいから、ずーっと思っていた。 だが、母のこともあってなかなか都会に(笑)ゆっくり買い物に行くことも出来ず、気づいたらシーズン終盤の11月になっていた。
そんなある日、ご近所の商店街の靴屋でちと時季早めのセールをやっているのに遭遇。 お目当てのレインブーツはなかったが、合成皮革っていうかビニールの「雨に強い!」というスニーカーがあったので、それを購入。 会計を待つ間、店内をうろついているとすげーお安い短ブーツを見つけた。
HARUKI「これはレインブーツじゃないんですか?」 店員さん「雪用のブーツです」 HARUKI「見たところ普通の合成皮革の靴ですが」
店員さんは、靴を裏返して言った。
店員さん「かかと部分にスパイクがついていて、足先の方のごつごつした部分の先端には胡桃がついてるんです」 HARUKI「へーーーーーーー」
おまけに、そのスパイクは、普通の道を歩くときにはたたむことが出来、いざ雪道を歩くときには、そのスパイクを起こせばいいようになっていた。←アイゼンってやつね
HARUKI「これはいいわ。今年は寒いから、絶対雪降るよね?」 クマ「多分ねぇ」 店員さん「雪国にご旅行される方が、買われますね」
店員さんの嫌味もなんのその、HARUKIはその雪靴をまだそんなに寒くない11月に買ったのだ。
HARUKI「靴箱の肥やしになるだろうなぁ」 クマ「ま、あれば安心じゃん」 HARUKI「1年に1回、はくかどうかだろうけど、ま、あれだけ安ければ文句ないわ」
で、今日。 ほ〜ほっほ、待ってたのよ〜ん、この日を!!!!
HARUKI家の前は完全な私道で、HARUKIかクマが雪かきしないかぎり、雪は積り放題。←もちろん雪かきなんかしてねーし だから、家の前は、融けかかった雪でじゃりじゃり。
HARUKIは、雪靴を裏返しスパイクを起こし、さっそうと家を出た。
さて、HARUKIの会社のあるところの最寄り駅は、神楽坂。 駅名の通り、めっちゃ坂の多いところで、出勤するときは下り、帰りは上りになる。
駅を出て、そろそろ会社というところに、平常時だって、油断すると転びそうになるような急勾配で長い坂がある。←っていうか、何度もそこで転んでるし
そこにさしかかったHARUKI。 かなり前方には会社のお隣部署にいる韓流大好きおばさんが、道の端の塀につかまりながら、すべってるんだか歩いてるんだかわからない様子でのろのろ移動していた。 それを見たHARUKIも、正直ビビって道の端を歩き始めた。
が!
恐るべし雪靴の威力。まるでスケートリンクのようにとけた雪が凍った坂道、それも下りなのに、ほとんどすべることなく歩けるのだ。 うっそ〜ん。
そうこうするうちに、自動車が下から坂道を登り始めた。 が、滑ってどうしても坂を上がれないらしく、途中でウイーンウイーン、いいながらずるずるとバックで降りてきた。
せっかく転ばずに歩けてるのに、ここで車がスピンでもしてひかれたら大変、とHARUKIは、坂の途中で休憩。
ちょっち時間はかかったが、無事坂を下り切り、会社についた。
HARUKI「おはよう〜」 テレビくん「大丈夫でしたか?」 HARUKI「うん」 テレビくん「歩くのがあまりに大変で、ぼく、途中で家に帰ろうかと思いました」 HARUKI「あのね、この靴、すげーんだよ」
HARUKIは、自慢げに靴を脱ぎ、スパイクを見せた。
テレビくん「いいですね、それ」 HARUKI「すごい威力!」 テレビくん「紳士用あるかな」 HARUKI「あるんじゃね?」
するとテレビくんは、仕事もそっちのけでネットで、スパイク付きの靴を探し始めた。
朝のひと仕事が終わろうとした頃に、かわいいおばさんがようやく到着。 かわいいおばさん「あーん、私もう、会社に着けないかと思ったぁぁ」 HARUKI「お疲れ様〜」
もちろん、HARUKIが靴をぬいで見せたのは言うまでもない。
この日、HARUKIが靴を脱いでスパイクを何人に見せたかは、あまりに恥ずかしいのでシミツ(笑)。
お昼前。 かわいいおばさん「そーいう靴、買えないわよぉ」←彼女もネットで検索しまくったらしい HARUKI「え?」 かわいいおばさん「ネットでは、すべて売り切れなのよぉ」 テレビくん「ボクは、そーいうスパイクを靴底にはめるのを注文しました」 HARUKI「そんなのもあるんだ?」 テレビくん「あります」
午後、喫煙所にて。 エライ人「その手の靴、北海道で売ってるっていうのは知ってたけど、東京でも買えるんだな」 HARUKI「はい」 エライ人「知らなかったよぉ」
は? へ?
っていうかぁ、HARUKIは、エライ人にはこの靴の裏、見せてないんですけどぉ。
きっと「HARUKIさんのはいている雪靴はごにょごにょごにょ」といううわさが、数時間で社内をかけめぐったのだろう(爆)。
恐るべし、HARUKIの会社!←ヒマなんだな、きっと
いやぁ、無駄のような買い物もたまーーーーーーーーーに、役立つこともあるんだなぁ。 ちとうれしかった今日のHARUKIであった(笑)。
今日の教訓:備えあればうれえなし
Mikan HARUKI
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